朝目が覚めると腰に痛みがあり、寝返りが辛い4つの原因

2015年11月9日 : 腰の痛み

普段は腰に痛みがないのに朝目が覚めると

 

・腰が痛くて寝返りするのが辛い

・腰が痛くて起き上がるのに時間がかかる

・腰が固まって少しストレッチをしないと起き上がれない

・一度立ちあがって動き始めると痛みが治まることが多い。

 

朝目が覚めた時に腰が痛くてすぐに起き上がれなかったり、目が覚めると腰が痛くて寝返りするのも辛い。普段は腰には痛みがないけど朝目が覚めると痛みがあり、一度起き上がると痛みも引いていくという経験をしたことがある人や、今も毎朝腰の痛みに悩まされている人もいるのではないでしょうか?

 

 

なぜ普段は腰が痛くないのに朝起きると腰に痛みがでるのでしょうか?

 

考えられるものとして

 

・寝具が合わない

・寝返りができていない

・腰に疲労が蓄積されている

・内臓の疲労

 

 

寝具が合わない

 

布団やマットが体に合わないと腰に負荷がかかりそれにより歪みや血行不良を起こして痛みがでると考えられます。今はいろいろな布団やマットがでています。良くいわれるのが、畳に布団を一枚敷いた硬さが良いといわれています。マットでは低反発マットや高反発マットなどいろいろな硬さや、素材のマットがあります。どちらともメリット、デメリットがあります。また、同じ低反発や高反発でも値段やメーカーによっても違います。ですので、どちらがいいとは一概に言えません。体型や運動をしていて筋肉がしっかりある人など、人によって合う合わないがあります。選ぶ時は実際に横になってみて寝心地がいいものを選ぶといいと思います。今はインターネットでその商品を実際に使った人の感想なども見れますので、そういったものも参考にされるといいと思います。

 

 

寝返りができていない

 

寝返りは体の負担を軽減させる自己矯正になります。寝返りができない理由にはいろいろな原因があると思います。小さなお子さんが隣に寝ていて寝返りができないとか、マットが柔らかすぎて体が沈み寝返りしずらいなど、思い当たる方もいるのではないでしょうか?

 

 

腰に疲労が蓄積されている

 

普段腰に痛みがないのに寝て目が覚めた時に腰に痛みがでる方は、痛みがでる前から腰に疲労が溜まっていたと考えられます。痛みがでるようになってからなぜ痛みだしたかを考えると、最近中腰の仕事が増えた、体重が増えた、激しい運動をしているなど腰に負担がかかる事が多いことはないですか?腰に疲労を溜めていると腰の筋肉や関節が硬くなり、骨盤も歪み、血行も悪くなります。この状態が続いているとしたら寝ている時に腰に長時間の負荷がかかることにより痛みがでやすくなると考えられます。

 

 

内臓の疲労

 

内臓と腰痛は関係ないと思われるかもしれませんが、実は腰痛と内臓はとても関係があります。癌や、婦人科疾患など病気によって腰に痛みがでることは知っている人は多いと思います。ここでは、内臓の疲労と腰痛の関係について書いていきます。朝起きても疲れが取れないという人は多いと思います。内臓も疲労することをご存知ですか。例えば、暴飲暴食、睡眠不足、精神的ストレスなどによって内臓も疲労します。内臓が疲労して機能が低下してくると体の反射としてその近くの筋肉に筋緊張が起こります。治療をして腰痛が楽になっても数日で元に戻ってしまう人は、内臓疲労が原因かもしれません。

 

 

最後に

痛みがでるということは異常があるということになります。内臓に問題がある場合もありますので病院で検査をして自分の腰の状態を知ることも重要です。

腰が痛くなるという状態をつくっているのは日常生活が大きく関係しています。

寝具を替えてみる、寝返りできる環境をつくる、姿勢を意識して腰に負担のかかりにくい態勢で作業をする、寝る2時間前には食事、飲酒を控えるなど、まずはできることから改善していくようにしましょう。


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長年の腰の痛みでお悩みの方

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