膝のお皿周辺の痛みは、ジャンパー膝かもしれません!!

2018年7月29日 : 膝の痛み

膝のお皿周辺の痛みは、ジャンパー膝かもしれません!!

膝の痛みには様々な疾患があります。今回はスポーツをしている10代に多くみられる膝の痛み、ジャンパー膝についてご紹介していきます。

 

 

 

目次

1、ジャンパー膝とは?

2、原因

3、好発年齢

4、症状

5、好発部位

6、診断

7、対処

8、最後に

 

 

1、ジャンパー膝とは?

ジャンプや着地動作を頻繁に行うバレーボールや、バスケットボールなどのスポーツに多くみられます。いわゆるオーバーユースが引き金となる膝のスポーツ障害です。

負傷している場所により、大腿四頭筋腱付着部炎や膝蓋腱炎とも呼ばれます。

ジャンパー膝といわれていますが、必ずしもジャンプ動作をしている人だけに生じるわけではなく、マラソンランナーなどの長距離を走る人、野球やその他の競技をしている人にも生じます。

 

 

 

2、原因

大腿四頭筋の柔軟性の低下が要因の1つにあげられます。特に成長期では、骨の成長に筋肉が追いつかず伸ばされ、結果的に筋肉が硬い状態になり、その負担が膝蓋骨周辺に蓄積するために起こります。

 

ジャンプやダッシュなどによる膝関節の屈伸動作を頻繁に行う場合、膝を伸ばす時に大腿四頭筋が引っ張られることで膝蓋骨、膝蓋腱、脛骨粗面にまで牽引力が加わります。過度な牽引力が繰り返し加わることで、膝蓋骨周辺に微細損傷を引き起こします。

 

 

 

 

また、姿勢の問題や、股関節、足首の可動域の制限なども膝に負担がかかります。

 

 

 

3、好発年齢

12~20歳

 

 

 

4、症状

膝前面の疼痛、圧痛、局所に熱感、腫脹

うつ伏せの状態で膝を曲げると、大腿前面の突っ張ったような疼痛から逃れるために尻上がり現象がみられます。

 

 

 

 

 

5、好発部位

膝蓋骨下部から膝蓋腱付着部、膝蓋骨上部から大腿四頭筋腱付着部、膝蓋腱中央部から脛骨粗面付着部

 

 

 

6、診断

MRI

レントゲン

 

類似疾患

オスグット病

※オスグットについてはこちらを参照してください。

 

 

 

7、対処

電気治療

大腿前面のストレッチ、練習後のアイシング

痛みがでる動作は避ける

湿布

痛み止め注射、薬

断裂の場合は縫合手術が必要になります

 

 

 

8、最後に

ジャンパー膝は放っておいても簡単に痛みが治まっていくこともありますが、なかなか痛みがとれずに痛みが長引くことも少なくありません。症状が長引く人は専門の医療機関で検査をして下さい。

当院では身体の循環力を上げ、手首や、足首、股関節などの調整、痛みがでているところの施術をさせていただきます。

ジャンパー膝でお悩みでしたら、お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

 

松阪市のバキバキしない施術 てらだ鍼灸整骨院

 

 

 

 

☎0120−405−100

 

 

 

 

 


症状について詳しくはこちら

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