ご存知ですか?猫背の人はどんな治療院に行けばいいのか

2016年3月1日 : 肩こり,腰の痛み,頭痛

体の力を抜いた状態で立位を真横から見た時、足の外踝・骨盤・肩・頭(耳の穴)の点を結んだ一直線から肩や頭(耳の穴)が少しでも前方につき出たり、骨盤が後方へ圧し出されたり、背中が丸まり、顎が少し上がっているのが「猫背」と言えるでしょう。

その程度は様々で、猫背とは外見から判断できない軽度の方から、慢性的な痛みを伴うはっきりと猫背と分かる重症の方まで、治療機関をどう選んだらよいのか、悩んではいませんか。そんな方へ、治療機関をご紹介しましょう。

 

病院や診療所・クリニックの整形外科

一般的にみなさんが「病院」と呼んでいる保険医療機関で、「猫背」=脊椎の弯曲が一目でわかる画像診断を行ってもらえます。

背骨(脊椎)は首(頸椎)・胸(胸椎)・腰(腰椎)・お尻(仙骨)・尾てい骨(尾骨)のパーツに分かれていて、全体にS字を描くようにできています。胸椎は元々後ろに弯曲しているのですが、その弯曲がどれほど強いのかを診断してくれます。

また、脊柱管狭窄症やヘルニアといった弯曲による椎間板の潰れや神経接触がないか、側弯症などの脊椎の捻じれがないか、外からでは分かりにくい損傷確認をすることで、猫背加療との優先順位が決まることもあります。通常はX線レントゲンで診断を行いますが、保険医療機関の設備によってはCTやMRIなどによる精査も可能です。

治療自体は、牽引や温熱療法、ストレッチといった理学療法士による加療があり、痛みを伴う場合は痛み止めといわれる飲み薬や湿布薬(消炎鎮痛剤)や末梢神経薬(ビタミン剤)の投与も受けられます。

 

接骨院

「ほねつぎ」といわれる治療機関で、低周波・赤外線といった電気療法、牽引、マッサージのよる加療を行います。

捻挫や鞭打ちの治療を行うといった印象がありますが、インナーマッスルを活性化して体の軸を安定させて体の歪み改善するなど、自宅のストレッチではなかなか思い切って行えなかった脊椎の理想的なカーブを取り戻す骨格矯正やその後のストレッチ指導なども受けることができます。

骨をばきばきと鳴らして痛みを伴う矯正を心配される方もいらっしゃいますが、小さいお子さんから高齢の方までが施術を受けられるよう、ご自身の体重をかけながらの骨格矯正や、正しい脊椎や骨盤位置を定着させるストレッチなど、接骨院によって独自の施術方法がありますから、HPや身近な方からの口コミ、メディアに引っ張りだこで猫背に関する著書も多い長野の先生など全国各地でご自身が受けたい、最適だという治療方法を探すこと、また受診の際には先生にご相談されることが、猫背解消のスタートとなります。

 

整体院

効率よく、安全に猫背を改善する為に、現在の姿勢や体の歪み、柔軟性、動きの癖、筋力、痛みの有無などを確認し、体の状態を明確にします。

カウンセリングのうえで、体の状態やライフスタイルなどを考慮しながら個々に対する猫背改善プランを提供し、強度や難度を調整しつつ、最適な形になるよう調整を行います。

背筋を伸ばした状態を維持する矯正ベルトを使用する場合もあります。脊柱管狭窄症やヘルニアといった脊椎本体に異常がない限り、脊椎そのものや脊椎がつながっている骨盤を正常なカーブや位置に戻すよう、骨格矯正と周りの筋力強化を行うことが可能ですが、整体法は先生によって異なりますし、通院回数も程度や施術内容によって異なります。

また通院に要する時間が確保できない、デスクワーク中心で悪い姿勢をどうしても長時間しがちなど、ご自身のライフスタイルも関与してきますから、1回の施術で改善した、慢性的な痛みが解消した、数回の治療を要するが悪い姿勢に戻らないように体が覚えたなど、先生の施術方法や実績を調べた上での受診しましょう。

 

まとめ

まずはご自身の脊椎のカーブ強度や他の損傷がないかを確認することから始めてみましょう。損傷がある場合は、猫背の骨格矯正やストレッチによって損傷を悪化させることがありますから、医師との相談が必要です。損傷が見受けられないようなら、整形外科、接骨院、整体院など、治療方法をご自身で選択することが可能になります。

整形外科では手術・リハビリ・投薬など保険診療範囲が点数化されているので保険証による保険診療が可能ですが、範囲外の骨格矯正や未承認治療に関しては自費診療となります。

 

接骨院では急性外傷に対しては保険診療が認められていますが、腰痛や肩こりとった慢性疾患には保険診療が適応されません。整体院は国家資格ではないので、元々保険適応がなく、自費治療となります。

その反面で、接骨院や整体院の自費治療に関しては保険診療点数に縛られない、柔軟な治療方法の提供を受けることができます。治療方法と料金をしっかり確認の上で、受診先を選びましょう。

 

猫背を矯正するということは、長年にわたってしみついてしまった体の癖をリセットすることになります。「きれいな美しい姿勢」に立ち戻ることで、慢性的な不快感や体の歪みから解放されることを目指しませんか。

 

 

 

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猫背を改善する7つの筋トレ

2016年2月29日 : 肩こり,腰の痛み,頭痛

治療院での骨格矯正は脊椎や骨盤を正しい姿勢や位置に戻してくれます、また治療院や自宅でのストレッチはその姿勢や位置を維持しようと体に働きかけてくれます。

しかし、それだけでは「きれいな美しい姿勢」の完成ではありません。ではどのように完成形へと導いたらよいのでしょうか。

 

筋力強化

欧米人に比べて、日本人の体は厚みがなく、薄く横に広がっているので、臀部や大腿部、背部、腹部の筋肉が発達しにくく、骨盤を正常な位置に固定することが困難で、骨盤が後方へ、頭を前方へとつき出してバランスを取ろうとします。つまり、無意識のうちに猫背の姿勢を取っているのです。

いくら正しい姿勢や位置に骨格を矯正しても、それを維持しようとストレッチに励んだとしても、固定や支えとなる筋肉がなければ、いずれ歪んだ状態に戻ってしまいます。

元々発達しにくい上に、痛みや年齢など運動制限がある場合、筋肉は落ちる一方になってしまいますし、筋肉落ちて弱くなると更に猫背になりやすいといった悪循環を生み出します。

それを食い止め、歪んだ悪い状態へと戻らないように骨格を支える筋肉を強化する必要があります。

 

脊椎のバランスを保つように背筋・腹筋・肩甲骨周りの筋肉を鍛える

腹筋ばかりを鍛えていると筋力が落ちているわけでもないのに背筋が腹筋に引っ張られて猫背になる、また、腸腰筋(ふとももの付け根にあって歩行時や足上げの時に使う筋肉)が弱っていると骨盤がお尻の大臀筋に引っ張られて後ろにずれるので猫背になるなど、片手落ちの筋トレはかえって逆効果となります。

腹筋と背筋はバランスが大切で、更には腹筋は反対側にある背筋と相乗効果を生み出します。てこのように力点のためには作用点も必要だというわけです。無理ない範囲で各10回1セットを行い、慣れてきたら1日3セットを目安に増やしていきましょう。

 

腹筋を鍛える筋トレ:仰向けに寝て頭の後ろで手を組みます。息を吸いながら足をあげて膝を90度に曲げます。

おへそを覗き込むようにぐっと体を曲げて上体を起こし胎児の姿勢を10秒間キープ(呼吸も止める)。ゆっくりと息を吐きながら足・体の順番で戻します。

 

・背中・腰周りの筋トレ:うつ伏せに寝て顎の下に手を組みます。

肩幅よりもやや広めに脚を開き、息を吸いながら両足を上に上げて金のシャチホコ姿勢を10秒キープ(呼吸も止める)、ゆっくり息を吐きながら元の姿勢に戻します。 

猫背で一番筋肉が衰退している肩や肩甲骨周りの筋肉も、併せて鍛えましょう。無理ない範囲で各10回1セットを行い、慣れてきたら1日3セットを目安に増やします。

 

・肩・肩甲骨周りの筋トレ:壁に向かい合って立ち、肩幅に手をつきます。そのまま息を吸いながら壁へ顔を近づけ、息を吐きながら顔を元の位置に戻すといった腕立てをします。

動作はなるべくゆっくりで、顔を壁ぎりぎりまで近付けることが大切です。

 

・腹這い反り起き:床にうつぶせになって腕立ての姿勢をとります。おなかを床につけたまま、息を吸いながら腕だけを真っすぐに伸ばします。

腰を反った状態で10秒キープ(呼吸も止める)。

ゆっくりと息を吐きながら元の姿勢に戻ります。腹筋・背筋・肩甲骨周りの筋肉を同時に使うので、壁の腕立てができるようになってから取り入れましょう。

腕を一気に伸ばさず、お腹を床から離さない、ゆっくり行うことがポイントです。

 

姿勢を意識しながらの筋トレ

歩く、座るといった動作時を使っての筋トレも可能です。腕や足を動かすことなく、意識をその箇所に集中させることで力が入り、筋肉を動かすことが可能になります。

 

・歩く時は、おへその辺りから足を踏み出すイメージを持ちましょう。そうすると踏み出した瞬間に腹筋が、蹴り上げる瞬間に背筋が運動を始めます。

意識するだけで姿勢を正さなくとも無意識のうちに背筋がピンと伸びるという効果があります。

 

・座る時は、土台となる坐骨を安定するように、前が狭く後ろが広い三角形型のイメージで椅子にのせると自然と姿勢が伸びます。

お尻の肉で座るというよりも、坐骨を意識しながら座って余計な力を抜くことで無理なく姿勢を維持することができます。

 

・ちょっとした待ち時間として立っている時は、両足を肩幅に開いて立ち、両手の平でおへその周りを囲むように下腹部を覆い、大きく息を吸いこんだらぐっと手の位置に力を込めて30秒ほど息を止めて下さい。

そのあとはゆっくり息をはき出します…どうでしょうか、腹筋と背筋に力が入りませんか?それを3~5回程繰り返したら終了です。立つのが辛い方は、仰向けに横たわって行ってもよいでしょう。

 

まとめ

腰痛で腹筋・背筋運動なんてとんでもない、膝の変形で長いこと動くことができないという方も多いはずです。学生のようにがむしゃらな運動は必要ありません。

ご紹介した筋トレはみなさんがご存じの腕立て・腹筋・背筋をもっとソフトにしたものですが、筋肉に緊張を与え、動き、強化するのに十分な運動量となっています。

一度に行わなくとも、少量の運動を一日に数回に分けて、それを毎日行うだけでも有効的です。もちろんジョギングや水泳を行っている方はそのまま継続していただくことにこしたことがなく、他にもなるべくウォーキングやストレッチを行う等方法はありますが、無理なく、毎日続けることが大切です。

 

 

 

 

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警告!猫背を放置していると病気になりますよ

2016年2月28日 : 肩こり,腰の痛み,頭痛

猫背というだけで、すでに姿勢が悪いという印象を持たれてしまいます。そんなマイナスイメージ以外に、猫背はどんなリスクを伴うのでしょうか。

 

