2018年5月27日 : 未分類
体が冷えると関節が痛くなるのはなぜ?
冬になると古傷が痛むとか、関節痛がひどくなるということは聞いたことがあると思います。
普段は特に関節に痛みがないけど、体が冷えたときに関節が痛くなることがあります。
私は2月のまだ雪が残っている時期に、滝行をしたことがあります。滝行をする前には、お参りや少し体を動かしたりするわけですが、まだ雪が残っている中、薄着だったので、かなり体が冷え、そのうちにだんだんと腰や膝の関節が痛くなってきました。その時に初めて寒くなると古傷が痛むとか、関節痛がひどくなるというのは、こういうことかと体感しました。
今回は、なぜ体が冷えると関節が痛くなるかについてご紹介していきます。
目次
1、体が冷えることにより痛みが出る理由
2、対策
3、最後に
1、体が冷えることにより痛みが出る理由
寒さによって血行が悪くなると、周辺の筋肉まで硬くなってしまうため、関節に負担がかかります。
また、体が冷えると血行が悪くなり、血行が悪くなると筋肉が硬くなり、筋肉を通っている神経が圧迫されます。それにより、痛覚や触覚などが敏感になり、痛みやしびれ、じんじんしたりというようなことが起こります。
2、対策
筋肉量を増やす。
寒さを感じる時、最初に皮膚で感じます。
体が冷えると、皮膚の血管が収縮して肌の色が白くなります。これは皮膚表面の温度を下げて、体の熱の放散をおさえ、体温の低下を防ごうとするからです。
体が冷えると、震えてきます。これは筋肉の収縮で、口元から始まり、徐々に全身の震えに変わります。
震えによって消費されるエネルギーは熱になります。
この熱は筋肉量が多い人ほど大きくなります。
筋肉量が多いと基礎代謝が大きくなるので、体が温まりやすく寒さに強い体になります。また、筋肉量が多い人は、筋肉を動かすことにより筋肉量が少ない人に比べ熱量を多く生産することができます。
体の熱量の6割は筋肉で生産されるそうです。筋肉量の多い人は、体が冷えても筋肉量が少ない人に比べ、体の冷えが早く回復します。
3、最後に
体が冷えても関節痛が起こらない人もいるし、少しの冷えでも関節が痛くなってくる人もいます。
疲れがとれていない人や、慢性的な肩こり、腰痛や関節痛がある人は体が冷えると、痛みが出やすいので、日常生活の見直しや、体のケアをしてみてはいかがでしょうか。
松阪市のバキバキしない施術 てらだ鍼灸整骨院
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