警告!腰の右側に痛みが出てると姿勢が崩れていますよ

2016年3月6日 : 腰の痛み

現代人の身体の不調として、非常に多い問題である腰痛。毎日の仕事や家事、運転などの中でも腰痛の症状に悩まされている方は少なくありません。

約8割の人は、一生のうちで一度は腰痛を経験すると言われるほどの有病率の高さであり、腰痛はさまざまな原因によって引き起こされます。腰回りを支えている筋肉の痛みはもちろん、骨の痛み、骨の変性などが原因となって神経を圧迫している場合や、内臓疾患によって腰の痛みが生じていることもあります。

腰痛の症状の現れ方は人によってさまざまであり、腰の上の方に現れる人、下の方に現れる人、急激な強い痛みや、持続する慢性的な軽い痛みなどがあります。また、左右対称ではなく、右側だけに痛みが現れるケースも少なくありません。

そのような場合には、身体の左右バランスが崩れている可能性があります。人の身体には、利き手があるように、人は知らず知らずのうちに片側の腰にばかり負担をかける動きが習慣化していることが多いです。

特に、日本人には右利きの人が多いことから、重心が右へと寄ってしまいやすく、それは右側の腰の負担となって痛みを引き起こします。普段の生活において、左右バランスを崩しやすい生活習慣を見直してみましょう。

 

座り方

特に、腰痛の原因となりやすいのが座っている姿勢についての問題です。長時間のデスクワークや運転などは、腰痛を引き起こしやすいことで知られており、その姿勢が乱れている場合には、腰痛を招くリスクはさらに高まります。

 

文字を書くときや、パソコンのマウス操作など、座った姿勢で右手を主に用いる方は多いかと思います。そのとき、無意識のうちに重心が右へと寄ってしまっていることはないでしょうか。

また、デスク周りのものの配置はどうでしょうか。右手でとりやすい位置にばかりものを置いてはいないでしょうか。そうすることで、普段の動きは腰を右向きに捻る動きばかりになってしまいます。

 

その他に、身体バランスを崩す原因として多いのは、脚を組む姿勢です。

特に、いつも同じ方の脚を上にして組んでしまう方は要注意です。脚を組んだ姿勢自体が、股関節から骨盤、体幹のバランスを乱していますが、どうしても脚を組んでしまうというのであれば、せめて左右交互になるように脚を組むようにした方が良いでしょう。

また、頬杖をついた姿勢も、重心をどちらか一方に偏倚させてしまうので注意しましょう。

 

歩き方

街を歩いていると、歩く姿勢の左右バランスが乱れている方というのも非常に多いです。

特に、多いのは荷物を片側に持って歩いている方であり、その荷物の重さを支えきることができずに、荷物をもつ反対側に無理矢理に重心をのせる歩き方をしてしまいます。

リュックのような左右への重みが均等になる鞄を使うことも1つの手段ですし、荷物を持つ方の腕を交互に入れ替える方法もあります。ご自分がよく履く靴を確認してみてください。靴のすり減り方は左右均等でしょうか。おかしなすり減り方をしていないでしょうか。重心が片側に寄っている方は、靴のすり減り方も左右で大きく変わってきてしまいます。

 

また、腰の痛みの原因は、腰にあるとは限りません。年をとるにつれて増えていく膝関節や股関節の痛み、これをかばった歩き方をすることで、腰への負担が高まってしまっているケースもあります。

私たちの身体は、どこかに不調をきたすと、無意識のうちにその部分を他の機能によって庇うように動きます。股関節や膝関節の痛み、そしてその周りの筋肉の筋力低下による代償として、腰の痛みが起こっていることも考えられます。

 

仕事や家事、スポーツでの同じ動きの繰り返し

ご自身のお仕事や家事の中で、同じ動き、特に身体をねじって、腰を捻るような動きを繰り返してはいないでしょうか。

そういった動きでは、ほとんどが一方方向への動きであるために、片側の腰にばかり負担が集中してしまうことが多いです。ご自身では気がついていなくても、食器を戸棚にしまう動きや洗濯物を干す動きなどに、片側方向だけに腰を繰り返し捻る動きが隠れていることもあります。

 

また、スポーツを行っている方も同様です。特に、ゴルフや野球、テニス、卓球、バドミントンなど、多くのスポーツは片側方向への腰のひねり動作が主となります。一流のスポーツ選手が身体の左右バランスを気にしてトレーニングしているように、スポーツは自然と左右の筋肉量の差が生じてしまいやすいものです。

 

睡眠習慣

睡眠不足というのは、腰痛の大きな原因の1つです。睡眠は身体の疲れをとるために必要であり、睡眠不足の状態では筋血流も悪くなってしまいます。

筋血流が阻害されると、疲労物質の代謝が悪くなり、酸素も十分に行き届かなくなるため、腰痛を起こしやすくなります。

 

また、寝るときの姿勢が、いつも同じ方を向いてしまう方というのも多いと思います。これも、実は身体のバランスが崩れる原因なのです。いつも同じ向きを向いていないと、眠れないという場合には、すでにバランスが乱れている危険性があるので、注意が必要です。

 

 

 

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