外的要因

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」

その佇まいや姿勢の美しさを表す諺があります。きれいな美しい姿勢は、男性であれば「背筋がピンと張っている人」「責任感が強い」「男らしく包容力もあり頼もしい」、女性であれば「凛とした人」「真っ正直な」「女性らしくてたおやかで美しい」といった好印象を感じさせます。

 

それに対して、猫背から受ける印象は、先の「姿勢が悪い」に加えて、「自信がなさそうな」「陰湿な」「貧相」「頼りない」、猫背や巻き肩でジャケットやシャツの位置が合わず、かばんがずれ落ちそうで、なんとも「だらしない」といった全く正反対のものとなります。

 

あくまで内面的なものを無視した印象ですが、姿勢から受ける第一印象はダイレクトに受ける視覚インパクトのため、無視できるものではありません。

印象を受けるだけでなく、その反対も然り、印象を与える側に立った時には少しでも良い印象を与えたいと誰もが思い、面接や営業、プレゼンテーション、お見合いなど勝負処でピンと背筋を伸ばすのです。

またそうすることで、今までよりも自分に自信が持てるようになるといったプラス効果もあります。猫背を放置した場合は、一瞬といった時間であっても自力で背筋を伸ばすという行為が物理的に困難となります。気持ちがあっても第一印象を良く持ってもらえない、意欲が通じないといった視覚インパクトを与えるようになってしまいます。

 

内的要因

猫背は美しく見えないだけでなく、頭が前につき出て背中が丸まることで、あるいは骨盤を正常な位置に固定することが困難で常に首・背中・腰などに負担がかかり続けるために、慢性的な体調不良を引き起こすことにつながります。

一番多い不調は肩コリや首こりで、頭痛や吐き気・耳鳴り・目のかすみも伴う場合があります。筋肉を動かさないことや血行不良から四十肩・五十肩の原因、腕のしびれ・手の冷えなどの引き金にもなり得ます。

ストレートネックといった脊椎本来のS字曲線が崩れたことから、振動や衝撃が吸収されずに肩や腰を痛めやすいことも心配です。

 

常に前のめりで胸部を圧迫していることで呼吸が浅くなりやすく、過呼吸や集中力散漫、口呼吸が多いことからウィルス感染することもあります。常時酸欠状態や視線が下を向くことから、気分がめいりやすくなります。

同様に圧迫される内臓の働きが悪くなることから疲れやすく、行動意欲が湧かず、パフォーマンスの低下も危惧されます。

 

何よりも心配なのは、猫背姿勢は体の至る所に負担がかかるので、放っておくと進行する一方だということです。簡単なストレッチで改善される猫背が、がちがちに固まってしまい、自力では改善できなくなる、背中が丸まって目線位置が下がる・届いたはずの場所に手が届かない、筋力が低下して姿勢の安定が保てずに転倒しやすくなる、歩行すらままならなくなるなど、慢性的な体調不良に留まらず、日常生活に不具合や危険を伴うようになります。

 

二次性内的要因

慢性的な体調不良から、他の症状へとつながることもあります。

姿勢が悪くなると筋肉のバランスが悪くなって、ぽっこりお腹、二の腕のたるみやバストが下がるなどスタイルの崩れの原因になります。

すると全身、骨盤の歪みにつながって、内臓が骨盤に落ち込んで、老廃物やリンパの流れを滞らせるため、代謝を悪くしやせにくい体質を作るようになります。代謝が悪くなれば血行不良も起こり、筋肉の活動も不良となるので便秘にもつながります。リンパが圧迫されてむくみが起こりやすくなります。

 

体調不良や血行不良、筋肉バランスの崩れが起こした便秘・むくみ・代謝異常は運動障害を引き起こすことで筋力低下も引き起こして、更に血行不良や筋肉バランスを悪くし悪循環を続けます。

体型が変わることも、ただの食事制限や間違った運動だけでは根本の原因である猫背が改善されず、有効な効果が期待できないとダイエット失敗から投げやりや運動不足となり、姿勢は更に前のめりとなります。

神経の多く集まる脊髄や頸部を圧迫し自律神経のバランスを崩しやすくなり、精神的にも肉体的にも大きなダメージを受けるようになります。

 

まとめ

猫背を自力で何とかできるうちに改善しておけば、デコルテを見せることで年齢より若くきれいな姿で授業参観へ赴く、自信にあふれ堂々とした態度でプレゼンテーションを行うといった自身へとつながります。

また、慢性的な肩コリや片頭痛といった痛みや不快感から解放され、日常生活を快適に過ごすことができるようになります。体型の崩れややせにくい体質といった恐れから逃れられ、アンチエイジングのための体質改善を行うことだってできます。

また、自力で改善できなくとも、最後の砦である専門医がいます。猫背を放置せず、また仮に猫背が進行していたとしても、あきらめず、リスクを一つずつ取り除いていきましょう。

 

 

 

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強直性脊椎炎になったらどんな病院に行けば良いか知っていますか?

2016年2月15日 : 腰の痛み,膝の痛み

強直性脊椎炎の多くは10歳代〜20歳代、遅くても30歳代までに発症するとされています。初発症状は臀部や背中の痛みであることが多く、症状に日によってムラがあることや、身体を動かすことで痛みが和らぐことなどが特徴として挙げられます。また、進行が比較的ゆっくりであることが多い疾患でもあります。このような強直性脊椎炎が疑われる場合、どのような病院を受診するのが良いのでしょうか。

 

整形外科

強直性脊椎炎は仙腸関節や腰椎の炎症から始まり、胸椎や頸椎、股関節、肩関節、靭帯や腱の付着部へと炎症範囲が拡大していく、いわゆる運動器の疾患です。そのため、整形外科で診察、治療を受けることが可能です。

 

運動器とは、身体運動を行うために必要な器官、つまり筋肉や骨、関節、靭帯、神経などの総称です。私たちの身体はこれらの運動器と呼ばれる器官がそれぞれ連携することで、運動を行っており、このうちのどこかが障害されることで身体運動に支障をきたします。整形外科は主に、この運動器の機能的改善を主目的として治療を行う診療科です。

 

また、強直性脊椎炎では、まず臀部や背部の疼痛を初発症状として訴えることが多いとされています。そのため、最初はただの腰痛や腰椎椎間板ヘルニア、坐骨神経痛などを疑って医療機関を受診するケースも多いです。これらの疾患においても、整形外科は第一選択となりやすく、そこで強直性脊椎炎が発見されることも少なくありません。

 

膠原病科・リウマチ科

強直性脊椎炎は朝に身体を動かしにくいことや関節の炎症など、関節リウマチと類似した症状を示すことがあります。そのため、初診に膠原病科やリウマチ科を受診する方もいらっしゃいます。膠原病とは全身の筋肉や関節、血管、皮膚などの炎症を引き起こし、原因不明の発熱、湿疹、関節の痛みなどの症状を伴う疾患の総称です。古くからの代表的な膠原病としては、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス(SLE)、多発性筋炎、皮膚筋炎、リウマチ熱、結節性多発性動脈周囲炎などがあります。

 

また、近年では、強直性脊椎炎や乾癬性関節炎なども膠原病の類縁疾患として扱われることがあります。強直性脊椎炎や乾癬性関節炎など疾患群の総称である血清反応陰性関節炎は、関節内に菌が検出されない(化膿性関節炎ではない)亜急性期の関節炎という点では、関節リウマチとも類似しています。しかし、血清反応陰性関節炎では、リウマトイド因子という因子が陰性となる点が関節リウマチとの大きな違いでもあります。

 

強直性脊椎炎の検査

では、強直性脊椎炎が疑われる症状で、医療機関を受診した際には、どのような検査、診察を受けることになるのでしょうか。強直性脊椎炎の診断、鑑別に必要となる検査をご紹介します。

 

まずは、問診などにより臨床症状の確認が行われます。痛みのある部位や程度、そして腰椎を中心とする脊椎の運動性の制限の有無や程度などです。また、胸郭の拡張性低下も特徴的な症状であるため、息を最大限吐いたときと、吸ったときでの胸郭の広がり方の差、というのも診断に用いられます。

 

強直性脊椎炎も、その他の多くの疾患と同様に画像検査が行われます。強直性脊椎炎の異常所見はまず、仙腸関節と呼ばれる部分に生じることが多く、多くの診断基準の中にも仙腸関節の所見に関する項目が含まれています。仙腸関節とは、脊椎の最下方で骨盤を構成している仙骨と腸骨という2つの骨によって作られる関節です。関節という名前がついていますが、肩関節や股関節のような自由度はなく、数mmの動きで身体活動のコントロールやバランス制御、骨盤への負荷の分散などに寄与します。強直性脊椎炎では、通常仙腸関節にびらんが出現し、関節裂隙が拡大します。さらに、病態が進行すると、びらん周辺に硬化像が出現し、関節裂隙が狭小化、最終的に強直へと向かいます。X線撮影では、まず仙腸関節にこのような所見がみられるか、そしてその所見が左右の仙腸関節の両側にみられるか、片側のみかを観察します。その他、脊椎の画像所見にも異常がみられやすいです。特に、前縦靭帯と呼ばれる靭帯の付着部の骨化、つまり靭帯骨棘形成や、椎体の方形化がみとめられます。また、病態が進行していると、椎体が竹節状となる竹様脊柱(Bamboo spine)という状態での強直が起こります。また、坐骨結節や踵の腱付着部の所見も画像診断に利用されます。

 

血液検査では、赤沈値やCRP(C反応性蛋白)値など炎症状態の判断に用いられます。また、関節リウマチの患者では約8〜9割が陽性となるリウマトイド因子というものが陰性となるのも強直性脊椎炎を含む血清反応陰性関節炎の特徴です。特に関節リウマチであれば、疾患が重度となるほどリウマトイド因子の数値は上昇していくため、リウマトイド因子が陰性というのは鑑別診断にも有用です。加えてヒト白血球抗原(HLA)の検査も診断補助に有効です。強直性脊椎炎の患者は、このHLA検査を行うと約9割がHLA-B27が陽性となるとされています。

 

 

 

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ご存知ですか? 強直性脊椎炎の改善について

2016年2月14日 : 腰の痛み,膝の痛み

強直性脊椎炎は仙腸関節を初めとし、腰椎や胸椎、頸椎、股関節、肩関節などへと炎症が広がっていく全身性の疾患です。その原因についても、未だ明らかとなっていない部分が多く、根治療法も確立されていません。そのため、強直性脊椎炎の治療は、症状を緩和する対症療法が主となります。薬物療法や運動療法、不良姿勢を防ぐことによって、痛みなどの症状を和らげながら、脊椎や関節の可動性低下を防ぐことを目的として治療を進めていきます。

 

強直性脊椎炎に対する薬物療法

強直性脊椎炎に対する薬物療法は非ステロイド系消炎鎮痛剤(NSAIDs)と呼ばれる薬剤が中心となることが多いです。これは、ステロイドホルモンを含まない抗炎症作用を有する治療薬の総称です。炎症などを引き起こすプロスタグランジンという物質の生成を抑制する働きがあり、疼痛の緩和作用も含んでいます。頭痛や腰痛、生理痛などのさまざまな痛みに対しても使われることが多い薬剤であり、関節リウマチの治療にも使われることが多い治療手段となります。

 

