月経(生理)時の頭痛について

2015年10月16日 : 頭痛

 

 

月経(生理)時の頭痛について

 

 

 

 

今回は月経時の頭痛についてお話しします。

 

やはり頭痛は女性に多いですね。

 

 

月経が近づいてくると頭痛になる方もいると思います。

頭痛はないけどものすごい腰痛や吐き気だるさは出る

と言うかたもあり

個人差はありますが

やはり中には月経が近づくと頭痛に悩まされる人もいますよね。

 

 

 

月経時の頭痛について

 

 

毎月頭痛がでる。

2カ月に1回頭痛がでる。

と個人差があります。

 

実は月経時の頭痛と気付いていない人もいます。

周りに言われて

そういえば、毎月、2カ月に1回起こっているのでそうなのかもしれない

と気付きだす人もいます。

 

 

今回はそんな人の為に

月経時のホルモンの影響によって頭痛が起きる理由

ケアの方法について

分かりやすいように

簡単に説明させて頂きます。

 

 

 

ではまず

 

 

なぜ月経の時に頭痛が起きるのか

 

 

まず答えから話します。

それは

以前

「気圧の変化による頭痛」でも

少し名前がでました。

セロトニンというホルモンの影響です。

 

このホルモンが月経になると減少します。

その結果

セロトニンの作用で

脳内の血管が広がって

周りの神経を刺激し頭痛につながります

 

つまり血管の拡張ですね。

 

セロトニンについてはご存知でしょうか?

 

 

セロトニンとカタカナを並べられても

覚えにくいので

幸せホルモン」または「睡眠ホルモン

と覚えてください。

なぜ幸せホルモン、睡眠ホルモンと呼ばれるのかと言うと

このセロトニンが増える事によって

 

 

 

・ストレスから受ける緊張状態を和らげてくれます。

・心を落ち着かせてくれる

・幸福感を感じる

・ぐっすり深い眠りにつけるようになる

・自律神経の乱れを整えてくれる

・物欲が減りますその結果お金も貯まります!

・食欲が減りますその結果痩せます!

 

 

つまり

普段、彼氏や旦那に対してイライラするストレスを

落ちつかせてくれる

というわけですね。

心にいいことづくしで

体重減少も可能でお財布にも優しい

疲れもとれるなど

女性には嬉しい事ばかりのホルモンとなります。

これが幸せホルモンの由来です。

 

 

でも

月経になると

このホルモンが減少するので

反対の効果が起きてしまいます。

 

 

 

よく彼氏や旦那にイライラしたり不安になって喧嘩になるのは

月経が近づきセロトニンが減り精神状態が乱れるので

こうなるわけです。

 

普段以上にイライラするというわけですね。

 

 

 

そして残念な事にこのセロトニンというホルモンは男性と女性で比べると

女性の方が少ないのです。

ですので女性の頭痛が多い理由になってきます。

 

 

 

ではどうやってこの幸せホルモン(セロトニン)を

増やせばいいのか

 

 

それは

 

 

規則正しい生活リズムを続ける事です。

決まった時間に起きて

3食しっかり食べて、適度な運動、決まった時間に入浴、就寝

その中でも1番大切なのは

朝8時までに日光を浴びる事です。

日光を浴びる事によって

セロトニンが調整されます。

朝8時までの日光の強さがセロトニン調整には丁度いい為です。

日光を浴びたからといってここですぐ増えるわけではありません。

主にセロトニンの量が増えるのは夜になります。

目から入った日光の刺激でセロトニンがストップします。

そして14時間~16時間後にセロトニンが出始めます。

そして深い眠りにつけるわけです。

 

少し難しいですかね。

 

 

理屈なしで答えだけだすのであれば

規則正しい生活習慣です。

 

 

でも注意しないといけない事があります。

それは

携帯電話やテレビの光を受けすぎる事です。

こうなると脳が勘違いしてしまい。

セロトニンの調整がおかしくなり。

夜ぐっすり眠れなくなります。

次の日の疲れがとれていない状態や

起きにくいなどにつながりますね。

 

 

セロトニンだけではなく

光を浴びすぎる事は

以前少し説明しました

体内時計にも影響してきますね

 

 

 

セロトニンの説明が長くなってしまいましたが

これがホルモンの影響で月経時に頭痛が起きる仕組みになります。

 

 

 

ケアについて

 

 

ではもうお分かりだと思いますが

月経時におきる頭痛は

このセロトニンを調整すればいいのです

つまり

規則正しい生活を繰り返す事です。

早寝、早起きを心掛けで継続する事で

月経時の頭痛の痛みが徐々に減っていき

最終的には気にならなくなってくるはずです。

 

 

最後に

 

僕の身近でも

生理痛で頭が痛い

腰が痛いと言う声は

なんども聞いてきました。

痛みで動けなくなっている姿も見てきました。

 

そしてそのたびみんな薬を飲んでいます。

どれほど痛いのかは分からないですが

どうしても痛い時は薬に頼るしかないのは

とても理解できます。

でも

薬に頼ってばかりはいたくないと考えている人も多いはずです。

 

 

瞬間的に頭痛や体の痛みをとりたいのであれば

薬を飲めば治るのではなく、痛みをとる事は確かに可能です。

でも

治したいのであれば

自分で努力する事が必要になってきます。

 

ですので

少しずつでいいので始めてみてください。


症状について詳しくはこちら

長年の頭痛でお悩みの方

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