いつもの頭痛と違うピリピリした頭の表面的な痛み、それは後頭神経痛かもしれません!!

2018年5月20日 : 頭痛

いつもの頭痛と違うピリピリした頭の表面的な痛み、それは後頭神経痛かもしれません!!

 

 

今までに感じたことのない頭にピリピリとした痛みが出る、髪を洗う時に痛む、そんな方は、神経痛からくる頭痛、後頭神経痛かもしれません。

頭痛には様々な原因、症状がありますが、今回は神経痛からくる頭痛についてご紹介していきます。

 

 

目次

1、後頭神経痛とは?

2、特徴・症状

3、原因

4、病院での検査

5、痛みの対処

6、最後に

 

 

 

1、後頭神経痛とは?

後頭神経痛には、大後頭神経痛、小後頭神経痛、大耳介神経痛の3つがあり、どの神経に障害が出ているかで、症状が出る場所が違います。

首の付け根、後頭部、頭頂部、耳の上や後ろにピリピリとした痛みがでます。

 

後頭神経は、首から後頭部の頭皮を走行するため、頚椎の問題や神経が走行する筋肉の緊張や、腫瘍などにより神経が圧迫されたり、刺激されることで起こるとされています。

ほとんどの場合が検査をしても頚椎の異常や、腫瘍が見つからないことが多く、日頃の姿勢や、精神的・身体的ストレスによる筋肉の緊張や、神経が過敏になることで症状が出ることが多いようです。

 

 

 

2、特徴・症状

・片頭痛や緊張型頭痛と違い頭の表面に痛みがでる。

・後頭部の頭皮にピリピリした痛みがでる

・首の付け根から耳の後ろを通るように、側頭部へピリピリとした痛みがでる。

・髪を束ねたり、触るだけで痛みがでる。

・痛みの程度は、チクチクする痛みから激痛が走る痛みまで人それぞれ違う。

・痛みは発作的に痛くなる人もいれば、痛みが持続する人いる。

・押したり、触れただけでも痛みを伴うこともあります。

・頭皮の感覚が鈍くなったり、違和感を感じることもある。

・耳鳴りやめまいを伴うこともある。

・痛みや左右片側にだけ出ることもあれば、両側に出ることもある。

・神経痛自体は数日から1週間程度で消える場合が多い。

 

※すべてが当てはまるわけではありません。

 

 

 

3、原因

外傷(ムチウチ)、頚椎の問題、肩こりなどによる末梢神経への圧迫や炎症などが考えられます。

 

身体的・精神的ストレス

ストレスによりホルモンバランスが崩れ、神経が過敏になる

 

後頭神経痛は9割以上は危険でない頭痛です。ただ、似た症状で、病気が隠れている場合もあります。

症状だけでは鑑別できないので後頭神経痛の症状でなくても、いつもと違う頭痛や、吐き気を伴う頭痛が起きたらMRIがある病院での受診をお勧めします。

 

 

 

4、病院での検査

他の病気との鑑別

帯状疱疹でないか調べるために頭皮を観察する。水ぶくれ(水泡)などの皮疹があれば帯状疱疹や単純ヘルペスの場合でもよく似た症状が出るので、頭皮に水泡や発疹があるかを確認する

画像検査で腫瘍や、くも膜下出血、椎骨動脈解離などによる痛みと区別する

 

 

 

5、痛みの対処

 

・病院

ビタミン剤・・・神経の修復を促す

鎮痛剤・・・痛み止め

神経ブロック・・・局所麻酔薬を神経の周りに注射する

 

 

・治療院で施術をしてもらう

マッサージ、鍼、整体、カイロプラクティック

姿勢の問題や、肩こり、ストレスなどが原因の場合は、体の調整をすることで症状が消えたり、再発を防ぐことにもつながります。

 

 

 

6、最後に

今回ご紹介した頭痛はあまり聞いたことがなかったかもしれません。よく聞く片頭痛や緊張型頭痛とは違い、神経痛の痛みになるので、痛み方が違います。

後頭神経痛は、ほとんどの場合、数日から1週間で痛みがとれます。症状が長引いたり、痛みが強くなる人は、違う病気が隠れている可能性もあるので病院を受診して下さい。

 

 

 

 

 

松阪市のバキバキしない施術 てらだ鍼灸整骨院

 

 

☎0120−405−100

 

 

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