また、近年では、激しい炎症や痛みが続く場合、生活への障害が著しい場合には、TNF阻害薬という薬剤が使用されることもあります。これは、強直性脊椎炎の患者の関節や脊椎で過剰に産生されているTNF-α(腫瘍壊死因子:Tumor necrosis factor-α)という物質の生成を阻害する薬です。TNF-αは、免疫や炎症に関与するサイトカインというたんぱく質の一種です。

 

強直性脊椎炎の患者は、その症状の経過が非常に長期間にわたることも特徴の1つです。早ければ10歳代から発症することもあり、その後長期間にわたって薬物療法を継続していくケースも多いです。その中で、他の身体の不調が重なる場合もあります。薬には、それぞれの組み合わせを考慮して服用していく必要がありますので、かかりつけ医以外を受診する場合には、普段から服用している薬を覚えておいて、説明する必要がありますので、注意が必要です。

 

強直性脊椎炎に対する運動療法

運動療法は強直性脊椎炎の治療において、薬物療法と並んでとても重要となります。強直性脊椎炎の症状は身体を動かすことで緩和することが多く、強直性脊椎炎の方のための体操療法もあります。特に、強直性脊椎炎による炎症が起こりやすい脊椎や肩関節、股関節は一通り動かしておくことで、強直が起こるのを防ぎます。

 

頭や頚であれば、上を見上げる・下を向くといった前後の動き、左右を向く回旋方向の動き、そして左右に頚をかしげるような左右の動きをそれぞれ数回、同じ回数ずつ繰り返します。加えて、口を大きく開け閉めするような顎の運動も行います。

 

体幹についても同様に、前後、左右、回旋方向の動きを行います。左右、回旋の動きは椅子に座って行うのが良いでしょう。椅子に座った状態で、左右にそれぞれ身体を大きく捻る回旋の動き、身体を左右に傾ける動きを数回繰り返します。前後の動きは四つ這いで行います。四つ這いから、頭を下にさげ背中を丸める動き、反対に、頭を持ち上げて背中もまっすぐに伸ばす動きを数回繰り返します。

 

肩の運動は大きく、可動範囲全体を動かすように行います。まず、肘を曲げて、指先で自分の肩を触ります。そして、肘の先で大きな円を描くように肩を広く、大きく動かしましょう。

 

また、肩周りや脊椎の可動性低下に伴い、胸郭の可動性が低下するのも強直性脊椎炎の患者の特徴です。そのため、できるだけ胸郭の動きを意識した深呼吸も数回行いましょう。

 

股関節も体操を行った方が良い関節の1つです。股関節の体操は、同じように椅子に座って行うことができます。足先を近づけて座った状態から、両膝を外側に開きましょう。足先の位置は変えずに、股関節の回旋の運動を誘導していきます。また、可能であればベッドの上でうつ伏せになることも有効です。これは、股関節を伸ばす方向の運動であり、うつ伏せになった状態を5〜10分程度維持しましょう。

 

このような体操については、医師や理学療法士などから助言をもらうことができるかと思います。医療機関を受診した際に、自宅で行うことができる体操についても尋ねてみるのが良いでしょう。

 

強直性脊椎炎に対する手術療法

強直性脊椎炎の治療は、薬物療法と運動療法が中心であり、手術療法というのは原則行われません。脊椎の変形が非常に高度となり、前を向くことすらままならないような高度後弯変形であれば、矯正骨切り術という手術の適応となることもあります。しかし、日本人でそこまでの高度な変形は非常に稀であると言えます。

 

一方、強直性脊椎炎が原因となって、日常生活や歩行に支障をきたすほどに股関節や膝関節の動きが悪くなった場合には、股関節や膝関節に対して人工関節全置換術を行うこともあります。これは、変形性関節症や関節リウマチなどの患者に対して行われることが多い手術で、人工の関節と入れ替えることによって、痛みの緩和や、歩行能力の改善を目指します。

 

 

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整体師がお伝えする強直性脊椎炎の原因とは

2016年2月13日 : 腰の痛み,膝の痛み

主に骨盤や脊椎、さらには股関節や肩関節などの炎症、靭帯の付着部炎を主とするのが強直性脊椎炎です。その原因についても未だ解明されていない部分もあり、国の定める難病としても指定されています。今回は、この強直性脊椎炎の概要、原因、有病率についてご説明します。

 

強直性脊椎炎の概要

強直性脊椎炎は、血清反応陰性脊椎関節症(Seronegative spondyloarthropathy:SNSA)と呼ばれる疾患群の代表的な疾患です。英名は、Ankylosing spondylitisという名称であることから、ASと呼ばれることもあります。

 

血清反応陰性脊椎関節症というと、ほとんどの方は聞き覚えのない名称であるかと思います。この血清反応というのは、いわゆるリウマチ反応として考えることができます。関節リウマチというと、ご存知の方も多いのではないでしょうか。関節リウマチでは、全身の関節の腫れや痛み、変形などの症状を引き起こす全身性の炎症性疾患です。この関節リウマチには、約80%にリウマトイド因子という自己抗体の陽性反応が検出されます。一方、血清反応陰性脊椎関節症に当てはまる疾患ではこのリウマトイド因子が検出されません。

 

また、血清反応陰性脊椎関節症による関節炎は化膿性関節炎とは異なるため、関節内に細菌がみとめられないことも特徴です。つまり、亜急性期に関節炎を発症するが、関節内の細菌がみとめられず、リウマトイド因子が陰性である疾患群が血清反応性脊椎関節症と呼ばれます。

 

血清反応脊椎関節症の代表的な疾患は強直性脊椎炎のほかに、乾癬性脊椎炎や反応性関節炎(Reiter症候群)、炎症性腸疾患に伴う関節炎、若年性脊椎関節症、分類不能脊椎関節炎などが挙げられます。リウマチ熱やライム病という疾患も、リウマトイド因子陰性とはなりますが、これらは血清反応性脊椎関節症には分類されていません。

 

強直性脊椎炎の原因

強直性脊椎炎の原因については、未だはっきりと明らかになっていない部分も多いです。しかし、その発症には、ヒト白血球抗原(Human leukocyte antigen:HLA)のタイプが関係しているとされています。これは、大まかにいうと白血球のタイプのことを指しています。A型やB型、O型、AB型といった血液型は赤血球のタイプによるものですが、同じように白血球にもタイプがあると考えると分かりやすいかと思います。

 

強直性脊椎炎の患者は、血液のHLA検査を行うと、約90%の患者がHLA-B27が陽性となるとされています。ただし、HLA-B27をもつ方が必ず強直性脊椎炎を発症するわけではなく、HLA-B27陰性であっても発症する可能性もあることから、HLA-B27だけが原因となるわけではないと考えられています。

 

また、親族での発症も10%程度みられることから、遺伝的な影響がある可能性も推測されています。このようなHLA-B27の陽性反応や遺伝的素因に、細菌感染や免疫異常といった後天的な要因が合わさることで、発症につながるのではないかと考えられていますが、その詳細については未だ、明らかにはなっていません。

 

白人を対象としたある研究では、その他の血清反応脊椎関節症とHLA-B27との関係も示されています。強直性脊椎炎ではHLA-B27陽性率が90%程度であり、反応性関節炎では40〜80%、乾癬性関節炎では40〜50%、炎症性腸疾患に伴う関節炎では35〜75%、分類不能脊椎関節炎では70%という陽性率となっています。そのため、血清反応脊椎関節症はHLA-B27関連関節炎と称されることもあります。しかし、これらの陽性率は白人における研究結果であり、日本人を含むアジア人の患者にも同様のことが当てはまるかどうかについては断定できません。

 

強直性脊椎炎の有病率

疫学調査では、強直性脊椎炎の国内での有病率は0.04%であるとされています。また、人種による有病率にも違いがあり、一般には白人の方が発症をしやすい疾患であると言えます。アジア人の中でも、日本人はHLA-B27をもつ人の割合が低いことから、インドや中国、韓国と比べても強直性脊椎炎は稀な疾患となります。

 

男女の比率で見ると、9:1〜5:1であるとされており、男性に発症しやすい疾患であると言えます。リウマトイド因子が陽性となる関節リウマチでは、男女比が1:4と女性に多いのと対照的です。

 

10歳代、20歳代と若年で発症することが多い疾患です。そのほとんどが、30歳代までに発症するとされており、40歳を超えて発症することは非常に稀です。そのため、症状のピークは青年期、壮年期となることが一般的です。また、強直性脊椎炎は関節リウマチなどの類似した症状を示す疾患が多いことや、日本での有病率が低いためになかなか疑われにくいことなどから、早期発見・早期診断が行われにくい疾患です。発症から診断までに3年から長ければ20年、平均でも9年ほどを要するとされています。このことを考えると、未診断の強直性脊椎炎患者の存在も推測され、実際の有病率はもう少し高くなることが予想されます。

 

 

 

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お知らせ! 強直性脊椎炎の症状とは・・・

2016年2月12日 : 腰の痛み

強直性脊椎炎はその原因についても明らかとなっていない部分が多く、国の定める難病としても指定を受けています。

 

これは、その名の通り、脊椎の炎症を主とする疾患です。脊椎は、小さな骨である椎骨とその間に挟まる椎間板によって構成されており、身体の複雑な動きを可能にしています。この脊椎に炎症が起こることで、骨破壊や癒着が起こり、脊椎は徐々に可動性を失っていきます。また、脊椎の炎症は股関節や肩関節といった周囲の関節への広がりを見せることもあります。その症状には、日によってムラがあることから、時には怠け病とも言われることがある強直性脊椎炎、今回はその具体的な症状について見ていきましょう。

 

強直性脊椎炎の病態

強直性脊椎炎による症状は、まず仙腸関節という関節の炎症から始まることが多いとされています。仙腸関節とは、脊椎の最下部に位置し、骨盤を構成する仙骨と腸骨によって作られた関節であり、数多くの靭帯によって補強されています。仙腸関節の動きは非常に微細ですが、日常生活の中で脊椎のバランスをとる重要な働きを担います。

 

強直性脊椎炎はこの仙腸関節に始まり、腰椎、胸椎へと上向きに拡大していく椎間関節の関節炎、そして脊柱靭帯の付着部炎が主な病態となります。椎間関節の炎症は軟骨の侵蝕による関節裂隙の不整や狭小化、骨硬化などへと進行し、最終的に強直と呼ばれる状態へと移行します。強直とは、関節を構成する骨や軟骨が変形・癒着することで関節運動が制限されてしまう状態です。

 

一方、靭帯の付着部炎は、椎体隅角部の侵蝕や骨硬化、椎体前面の骨膜化、椎間板辺縁の線状骨化などが生じ、最終的には椎体間の骨性癒合が生じてしまいます。これは腰椎や胸椎をはじめ、頸椎まで広がることもあり、X線撮影では、竹様脊柱(Bamboo spine)と呼ばれる所見がみられます。

 

また、脊椎だけでなく、肩関節や股関節といった、脊椎に近い関節にも炎症が起こりやすく、進行していくことで骨破壊が生じます。さらに、骨自体は炎症を繰り返すことで、弱化してしまい、骨粗しょう症も引き起こされます。

 

