警告!猫背を放置していると病気になりますよ

2016年2月28日 : 肩こり,腰の痛み,頭痛

猫背というだけで、すでに姿勢が悪いという印象を持たれてしまいます。そんなマイナスイメージ以外に、猫背はどんなリスクを伴うのでしょうか。

 

外的要因

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」

その佇まいや姿勢の美しさを表す諺があります。きれいな美しい姿勢は、男性であれば「背筋がピンと張っている人」「責任感が強い」「男らしく包容力もあり頼もしい」、女性であれば「凛とした人」「真っ正直な」「女性らしくてたおやかで美しい」といった好印象を感じさせます。

 

それに対して、猫背から受ける印象は、先の「姿勢が悪い」に加えて、「自信がなさそうな」「陰湿な」「貧相」「頼りない」、猫背や巻き肩でジャケットやシャツの位置が合わず、かばんがずれ落ちそうで、なんとも「だらしない」といった全く正反対のものとなります。

 

あくまで内面的なものを無視した印象ですが、姿勢から受ける第一印象はダイレクトに受ける視覚インパクトのため、無視できるものではありません。

印象を受けるだけでなく、その反対も然り、印象を与える側に立った時には少しでも良い印象を与えたいと誰もが思い、面接や営業、プレゼンテーション、お見合いなど勝負処でピンと背筋を伸ばすのです。

またそうすることで、今までよりも自分に自信が持てるようになるといったプラス効果もあります。猫背を放置した場合は、一瞬といった時間であっても自力で背筋を伸ばすという行為が物理的に困難となります。気持ちがあっても第一印象を良く持ってもらえない、意欲が通じないといった視覚インパクトを与えるようになってしまいます。

 

内的要因

猫背は美しく見えないだけでなく、頭が前につき出て背中が丸まることで、あるいは骨盤を正常な位置に固定することが困難で常に首・背中・腰などに負担がかかり続けるために、慢性的な体調不良を引き起こすことにつながります。

一番多い不調は肩コリや首こりで、頭痛や吐き気・耳鳴り・目のかすみも伴う場合があります。筋肉を動かさないことや血行不良から四十肩・五十肩の原因、腕のしびれ・手の冷えなどの引き金にもなり得ます。

ストレートネックといった脊椎本来のS字曲線が崩れたことから、振動や衝撃が吸収されずに肩や腰を痛めやすいことも心配です。

 

常に前のめりで胸部を圧迫していることで呼吸が浅くなりやすく、過呼吸や集中力散漫、口呼吸が多いことからウィルス感染することもあります。常時酸欠状態や視線が下を向くことから、気分がめいりやすくなります。

同様に圧迫される内臓の働きが悪くなることから疲れやすく、行動意欲が湧かず、パフォーマンスの低下も危惧されます。

 

何よりも心配なのは、猫背姿勢は体の至る所に負担がかかるので、放っておくと進行する一方だということです。簡単なストレッチで改善される猫背が、がちがちに固まってしまい、自力では改善できなくなる、背中が丸まって目線位置が下がる・届いたはずの場所に手が届かない、筋力が低下して姿勢の安定が保てずに転倒しやすくなる、歩行すらままならなくなるなど、慢性的な体調不良に留まらず、日常生活に不具合や危険を伴うようになります。

 

二次性内的要因

慢性的な体調不良から、他の症状へとつながることもあります。

姿勢が悪くなると筋肉のバランスが悪くなって、ぽっこりお腹、二の腕のたるみやバストが下がるなどスタイルの崩れの原因になります。

すると全身、骨盤の歪みにつながって、内臓が骨盤に落ち込んで、老廃物やリンパの流れを滞らせるため、代謝を悪くしやせにくい体質を作るようになります。代謝が悪くなれば血行不良も起こり、筋肉の活動も不良となるので便秘にもつながります。リンパが圧迫されてむくみが起こりやすくなります。

 

体調不良や血行不良、筋肉バランスの崩れが起こした便秘・むくみ・代謝異常は運動障害を引き起こすことで筋力低下も引き起こして、更に血行不良や筋肉バランスを悪くし悪循環を続けます。

体型が変わることも、ただの食事制限や間違った運動だけでは根本の原因である猫背が改善されず、有効な効果が期待できないとダイエット失敗から投げやりや運動不足となり、姿勢は更に前のめりとなります。

神経の多く集まる脊髄や頸部を圧迫し自律神経のバランスを崩しやすくなり、精神的にも肉体的にも大きなダメージを受けるようになります。

 

まとめ

猫背を自力で何とかできるうちに改善しておけば、デコルテを見せることで年齢より若くきれいな姿で授業参観へ赴く、自信にあふれ堂々とした態度でプレゼンテーションを行うといった自身へとつながります。

また、慢性的な肩コリや片頭痛といった痛みや不快感から解放され、日常生活を快適に過ごすことができるようになります。体型の崩れややせにくい体質といった恐れから逃れられ、アンチエイジングのための体質改善を行うことだってできます。

また、自力で改善できなくとも、最後の砦である専門医がいます。猫背を放置せず、また仮に猫背が進行していたとしても、あきらめず、リスクを一つずつ取り除いていきましょう。

 

 

 

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