強直性脊椎炎の症状

強直性脊椎炎はその病態から、最初は仙腸関節や腰椎の炎症による腰痛、臀部痛などの症状から始まることが多いです。そのため、始めはただの腰痛や坐骨神経痛かと勘違いすることも少なくありません。痛みの進行は比較的ゆっくりであり、適度な運動によって症状が緩和したり、日によって痛みの程度に違いがあったりするのも特徴です。また、股関節や肩関節を中心に、四肢関節にも痛みや運動制限が生じてきます。

 

初期の強直性脊椎炎では、激しい痛みがあったかと思うと、翌日には症状がほとんどなくなってしまうことも少なくありません。そのため、医療機関の受診が遅れたり、症状を上手く伝えることができなくなったりします。また、痛みがなく動ける日もあることから、周囲にはただ怠けているだけという誤解を受けてしまうこともあります。

 

症状が進行をしていくと、胸椎、腰椎部分を始めとして強直と呼ばれる関節運動が制限された状態に陥ります。特に、胸椎の後方に凸のカーブが過剰に増強、腰椎のカーブが消失した状態になりやすく、猫背のような前傾姿勢になっていきます。さらに、頸椎にも強直が起こることもあり、上を見上げることが難しい、場合によっては立って前を見ることも困難になることもあります。

 

ただし、このような脊椎が動かなくなるほどの重症例は患者全体の約1〜2割程度であるとされています。重症例では、発症から10〜20年をかけて、このような状態へと進行します。しかし、多くのケースでは、多少の支障があるものの、日常生活や労働を行うことができています。

 

強直性脊椎炎の合併症

強直性脊椎炎による直接の病態とは異なるが、いくつか起こりやすいとされている合併症もあります。脊椎の変形が起こっていたり、骨破壊による骨粗しょう症が進行したりしている場合には、まず骨折が起こる可能性が高くなります。特に、胸椎・腰椎部分で骨折が起こりやすく、場合によっては神経を圧迫することで神経症状を引き起こしてしまうこともあります。また、骨折が起こった部分がその治癒過程で偽関節という状態になってしまうことも少なくありません。

 

胸椎付近の炎症は胸郭の可動性の低下も招きます。胸郭の可動域制限により、肺活量が低下する拘束性換気障害という状態にもなりやすくなります。また、肺活量低下による肺合併症が起こる可能性も高まります。

 

また、患者の30%ほどには、視力低下やぶどう膜炎(虹彩炎)といった眼の症状を併発します。これは稀ではありますが、失明につながることもあります。その他にも、炎症性腸疾患のような消化器症状、弁閉鎖不全症や伝導障害といった循環器疾患などの病態が合併することもあります。このような臓器不全が強直性脊椎炎の患者の予後に影響することも多いです。

 

 

 

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指定難病としての強直性脊椎炎の説明

2016年2月11日 : 腰の痛み

慢性進行性である自己免疫疾患として、血清反応陰性脊椎炎の1つにも数えられる強直性脊椎炎。仙腸関節から腰椎を初めとし、胸椎、頸椎、さらには股関節や膝関節、肩関節などの骨や関節、そして靭帯や腱の付着部の炎症を引き起こす疾患です。疾患の進行はあまり速くはありませんが、経過は数十年にもわたり徐々に進行していきます。また、脊椎の変形、強直だけでなく、臓器病変を併発することもあります。その発症原因についても、ヒト白血球抗原(HLA)-B27遺伝子との関連があるとは考えられているものの、多くは未だ明らかとなっていません。この強直性脊椎炎の有病率は約0.04%とも言われており、日本人にとっては非常に稀な疾患でもあります。この強直性脊椎炎は2015年に厚生労働省の定める指定難病として指定を受けました。これによって、一体どのような恩恵が期待できるのでしょうか。

 

難病とは

難病とは、一般的には発症原因が解明されておらず、確固たる根治療法が確立されていない数々の疾患を指し示す総称であるとされています。この難病という概念は、昭和40年代に急増したスモンという疾患がきっかけとなって生まれたと言われています。スモンとは、視神経や脊髄、末梢神経を障害し、下痢や腹痛といった腹部症状や、下肢の脱力、立ち上がり動作や歩行が困難となるといった症状を引き起こす疾患です。このスモンという疾患に対して、詳細な研究が行われたことをきっかけとして、昭和47年に難病対策要綱が策定されたようです。

 

この要綱における難病は、
1)原因が不明であり、治療方法も未確立、なおかつ後遺症を残すおそれが少なくない疾病
2)経過が慢性にわたることで、経済的な問題だけでなく、介護などに人手を要するために家族の身体的・精神的負担が大きい疾病、として定められています。
この難病に対しては、調査研究の推進や医療施設の整備、医療費の助成などの対策が進められています。

 

平成27年からは、“難病の患者に対する医療等に関する法律”というものが定められ、施行されています。この法律の対象となるのは、指定難病と呼ばれる疾患であり、1)発病の機構が明らかでない、2)治療法が確立されていない、3)希少な疾患である、4)長期療養を必要とするもの、5)国内での患者数が一定の人数に達しない、6)客観的な診断基準が確立されている、という条件が定められています。現在では、306疾病がこの指定難病として定められており、医療費助成などの恩恵を受けることができます。

 

強直性脊椎炎は以前までは、東京都においてのみ難病医療費助成を受けることができる疾患でしたが、平成27年より厚生労働省が定める指定難病として、全国で医療費助成を受けられるようになりました。

 

強直性脊椎炎の診断基準と重症度

強直性脊椎炎の診断基準には、世界中の学会でよく用いられているニューヨーク改定基準というものの確実例が用いられています。

これは、3つの臨床症状と仙腸関節のX線所見から構成されており、臨床症状のうち1つ以上とX線所見が当てはまるものを確実例、臨床症状3項目のみ、もしくはX線所見のみ当てはまるものを疑い例としています。臨床症状としては、3ヶ月以上持続し、かつ運動によって軽減する腰背部痛・こわばり、胸椎の可動域制限、胸郭の拡張制限の3つがあります。X線所見では仙腸関節の炎症の程度を0〜4度に分類し、両側の仙腸関節で2度以上、もしくは片側の仙腸関節で3度以上の炎症所見が見られた場合と定義されています。これらの条件を満たした上で、類似した疾患である乾癬性関節炎や反応性関節炎、炎症性腸疾患に伴う関節炎や関節リウマチなどいくつかの疾患との鑑別診断を行うことで、強直性脊椎炎として診断を受けることになります。

 

そして、強直性脊椎炎として医療費助成を受けることができるのは、指定難病として定められた診断基準を満たした上で、重症度が一定以上である場合となります。この重症度は、それぞれの指定難病の特性に対して、日常生活や社会生活に支障をきたすと医学的に判断される程度であるとされています。強直性脊椎炎の重症度としては、いくつかの項目を複合的に評価したBASDAIスコアやBASMIスコア、もしくはX線所見や薬物療法への反応性、合併症である急性前部ぶどう膜炎などによって基準が定められています。

 

これらの診断基準と重症度基準を満たすと、医療費助成の対象となります。その申請にはお住まいの都道府県での手続き、もしくは指定難病審査会での手続きが必要となります。医療費助成の対象となるのは、病院での診察や治療費、薬剤費、さらには訪問看護や訪問リハビリテーションといった在宅サービスも含まれます。ただし、医療費助成を受けることができるのは、各都道府県で定められた指定医療機関のみということになります。詳しい手続きの方法や利用可能なサービス内容の詳細、指定医療機関については、お住まいの都道府県の窓口に確認するのが良いでしょう。

 

 

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医者に一生正座ができないと言われ諦めていたももうらの痛みと膝の痛みの改善例

2016年1月16日 : ヘルニア,腰の痛み,膝の痛み

平成27年11月12日来院 H.Yさん 72歳  男性  農業 多気郡明和町 

 

【H.Yさんの感想動画】

【主訴】

両膝と大腿裏(ももうら)の痛み

 

【既往歴】

心房細動

不整脈

痛風

腰のヘルニア

【症状】

(膝)

散歩していると痛くなる

 

(大腿裏)

朝起きたとき大腿裏が痛い

座っていて立つときの痛み

孫を抱くときに痛む

 

【過去の治療】

腰の牽引

痛み止め

湿布

【検査】

血圧(162/89)

脈拍76

体温36.3

握力(37/35)

  • 坐位検査

骨盤後傾

仙腸関節の硬さ

脊椎の硬さ

脊椎の回旋不足

肩の外転

  • 上向きで寝た検査

仙腸関節の硬さ

脊椎の硬さ

 

 

 

【姿勢分析】・・・写真を3方向撮る

NO.2656山本英夫さん【平成27年11月12日】1回目

 

【施術1回目】

可動域改善

痛みは残存

【施術3回目】

昼以降の痛みがましになった

【施術5回目】

座って立つときの痛み改善

朝起きて新聞を読むときも楽

【施術7回目】

医者に正座は一生できないと言われていたが10分できるようになってきた

朝だけきになる痛みがあるくらい

【施術8回目】

正座が20分できるようになった

 

【H.Yさんの感想】

P1150878

001

医者には正座ができないと言われてたがてらださんで治療してもらったら正座が20分できるようになりました。

昔とかわらず正座できるようになりました。

 

 

 

【解説】

初めて来られた時は、ももうらの痛みを訴えられ膝の痛みは医者に「一生正座ができない。」と言われていたためか半ば諦めてらっしゃいました。

3回目の施術後から身体の痛みが改善してきたのを体感されたため表情も明るくなって来られました。

 

【まとめ】

病院で改善しなかったH.Yさんはチラシを見ていただいてから来ていただきました。

レントゲンを撮って治療しても改善しなかったら諦めるしかない方が多いと思います。

諦めなければ改善する道はあるかもしれません。

 

 

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整体師が教える強直性脊椎炎になった時の改善方法

2016年1月9日 : 肩こり,腰の痛み

脊椎や仙腸関節、股関節、肩関節、筋肉の腱や靭帯の骨付着部を中心とした慢性の炎症を引き起こす強直性脊椎炎。日本では国の指定する難病の1つでもあります。臀部や腰を中心として、背中や股関節、膝関節、肩関節など、全身の広範囲へと炎症性の痛みが広がっていく疾患でもあります。また、強直性脊椎炎の重症例では疾患の進行とともに、脊椎や各関節の骨壊死、癒着によって可動性が低下し、最終的には運動性が消失する強直と呼ばれる状態へと向かっていきます。

 

このような重症例では、頸椎・胸椎・腰椎の強直や可動性低下によって、前を向くことや上を向くことが困難となるなど、日常生活への支障をきたすこともあります。また、強直性脊椎炎は10代〜20代で発症することも多く、就学・就労において、身体的だけでなく心理的にも困難に直面することもあります。しかし、その一方で、強直性脊椎炎の進行は比較的ゆっくりであり、日常生活や労働を工夫しながら行っているケースも非常に多いです。この強直性脊椎炎の患者が、日常生活を送る上ではどのような注意点、工夫があるのでしょうか。

 

強直性脊椎炎と運動

強直性脊椎炎の患者は、身体を動かすことで、痛みなどの症状が和らぐことが多いです。また、運動は身体機能や心肺機能の維持にも効果的であるため、できる範囲で身体を動かしていくことは大切です。格闘技やラグビーのような他者との激しい接触があるスポーツは避けるべきですが、他に趣味としているスポーツがあるのであれば、自分の好きな運動を定期的に行うことをオススメします。また、特に行っているスポーツがなければ、ただ歩くだけでも効果的ですし、水泳や、水中を歩くことも有効です。

 

また、強直性脊椎炎の方に効果的な体操というものもあります。できるだけ頻繁に身体を動かし、可動性の低下を避けるためにも、動かすことができる関節全てを動かすことを心がけましょう。

 

強直性脊椎炎と姿勢

強直性脊椎炎の患者の日常生活においては、姿勢について特に気をつけることも重要です。痛みを和らげるため、そして、脊椎の変形や強直を防ぐためにも、できるだけ不良姿勢を避ける必要があります。

 

基本的には、立っているとき、座っているときともに、脊椎をまっすぐにするように意識します。ただし、長時間の同じ姿勢の保持が難しいという特徴があるため、痛みを緩和させるためにもこまめに身体を動かすことも必要です。鏡で確認したり、他者に確認してもらったりしながら、背筋がまっすぐ伸びた姿勢を意識しつつ、頻繁に身体を動かすことにも気をつけましょう。座る椅子は、できれば頭まで支えることができるような背もたれの高いものが良いです。また、クッション性がありすぎると、かえって姿勢が乱れることにもなりますので、クッションは硬めのほうが良いとされています。

 

また、車の運転をする際にも、30分〜1時間に一度は、外に出て身体を軽く動かすのが良いとされています。ハンドルを握った姿勢というのは、気がつかないうちに肩甲骨を外側へと引っぱり、背中の丸まった姿勢を誘導しやすくなっています。そのため、外に出て背伸びの運動などを行うことがオススメです。また、ずっと車の中で座った姿勢を保持しているので、股関節、骨盤を真っすぐに伸ばすことも意識しましょう。

 

床の上にあるものを拾うときには、できるだけ背筋を曲げずに拾うように意識することも大切です。背中を丸めて床に手を伸ばすのではなく、膝を曲げて背筋を伸ばしたまま拾う癖をつけましょう。また、ちりとりや箒などはできるだけ柄の長い、身体を曲げなくて済む物を使用しましょう。自助具として、床の物を拾うためのリーチャーや、靴下を履く際のストッキングエイドを利用することも効果的です。洗面台や調理台、普段使用する棚やスイッチの位置なども、可能であれば背筋を伸ばしたまま操作できる位置に調整することをオススメします。

 

強直性脊椎炎と睡眠

就寝時には、基本的には仰向けで寝るのが良いとされています。このときも、できるだけ背筋がまっすぐ伸びている姿勢を心がけた方が良いです。また、枕が高いものであると、その分背筋が曲がってしまいます。安眠を邪魔するほどのものは逆効果ですが、できれば低い枕の方が良いとされています。また、可能であれば、朝晩に20分ほどうつ伏せの姿勢をとることも推奨されています。これは、脊椎の後ろ向きのカーブが増強するのを防ぐためです。加えて、起床後には、まず伸びの運動を行い、脊椎をまっすぐに伸ばすストレッチを行いましょう。

 

強直性脊椎炎と呼吸

強直性脊椎炎の患者は、脊椎の可動性の低下により胸郭の運動も阻害されやすくなります。これは拘束性換気障害という呼吸障害、さらには肺合併症の危険性をも高めます。そのため、毎日数回でも良いので、深呼吸を行いましょう。このとき、肋骨の動き、胸郭の広がりをできるだけ意識しましょう。また、喫煙は胸郭の可動性低下を助長してしまうため、できるだけ禁煙をするのが良いでしょう。

 

 

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育児での抱っこや介護のお仕事で10年以上前から腰痛や頭痛や肩こりがする患者さん

2015年12月31日 : 肩こり,腰の痛み,頭痛

今回ご紹介するのは35歳の女性

お仕事は20歳ぐらいから始めた介護のお仕事

趣味は子どもと遊ぶ事

肩こり、腰痛、頭痛に長いこと悩まされ続けた患者さんの紹介です。 

 

【主訴】

肩こり

腰痛

頭痛

このような症状で悩まれていました。

 

【既往歴】

 小学生の時に右肩が下がっていると言われ頭がかたむいている事を気にしていました。

 10年くらい前から腰痛が出始め

2年前に両肩が五十肩になりました。

肩はずっと重い感じがして他院にて首はストレートネックと言われました。

特に左側はつっぱり感があります。

天気の悪い日や月経の際にさらに頭痛がひどくなります。

 

【症状】

育児での抱っこで肩こりが辛い

介護のお仕事での姿勢で腰が辛い

特に重い患者さんの移動をする時が辛い

更にひどい時は何もできない(靴下がはけないくらいの痛みが年に3、4回おきます)

 

 【検査】

血圧(107/66)

脈拍82

体温36.7

握力(25/28)

 

  • 坐位検査

 

頚部の後屈(首を後ろに倒す)

頚部の左側屈(首を左にかたむける)

頚部の右回線(首を右にまわす)

にて特に痛みが誘発されます。

 

 

 症状がでてから当院に来院されるまでの経過

 

神経内科にてロキソニン(痛み止めの薬)を処方してもらい

肩こりにはぬり薬でだましながらきました。インターネットで検索したところ当院のエキテンを見て来院し6,7回の治療にて改善されていきました。

 

患者さんの声

No.2584村松裕美子さん

 

 10年以上前からの腰痛に加え、首や頭まで痛くなって数年

鎮痛剤を内服しだましながらきましたが、やはり根本を何とかしなければ!!と思い、人生初の整体体験としてこちらに来ました。

痛くないと効果がないと思っていましたが、こちらの痛くない施術をうけ、6~7回程通わせていただきました。

ひどいカタこりだったので完全ではありませんが、施術+アドバイスして頂いた体操やストレッチを自宅で続けたところ身体が大分楽になりました。

これからは痛くなる前にこちらにお世話になろうと思いました。

 

 

【患者さんの写真】

 

2584村松裕美子さん

 

 

 

 

 

 

 当院での治療

 当院では初回はしっかり問診行います、立位の写真を撮り体の状態、バランスをみます。その後、座位(座った姿勢)仰臥位(あおむけで寝た姿勢)腰に痛みがあるかたは立位(立った姿勢)で体のどこに原因があるか検査をしていきます。その後に施術をしていきます。

※ヘルニアの方は、もちろん腰椎の問題がありますが、ほとんどの方が痛い場所以外にも原因があります。

施術はマッサージとは違い何をされているのかよくわからないと言われる方もいますが、体の変化は体感されます。

※体の変化とは、痛みだけではありません。

 

当院での治療は体の体液循環を良くして、本来持っている自分で回復する力(自然治癒力)をうまく働くようにしていきます。主に筋膜ストレッチ、内臓の調整、骨盤調整などをさせて頂きます。検査の時や姿勢、態勢で症状により痛みが出ることはありますが、施術の強さとしては触るぐらいの強さなので痛みはありません。

 

まとめ

子育てをしながら介護のお仕事をして同じような痛み、症状で悩んでいる方も沢山いると思います。しっかり体の調整をすることにより体は改善していきます。症状により数回で痛みがなくなる方もいますし、数か月かかる方もいます。今回声を頂いた方は、痛みが強くここに来院するまでに10年以上も経っていました。このような症状をお持ちの方は治療にも頻度と期間がかかります。

治療だけではなく、普段の姿勢や、できる範囲での運動、睡眠など、ご自身でも早く改善するという気持ちがある方は改善も早いです。こちらの患者さんはご自宅にて当院にて伝えさせていただきましたストレッチ、運動を頑張って続けていただいたのもあり改善も早くみられました、あきらめずに一緒に悩みを解消していきましょう。

 

 

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バスケットをしていたら背中の痛みとシビレと腰の痛みが出た患者さんが6回の施術で改善しました

2015年12月23日 : ヘルニア,腰の痛み

9月17日来院  K.Hさん 25歳  男性  会社員 松阪市鎌田町 

 

【K.Hさんの感想動画】

 

【主訴】

  • 腰痛
  • 背中のしびれ

 

【既往歴】

  • 中学の時に腰痛・・・整形外科でヘルニアかもと言われる
  • 大学生の時にバスケット中に腰を痛める

 

【症状】

 椅子に深く座る時に「うっ」となる。

  • 足上げの筋トレ中に痛む
  • 背中がピリピリしびれる

 

【過去の治療】

 

  • 中学の時の腰痛:電気治療
  • 大学の時の腰痛:シップ1〜2週間

 

【検査】

血圧(113/67)

脈拍56

体温37.0

握力(34/31)

 

  • 坐位検査

骨盤後傾

仙腸関節の硬さ

脊椎の硬さ

脊椎の回旋不足

肩の外転

  • 上向きで寝た検査

仙腸関節の硬さ

脊椎の硬さ

 

 

 

【姿勢分析】・・・写真を3方向撮る

 

NO.2570工藤颯さん【平成27年9月17日】1回目

 

【施術】

  • 脳脊髄液の循環を良くする施術
  • 構造的な問題を解消する施術

 

【結果】

検査で硬さのあった箇所の改善、3回目以降はほとんど痛みも出なくなった。

 

P1150873

 

 

 

 

【K.Hさんの感想】

スポーツをしていて腰と背中を痛めて受診させていただきました。

最初は軽く押す施術が効くのか?と思いましたが

終わってみると体が軽くなっているように感じました。

何回か通って痛みもなくなり満足しています。

また体に何かあれば受診させていただきます!!

 

施術感想

 

【解説】

社会人になっても趣味でバスケットをされているので体のバランスを整えた後の回復するスピードが早かった。

 

【まとめ】

K.Mさんは当院が指定する来院のペースを守っていただいたので回復が早く6回目の施術をさせていただいて経過良好の為終了となりました。

 

 

あなたがもし腰の痛みのせいでバスケットが出来なくて悩んでいるならお役に立てるかもしれません。

聞きたい事があれば無料で相談できるのでいつでも電話してくださいね。

 

0120−405−100

 

 

 

フェンシングの全日本の大会までに腰の痛みと肩こりと右手首の痛みを改善したい患者さん

2015年12月18日 : 肩こり,腰の痛み

12月14日来院  Cさん 37歳  男性  教員   松阪市豊原町 

 

【主訴】

腰の痛み

肩こり

右手首の痛み

 

【Cさんの要望】

12月24日〜26日までフェンシングの全日本があるからそれまでに動けるようにしたい。

 

【既往歴】

・高校1年生の時に普段電車通学なのに30km先の学校に自転車で漕いで行った時から腰の痛みが発生した

  • 過去に3回頭痛:肩凝りからくる頭痛
  • 肩凝りは10年くらいある

 

【症状】

腰痛:ドーンという痛み

肩凝り:右肩のしびれ

右手首の痛み:日常動作で痛む

 

【過去の治療】

  • 高校1年の時は整形外科でレントゲンを撮ってもらい異常なし
  • 肩凝りと、腰の痛みの改善のために整骨院と鍼灸院に行った。施術してもらうとその時はましになる。

 

【検査】

血圧(124/68)

脈拍56

体温36.4

握力(46/36)

  • 坐位検査

骨盤後傾

仙腸関節の硬さ

脊椎の硬さ

脊椎の回旋不足

肩の外転

  • 上向きで寝た検査

仙腸関節の硬さ

脊椎の硬さ

 

・右手首の硬さ

 

【姿勢分析】・・・写真を3方向撮る

NO.2689大野幸太さん【平成27年12月14日】1回目

【Cさんに説明】

身体の機能はすぐに改善するが、クリスマスまでには痛みを消すことはできないこと。根本的に改善するために時間が必要ということを伝えて納得していただく。

【施術】

脳脊髄液の流れを良くする調整をすると検査時の硬さは改善し姿勢も良くなる。(施術時間20分)

 

 

【解説】

フェンシングの国体選手のために試合前は練習を追い込むようで、部活動でも身体を張って生徒に教え今までのフェンシング独特の動きによる身体の歪みと硬さは異常でしたがCさんがこれから身体を改善していく意識を持っていただけたのでサポートを続けていきます。

 

【まとめ】

今回は身体の機能を改善する施術だけさせて頂いたので2回目以降は構造的な施術もさせて頂きます。

機能だけの施術でも結構変化が出ました。

 

 

学生の時に身体を壊してお身体のケアをせずにどこに行ったら改善するのか分からなく迷っている方は一度【てらだ鍼灸整骨院】の施術を試してみませんか?

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腰が曲がる4つの理由

2015年12月15日 : 腰の痛み

腰が曲がってくる4つの理由

腰が曲がっているお年寄りの方を見て、腰痛があり、普段姿勢が悪い人は、将来腰が曲がってこないか不安に思う方もいるでしょう。当院にも腰痛で来院され不安を聞くと、腰が曲がってこないか心配されている方もいます。どうして腰が曲がってくるのでしょうか、どのような人に多いのでしょうか、腰はまっすぐになるのでしょうか。

 

なぜ腰が曲がってくるのでしょうか

1つの理由としては老化によるものです。老化により姿勢を支える筋肉が衰え腰が曲がってきます。

 

2つ目は、骨粗鬆症による脊椎の圧迫骨折です。脊椎一つ一つを椎骨と呼びます。椎骨には椎体と呼ばれる部分がありその前方部分が潰れることが多く変形をともないます。過度に潰れた場合はそれだけでも曲がってきますが、軽度なものがいくつかあればそれだけで腰が曲がってきます。

 

3つ目は脊椎管狭窄症、すべり症による足の痛み、しびれによるものです。この場合は前かがみになると痛み、しびれが軽減します。この状態が日常化してしまうと腰の周りの筋肉や関節が拘縮してしまい腰が曲がってしまいます。

 

4つ目は腰が曲がった状態で生活をしている事が多い、例えば農作業をしていて

草とりや、鍬での作業など中腰での作業が日常的に多い、畳や座敷での生活が多く前かがみになる姿勢が多い為です。これは腰が曲がった人がヨーロッパには少なく、日本には多い理由になります。

 

腰が曲がりやすい人にはどのような共通点があるのか 

上記にも書きましたが高齢者、特に女性に多くみられます。理由としては、背骨の変形との関連性があり、女性は更年期になるとホルモンバランスの関係で骨粗鬆症になるリスクが高まるからです。また女性は男性に比べ筋肉量が少ないために良い姿勢を維持することが難しくなります。その為に楽な姿勢すなわち前かがみの姿勢が多くなります。

 

 

症状は

まだ症状すべてが改善されているわけではないですが、主に痛みが多く言われています。曲がっている腰の周辺の痛みです。骨の痛み、椎間板からくる痛み、背骨の関節部分の痛み、筋肉の痛みなどありますが、実はどの部分が原因で痛みがでているか分からないことがあります。

ヘルニアの症状に似たような神経の痛みで、足に痛み、しびれがでます。背骨周辺の痛みと足の痛みの2つが主な症状といわれています。

これらの症状は良く聞く症状ですが、腰の曲がりが強い人はより痛みが強かったり、激痛が走ったりします。

背骨の変形で特定の筋肉に負担がかかり、その部分が筋肉痛になり痛みがでると言われています。

 

 

治療法

治療法にはどのようなものがあるのでしょう

・薬物治療

鎮痛薬の投与。薬で痛みが取れればリハビリができるようにもなります。その結果、普段使われていない筋肉が使えるようになるため、筋肉維持や、筋肉量のアップになり姿勢維持にもつながります。痛みを押さえるだけではなく、痛みが減ることにより外出の機会が増えたり、精神的にも楽になるからです。

 

・リハビリ

脊椎変形に対する特別な体操は特になく、よくある腹筋や背筋を行います。腰が曲がっている方には特に背筋の筋肉が重要になってきますが、変形が進むと背筋のトレーニングがしづらくなります。変形が進んでいる人を見た時に、どうやって寝ているのか不思議に思ったことはありませんか。背中が曲がっているので反らせようとしてもできません。まずはうつ伏せができるようにしていきます。

また、腰だけではなく股関節や他の部分の関節や筋肉にも負担がかかり硬くなっている場合が多いので体のケアも大切になってきます。

 

・手術

リハビリや薬物治療でも効果がなく、痛みが強い。

腰が曲がることにより起こる症状が深刻な場合(逆流性食道炎など)。

見かけの問題で手術を希望される場合などが手術の適応になります。

 

 

まとめ

老化は止めることができません。また、曲がってしまった腰をまっすぐにすることは難しいです。しかし、今のうちから姿勢に気を付け、適度な運動をして、普段前かがみでの仕事が多い人はそれを意識してなるべく負担を減らす姿勢を見つけるなど、工夫することにより将来腰が曲がってしまうリスクを減らすことができます。

整形外科を2件行ってロキソニンを飲んでも改善しなかった坐骨神経痛の患者さん

2015年12月13日 : 腰の痛み

平成27年12月12日来院  Aさん 59歳 男性 会社員 松阪市横地町

NO.26861脇田和憲さん(エキテン)

 

主訴

・右大腿後面の痛み

・右下腿後面から足底にかけての痺れ

 

既往歴

・3ヶ月前に右臀部の痛み

・高血圧

・3年前にぎっくり腰

 

症状

・歩行時に5分で右大腿後面の痛みが出るため足を引きずる

・会社の朝礼の時も5分で痛みが出るために座り込んでしまう

 

整形外科での過去の治療

・3年前のぎっくり腰の時はレントゲンを撮ってもらって骨に異常がないためにコルセットを貰って、痛み止めと胃薬で1週間で改善する。

・平成27年9月に右臀部の痛みが1週間続いたがロキソニンとリリカで改善した。

 

整形外科での今回の治療

・平成27年10月初めから右大腿後面の痛み、右下腿後面から足底−足趾にかけての痺れ。

1件目の整形外科でレントゲンを撮りロキソニンとリリカを貰っても改善せず。

総合病院でMRIを撮り軟骨がへたっている改善するなら手術しかないと診断される。同様にロキソニン、リリカを貰って服用していても症状が改善しないためインターネットで整体の施術所を調べて来ていただいた。

 

内科の治療

高血圧の薬をもらっている

 

【検査】

血圧(133/76)

脈拍 71

体温 36.2°

握力(36Kg/35Kg)

・坐位検査

骨盤の後傾

仙腸関節の硬さ

脊椎の硬さ

腰椎の回旋不足

肩の外転

 

・上向きで寝た検査

仙腸関節の硬さ

脊椎の回旋の硬さ

SLR(38°/55°)

 

姿勢分析・・・写真を3方向撮る

NO.2686脇田和則さん【平成27年12月11日】1回目

 

 

【Aさんに説明】

 

今日1日で成果を出すような施術をするのではなく、根本的に改善して再発のしにくい施術をするという事。

Aさんの身体が自然に改善していくようなお手伝いをする。

将来的には寝て起きたら症状が無くなってスッキリする身体を作っていくという事。

Aさんの必要な来院回数を伝える。

 

【施術】

1分で脊椎の回旋の硬さ解除

10秒で外転の硬さ解除

施術総時間20分で骨盤の後傾、仙腸関節の硬さ、脊椎の硬さを解除

 

【解説】

3年前は痛み止めとコルセットで改善し、今年の9月はロキソニンとリリカを服用して改善したのに12月まで改善してないのでAさんは不安感を強く持たれていました。

 

姿勢分析によって改善しなければならない事が多いのに気付いてもらったのと検査によって首の状態も改善しないといけないという事を理解してもらったので施術後の改善具合を納得していただきました。継続して来ていただく事になりました。

 

 

【患者さんの声】

3ヶ月前から痛みに悩まされていました。

ネットで「てらだ」さんを知り訪れました。

初めて体のゆがみを見て頂き日頃の「体手入れ」が悪いのを知らされてびっくりしています。

ていねいな説明をして頂きこれからも御願いしようと思います。

早い回復を願い自らも自己改造が必要と痛感しています。

 

 

治療感想

 

 

坐骨神経痛で悩んでいる方は今すぐお電話ください

0120−405−100

 

 

 

整形外科や鍼灸院やカイロプラクティック院や整体院に行ってもすべり症が改善しなかった方へ

2015年12月13日 : 腰の痛み

すべり症と言う言葉を聞いたことがありますか?すべり症とは腰の骨(腰椎)が腰本来のカーブを何らかの異常で支えれなくなりすべる(ずれる)状態のことです。

すべり症になると繰り返す腰痛、慢性的な腰痛、足のしびれなどを引き起こします。高齢者に限らず、子どもから成人までが引き起こす可能性のあるすべり症。もしあなたがすべり症になってしまったらどんな病院へ行けば良いのでしょうか?早期に治す為に的確な病院選びを教えます。

 

「整形外科」

病院で診断するなら整形外科を受診しましょう。レントゲンやMRI検査ができる大きめの病院を選ぶ方が良いでしょう。出来れば腰痛外来や脊椎専門医がいる病院がおすすめです。

なぜなら腰痛を引き起こす病気はすべり症だけでなく椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎分離症など様々な種類があり病院によって診断が変わってしまう事も多いのです。

もし病院での診察内容に納得いかなかった場合はセカンドオピニオンを求めてみましょう。痛みがひどくて歩くこともままならない状態や排尿・排便障害が起きたりする場合は手術も勧められる事もありますので、医師としっかりと話しをして納得のいく治療方法を見つけましょう。

腰痛病院や腰痛外来の病院のホームページなども参考に読んでいくのもよいでしょう。基本的な治療は保存療法です。安静を基本とし、コルセットを着用します。

コルセットは腰型をとって自分に合った物を作ってもらえますので、市販のものとは違います。コルセットの着用により治る方もいます。他には理学療法でマッサージや低周波治療、けん引、温熱療法を行い痛みを改善していきます。薬物療法では消炎鎮痛薬や筋弛緩薬を投与し痛みが強い時は神経ブロック注射を投与します。

 

「鍼灸院」

初期の痛みや炎症が落ち着いて来たら病院から鍼灸院に移る方もいます。鍼灸治療の診察方法は外周神経・中枢神経・脳内ホルモンなどに鍼灸刺激をする事によって痛みを抑えたり、鎮痛効果を高めます。脳内ホルモンのエンドルフィンはモルヒネの6.5倍の鎮痛作用があると言われていますので、そこを鍼灸刺激をすることによって鎮痛作用を高めることが出来ます。

しかし鍼灸治療は人によって効果が表れにくいこともあり、その場合はいくら治療を続けても効果が実感できないでしょう。鍼灸が体に合っている人には理学療法以上の効果を実感することが出来たという声も沢山あります。

 

「カイロプラクティック」

カイロプラクティックではすべり症の腰椎がすべってしまっている状態そのものを改善したり治したりすることは出来ません。

ただ、カイロプラクティックにもできる事は色々とあり、痛みの出ている腰にかかっている負荷を取りのぞき、ずれた骨を矯正することができます。痛みによって緊張している筋肉を緩和したり、ストレッチで和らげることもできます。このような方法でカイロプラクティックでも腰痛を軽減してもらえます。

 

「整体院」

整体もカイロプラクティックのように腰椎を元のように戻すことは出来ませんが、腰痛は骨に原因があるよりもそれを支えている筋肉の状態が悪く骨を支えることが出来ない為に起こる場合が多いので、その筋肉に働きかける施術を行います。

施術は手技で筋肉に働きかけることで改善されていきます。整体とカイロプラクティックの違いは、整体は日本で生まれたものカイロプラクティックは米国で生まれたもので両方を取り入れている所もあります。

整体院でも初期の痛みや炎症が落ち着いてきた方、病院に通っても中々変化がない方が整体院を訪れて効果を実感した方もいます。東洋医学的な要素も多く、それぞれの整体院によって整体法が異なってくるので人気の先生や長年の実績のある整体院をしっかりと調べてから行くと良いでしょう。

「腰椎分離症マイスター」と呼ばれている先生もいるようです。腰の反りをただし状態に戻す施術を行ったり、背骨の歪みを整えたり、することで腰の痛みや足のしびれを軽減し改善させていきます。人によっては1回の施術で足のしびれがなくなったり、もう治らないと諦めていた人がいつも通りの日常生活をおくれるようにまで改善されることもあります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?すべり症の病院選びも様々な選択肢があることがわかりました。まず最初に病院で診断を受け骨が損傷していたりすれば外科手術を行うことで痛みを取り除く方法しかないかと思います。しかし治療によって初期の痛みやしびれが軽減してる方や手術程ではない方は様々な選択肢で改善する方法を選ぶことができます。しかしカイロプラクティックや整体院は国家資格ではないので民間療法となりますので保険が効かないので料金は確認したほうがよいでしょう。国家資格があるからと信頼できるもの効果があるものとはかぎりませんので、しっかりと自分に合った治療法、施術法を行ってくれる所を調べて選ぶことが大事でしょう。

 

 

もし、「整形外科」「鍼灸院」「カイロプラクティック院」「整体院」 に行ってもすべり症が改善しない方は『てらだ鍼灸整骨院』に無料で相談してください

 

0120−405−100

 

 

適度な食事をせず運動もしないため太ってすべり症になった方へ

2015年12月13日 : 腰の痛み

すべり症と言う言葉を聞いたことがありますか?すべり症とは腰の骨(腰椎)が腰本来のカーブを何らかの異常で支えれなくなりすべる(ずれる)状態のことです。

すべり症になると繰り返す腰痛、慢性的な腰痛、足のしびれなどを引き起こします。高齢者に限らず、子どもも起こしやすいすべり症。このすべり症は普段何気なく過ごしている生活習慣から引き起こされることも多いのです。「いつの間にか腰痛に悩まされてしまった」と後悔しない為にも、すべり症と生活習慣の関係について紹介していきましょう。

 

「運動してますか?」

1週間のうち運動をした日はありますか?「毎日仕事や家事が忙しく運動なんかする時間がない!」などと気づけばこの1週間全く運動なんてしていない。「私なんか気づけばここ何か月も運動なんてしていない。」なんていう方も以外と多いのではないでしょうか。忙しい働き盛りの30代~40代の人も仕事で忙しくても運動は別物です。50代以上の方でもなんだか面倒だなと遠ざけたりしていませんか?

すべり症の原因は筋肉組織の老化や低下によるものと言われています。運動をしないと腹筋と背筋の腰を支えている筋肉が低下していきます。

本来、私達の体重や姿勢を維持する為の力は筋肉で支えられています。それが低下により支えられなくなりその負担が腰椎にかかってきてしまうのです。

特に背筋は人の筋肉の中で一番強くて大事な筋肉です。背筋がしっかりとついていると正しい姿勢を常に保つことができます。姿勢が悪いと腰痛になるのではなく、筋力の低下→姿勢の悪さ→腰痛(すべり症)になっていくのです。

ほんの10分、15分からでもいいので毎日何か運動をするように心がけていくことが大事です。体を鍛えているスポーツ選手などはたとえ腰椎分離症になっても強靭な肉体で痛みを感じることが少ないそうです。

 

「太りすぎていませんか?」

大好きなお酒やビールを毎晩飲んでゴロゴロ。最近は子供でもスナック菓子や菓子パンの食べ過ぎで肥満傾向の子どもが増えてきています。

肥満体型の人のすべり症や腰痛のリスクは高いのです。中年男性の方でお腹だけが臨月の妊婦さんの様に突き出て上着が閉じないような人を見かけることがありますよね。その方をよく見るとわかりますがお腹周りに脂肪がたくさんついてしまうとお腹を前に突き出すような姿勢をして歩いているのがわかります。お腹だけが異常に大きくなってしまったので体はバランスを取るためにお腹を突き出した姿勢を取るのです。そうなると横からみるとわかりますが背中はそっくり返った状態になっています。これでは腰に大きな負担がかかってしまいます。

肥満体型の人が他の体型の人よりすべり症や腰痛のリスクが高くなっているのはこの為です。更に肥満は心筋梗塞や脳梗塞などの生活習慣病も引き起こしやすくなります。太っている人は痩せる為の努力が嫌いな人が多いものです。我慢や辛い事しか待っていないですから。でも将来の事を考えてビールの量を1本減らす、ご飯を1杯減らすなどから取り入れてみましょう。

 

「食事はきっちりと取ってますか?」

「朝はギリギリまで寝ていたいから」「今日のお昼は簡単にインスタント麺で」などと食事を抜いたりインスタント食品ばかりで過ごしていませんか?たまにならいいですが、毎日このような食事ばかり取っていれば栄養不足になってしまいます。体は食事の栄養を元に作られています。

上手くそれぞれの体が機能してもらう為にはしっかりと栄養のある食事をきちんと取りましょう。すべり症には骨と骨の間にある椎間板や背骨をつないでいる椎間関節が壊れたり、離れたりする事により起こるので、強い力にも耐えられるような骨と椎間板を作ることが効果的です。

骨を強くする栄養素はカルシウムとカリウムです。これらは牛乳やちりめんじゃこに多く含まれています。毎日牛乳を飲んだり、出汁をかつおから煮干しに変えて出汁を取った煮干しを佃煮にして食べたりすると煮干しも余すところなく食べられます。

又椎間板はコラーゲンやヒアルロン酸で構成されていますのでコラーゲンたっぷりの鶏肉、豚肉などもよいでしょう。豚肉はビタミン類やたんぱく質も豊富なのでおすすめです。たんぱく質の豊富な大豆も一緒に取る効果的です。

 

まとめ

いかかでしたでしょうか?正直、少し耳が痛くなるような事ばかりあげてしまいました。私自身もとても耳が痛いです。

しかしこの「運動」「肥満」「食事」の3つがすべり症を良くする為の生活習慣なのです。「わかっているけどなかなか…」が本音の声であるかと思いますがこの先一生腰痛と共に生きていく事を考えれば、やはり取り組んでみるべきことでしょう。腰痛が良くなることが一番ですがこの生活習慣を続ければ体の調子も以前よりきっと良くなり、活動的な楽しい毎日が過ごせることでしょう。

少しの時間から一度思い切ってみませんか?

 

 

 

 

すべり症の7つの症状

2015年12月12日 : 腰の痛み

すべり症と言う言葉を聞いたことがありますか?すべり症とは腰の骨(腰椎)が腰本来のカーブを何らかの異常で支えれなくなりすべる(ずれる)状態のことです。すべり症になると繰り返す腰痛、慢性的な腰痛、足のしびれなどを引き起こします。高齢者に限らず、子どもから成人までが引き起こす可能性のあるすべり症。もしあなたがすべり症になったらどのような症状が表れるのでしょう。すべり症の症状について紹介していきます。

 

すべり症の種類

まず始めにすべり症にはいくつかの種類があります。そのほとんどのすべり症が「変性すべり症」と「分離すべり症」と言われるものです。変性すべり症は女性が発症する事が多く、老化などで骨に変性が起き発症します。分離すべり症は分離から2次的に発症するものです。

これら2つのすべり症の症状は似ていますが一部違う症状も表れます。では共通して起こる症状から紹介していきましょう。

 

1.腰痛

まず感じやすいのが腰痛です。同じ姿勢を続けていたり、長い間立ちっぱなしでいると腰のあたりに鈍く重い痛みが表れます。朝は起きるのが辛いと感じます。腰を後ろに反らすと更に痛みが強く出る傾向があります。逆に体を前に倒すと腰やおしり辺りがつっぱっている感じがする時もあります。

ぎっくり腰の「ぐきっ」となった瞬間も実は腰椎がすべった瞬間なのです。しかし、ぎっくり腰の場合はそのすべった瞬間に周りの筋肉が反応して元の位置に戻してくれるのです。

この反射作用によりすべりは戻りますが無理をして頑張った筋肉が炎症を起こして「痛み」「熱」の症状が表れるのです。これがぎっくり腰の正体です。ですので、すべり症の急性期の状態はぎっくり腰にとても近い症状が表れるのです。

 

2.下肢のしびれ

足にしびれが起きます。この場合も片足だけに症状が表れる方や両足に表れる方人によって表れ方も異なります。和室などで正座をしたり足をくずした姿勢を長く続けると「ビリビリ」と足にしびれが走る症状が表れます。

すべった腰椎が坐骨神経にあたり坐骨神経痛を引き起こしている場合もあります。なかなか治らない坐骨神経痛も実は腰のすべり症から引き起こされている場合もあります。

 

3.下肢痛

下肢とは足の付け根から足先のことを言います。その辺りに痛みを感じることです。痛みも両足に出る方や片足だけに痛みの症状が表れる場合もあります。

歩くのも辛い程の痛みが生じることもあります。下肢痛も坐骨神経痛に繋がることもあります。

 

4.歩行障害

上記の腰痛・下肢痛・下肢のしびれなどの症状が強くでることから自力で歩くことが出来なくなります。少しの距離を歩くのにいつもの何倍の時間がかかってしまいます。これはすべり症の症状がひどくなっている状態ですので早急に病院へ行きましょう。

 

5.間欠性跛行

すべり症になると腰部脊柱管狭窄症と同じ様な状態になりますので間欠性跛行の症状が表れます。間欠性跛行とは立ったり動いたり、歩いたりを10分ほどすると足がしびれたり、痛みが足や腰に表れてきます。

少し座って休むと痛みが落ち着きます。しかし病気が進むと安静にしていても痛みが消えなくなってきます。この場合は早い内にすぐに最寄りの病院や治療院での診察を受けましょう。

 

6.排尿・排便障害

これは変性すべり症の場合のみの症状になります。変性すべり症の起こる所には馬尾神経がある場所で尿や便の排尿の機能の為の神経が通っている為に残尿感や頻尿、便秘の膀胱直腸障害が起こることがあります。馬尾神経とは…腰の部分の神経の事です。仙骨まで走ってきた神経がここで分かれていきます。馬のしっぽに見た目が似ていることから「馬尾」と呼ばれているそうです。

 

7.会陰部障害

これも変性すべり症の場合のみの症状になります。馬尾神経障害によるもので、神経を圧迫してしまう事により、股の付け根から陰部にかけてしびれや熱感を持つこともあります。男性では歩いたときに陰茎勃起が起こることもあります。

 

まとめ

いかかでしたでしょうか?すべり症の症状も腰痛だけでなく、足のしびれや歩行障害、排尿や排便障害までを引き起こしてしまう可能性もあるのです。

怖いですね。腰の周りは身体を支える所でもあり、神経も通り道でもあるとても重要なところです。

40代から60代に多いこの病気。やはり筋肉が衰え始める年齢から始まることが多いです。年齢のせいかなと諦めずに、腰の痛み、重だるさ、しびれなどを感じたら「おかしいな、でもすぐに良くなるだろう」と簡単に思わず、おかしいなと思ったら我慢するのはやめましょう。

そのままにしておくと慢性化してどんどん腰椎のすべりがひどくならない様に早めに病院や治療院へ行くことをお勧めします。そして予防の為にも普段から運動やストレッチをするように心がけて腰周りの筋力をつけるようにして、すべり症を防いでいきましょう。

 

 

 

 

 

整体師がお伝えするすべり症になる5つの原因

2015年12月12日 : 腰の痛み

すべり症と言う言葉を聞いたことがありますか?すべり症とは腰の骨(腰椎)が腰本来のカーブを何らかの異常で支えれなくなりすべる(ずれる)状態のことです。

すべり症になると繰り返す腰痛、慢性的な腰痛、足のしびれなど様々な症状を引き起こします。ひどくなると歩行障害や外科手術になることもあります。高齢者に限らず、子どもから成人までが引き起こす可能性があるすべり症。すべり症になる原因はどこから生まれるのでしょうか?

 

 身体的な原因としては

 

1.骨の性質が変化、変形

骨が高齢などによってもろくなり骨密度が低下して起きます。

最近はカルシウム不足から若い女性でも骨密度の低下が増えてきていますので気を付けた方が良いでしょう。骨折や捻挫のケガによるもの。ウインタースポーツのスキーやスノーボードでの転倒によって骨折や捻挫が起きてすべり症を引き起こす場合があります。そして椎間板機能の低下。椎間板は脊椎の中にある一つ一つの骨と椎骨の間にあり体重を支えるクッションの役割をしている所です。

そこが低下する事によりすべり症を引き起こす原因になります。又姿勢の悪さからも引き起こされます。

 

2.筋肉が低下する

筋力が低下してしまうと腰椎を支える筋力がなくなってしまうので前にすべってしまい、すべり症をひきおこします。高齢と共に筋力は落ちていくので気をつけましょう。

又運動不足やインスタント食品ばかり食べる偏った食事ばかり続けていると高齢でなくても腰の筋力は低下していきすべり症を引き起こす原因となります。肥満体型の人も運動不足の方が多いので、原因のひとつになり得ます。

 

3.筋肉が疲労する

本格的なスポーツを行っている事で腰の筋肉をよく使う。仕事で重たい荷物を上げ下げしたり、腰の負担の大きい作業を行うため筋肉の負担が大きい。

姿勢が悪い為に筋肉に負担がかかる。このような状態が続くと筋肉が疲労してしまい、すべり症を引き起こす原因となります。

 

環境的な原因としては・・・

4.生活習慣

すべり症は長年の生活習慣によってゆっくりと腰椎が前へすべっていく場合があります。最近は少なくなりましたが、昔のおばあちゃんと言えば腰が大きく曲がっていた方が多かったですよね。

あれはすべり症によるもので、農作業で毎日毎日、腰に負担をかけた作業を行っていた事により、ゆっくりゆっくりと腰椎がすべっていったことによるすべり症の原因によるものなのです。

現在のライフスタイルでもこのように引き起こす原因になるものがあります。それは、「デスクワーク」です。長い時間机に座りっぱなしでいると腰椎に座っている間中負担をかけ続けているので昔の農作業と同じく、すべり症を引き起こしてしまうのです。

 5.急激な外からの圧力

激しいスポーツの最中に転倒をして強い衝撃がかかってしまった。交通事故により腰を強打した。など外から非常に強い圧力が原因となりすべり症を引き起こします。この場合は高齢者より若年層に多い原因です。強い衝撃に筋肉が受け止めきれずに腰椎がすべってしまうのです。

しかし若年層の体は腰椎がすべっても驚いた筋肉などの組織が反射して元の状態に戻そうという力が起きます。それによりすべり症が起こっていてもぎっくり腰や急性腰痛と診断される場合が多いです。この時に筋力の低下があると元にもどらなくなりすべり症になってしまいます。

 

まとめ

いかがでしょうか?これらの原因を引き起こさない様にしていく為には「骨を強くする」「筋肉をつける」「栄養をしっかりとる」ことが重要です。「骨を強くする」為には適度な運動、カルシウム、ビタミンDを取るとよいです。日光を浴びるとビタミンDが皮膚で作られ、そこにカルシウムを摂取すると骨が強くなり効果的です。

又ビタミンKも取るようにすると骨の形成を促す働きがあります。カルシウムは小魚、大豆、乳製品からビタミンDは鮭、さんま、うなぎ、干ししいたけから、ビタミンKは納豆、キムチ、ホウレンソウ、小松菜から取ることができます。サプリメントも上手く使うといいでしょう。

「筋肉をつける」には運動が1番です。全身の筋肉を柔軟にし、筋肉をつけるにはバランスよく鍛える。使った筋肉を休ませる為に十分な睡眠時間を取るなどを行うと良いでしょう。「栄養をしっかりとる」はバランスの良い食事をきちんと取り、骨を強くしたり、筋肉にしっかりと栄養分を送る食事を取るように心がけましょう。規則正しい生活習慣を行うことこそがすべり症を引き起こす原因から防ぐことが出来る方法と言えるでしょう。そして腰の痛みや足のしびれを感じてしまったら、ためらわずにすぐに診察を受ける様にして下さい。早めに治療を行うことによって長期化しやすいすべり症の症状を早く治していく事ができます。今では様々な治療方法がありますので、あなたに合った治療方法を見つけられるでしょう。

 

 

 

〜すべり症の痛みを改善するあなたへ〜7つの方法をお伝えします

2015年12月12日 : 腰の痛み

すべり症と言う言葉を聞いたことがありますか?すべり症とは腰の骨(腰椎)が腰本来のカーブを何らかの異常で支えれなくなりすべる(ずれる)状態のことです。すべり症になると繰り返す腰痛、慢性的な腰痛、足のしびれなどを引き起こします。高齢者に限らず、子どもも起こしやすいすべり症。もしすべり症だとわかった場合はどのように改善していけば良いのでしょうか?自宅で行えるものを中心に紹介していきましょう。

 

 1.「痛みがでたら深呼吸」

すべり症の痛みは神経を圧迫されることによっての痛みが多くみられます。

背骨の横にある神経の通る隙間が腰椎のすべりによって狭くなりしんけいが圧迫されます。痛いと体は緊張して力が入ってしまいます。すべり症の場合は腰が痛いので背中が緊張して腰が張ってしまうのです。

筋肉が固くなると痛みが更に増してしまうので、筋肉を緩めてみましょう。深呼吸をゆっくりと行い、腰をさするだけでも筋肉の緊張は緩みます。

 

 2.「血流を良くしよう」

すべり症は血管を圧迫することで血流が悪くなります。

患部にカイロを張ったり、お風呂にゆっくり浸かって温めるだけでも症状は改善します。

しかし初期の頃など患部を触って熱いと感じる時は冷やしたほうが良いでしょう。冷えは血流を悪くし更に腰痛が悪化する原因になってしまうので腰や背中を冷やさないように注意が必要です。

又栄養の良い食事や有酸素運動も血流を良くするので取り組んでみましょう。

 

 3.「筋肉を増やそう」

すべり症の人は背中や腰の筋肉が減ってしまっている場合が多いです。筋肉があれば腰椎がすべらずに保つことができるので背中や腰の筋肉を増やしてみましょう。15分のウォーキング程度の運動がちょうどいいでしょう。しかし、足に痛みやしびれがある場合は腰椎が神経を圧迫している状態ですので運動は控えるようにしてください。腰痛と言えば腹筋が浮かぶ方も多いかとおもいますが、腹筋運動も症状が悪化することがありますので足のしびれがなくなってから行うようにしてください。

 

 4.「ストレスを溜めない」

腰痛はストレスからも引き起こされる場合があります。

ちょっとした筋肉疲労にストレスが加わり更に腰痛を悪化させてしまう事もあるのです。自分のストレス発散方法を見つけて解消し、疲れを溜め込まないようにしましょう。

よく笑うこともストレス発散に重要です。腰が痛いからと家にばかり閉じこもって辛い顔ばかりしないで、調子のいい時は友人と食事に行くなどをして笑って楽しみましょう。

 

 5.「背中をそらさないようにする」

すべり症の場合は背中をそらしてしまうとすべっている腰椎がさらにすべる力が加わるので気を付けてください。

背筋を伸ばしてしまうのではなく、背中は少しカーブを入れる感じでお腹に少し力を入れてよい姿勢をキープ出来るように心がけてみましょう。

正しい姿勢をいつもこころがけることが大事です。姿勢の悪さすべり症だけでなく肩こりや内臓までにも影響を与える事がありますので、予防の為にもいい姿勢を意識していきましょう。

 

 6.「ストレッチ体操」

ストレッチ体操もすべり症には有効な方法です。整骨院や病院でも教えてもらえますので行ってみましょう。

又インターネットで調べる腰痛体操やすべり症のストレッチの映像が出てきますので腰痛の予防や改善の為に試してみると良いでしょう。全身がリラックスできて気持ちがいいですよ。

しかし痛みが強い方、腰痛の治療を行っている方は必ず医師に相談の上、ストレッチを行うようにしましょう。

 

 7.「保存療法を行う」

これは整骨院や病院などで診察を受けた時に行う方法です。

電気療法、温熱療法で患部を温めます。けん引療法で骨同士の圧迫を軽減します。コルセットを作成して着用する。腰の型を取って作るコルセットでは骨癒合が期待できます。

薬物療法では消炎鎮痛剤、筋弛緩薬などがしょほうされます。更に薬が効かない場合は神経ブロック注射などがあります。

このような保存療法によって症状を改善させていきます。これでも症状が改善されない場合は手術も行う場合があります。

 

 まとめ

いかがでしたでしょうか?すべり症になってしまっても改善する為の方法は色々とある事がわかりました。すべり症と言っても症状の出方は人それぞれ異なっていますので、まずは腰痛や足のしびれを感じたら専門的な所で診察を受けることが大事です。

治療方法を相談しながら進めていき、症状が落ち着いてきたと感じたら自宅で出来る改善方法を取り入れてみましょう。気楽に始めれるものも沢山ありますので自分に合うものを取り入れて行うとよいですね。

腰痛はひどいと身動きがとれなくなり日常生活に支障が出てしまいます。

でも動かないで安静にばかりしていてはますます筋肉が落ちていまい、改善していきません。これらは予防にも効果がありますのですべり症と診断されていない人でも腰に不安がある方は行っていくと良いでしょう。

 

 

 

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