腰痛ベルトをすると腰が楽になるって来たけど、選ぶポイントは?

2015年10月19日 : 腰の痛み

腰を痛めた時に腰痛ベルトは必要?

 

腰を痛めてしまって動くのもつらい、力を入れて重いものを持つ時に痛い、仕事中に立ったり座ったりするのが痛いなど、動けるけど何かをする時に痛みがでて、そのことにより生活面で支障がでたり、仕事の効率が下がったりするのは辛いですよね。

そういう時に思い浮かぶ腰の痛みを和らげる物の1つとして、腰痛ベルトを思い出す人もいると思います。実際に付けたことがある人もいれば、聞いたことはあるけど付けたことがないという人も多いと思います。

 

 腰痛ベルトをすると楽になるの?

腰痛ベルトによって体が支えられます。そのことにより、必要な腹圧や筋肉の働きが補助されるため、痛みが緩和され楽になります。

 

腰に巻くベルトには腰痛ベルト・コルセットや骨盤ベルトなどがありますが、病院ではコルセットと呼ばれます。腰痛ベルトと骨盤ベルトでは付ける位置がことなるので気をつけて下さい。付ける位置によって効果が違ってきます。

 

骨盤の構

まずは、骨盤の構造を説明していきます。骨盤はいくつの骨から構成されているかご存知ですか?

骨盤は2つの寛骨と仙骨の3つの骨から構成されています。前文では目安とするポイントに腸骨と書きましたが、骨盤を構成している骨に腸骨はでてきません。実は寛骨という骨は生まれた時は腸骨、坐骨、恥骨の3つの骨が軟骨によって結合しています。それが成人になると骨結合して1つの骨になります。

 

 

腰痛ベルトを選ぶ時

腰痛ベルトを購入するときは、事前にサイズをしっかり測って購入するようにして下さい。

サイズはS,M,L,LL,3Lとメーカーや種類によっても違いますが、幅広くあります。サイズを測る時、腸骨の上前腸骨棘を目安に骨盤の周囲を測ります。上前腸骨棘は、ウエストから下に手を滑らせていくと骨盤の前の方にあたる骨を目安にしてみて下さい。

 

腰痛ベルトの種類には幅が広いものや狭いもの、背部に芯の入った少し動きは制限されるがしっかり固定されるものや、動きやすく柔らかいものもあります。素材としては、通気性が良いメッシュ素材のものや、ゴムでできているものなどがあります。

いろいろみて自分にあったものをしっかり選びましょう。

 

 

腰痛ベルトの付けるときのポイント

 

ポイント①付けるときは上前腸骨棘にバンドの幅の真ん中がくるように付けて下さい。上前腸骨棘は、前文にも書きましたが、ウエストから下に手を滑らせていくと骨盤の前の方にあたる骨です。

 

ポイント②腰痛ベルトは、肌に直接つけると痒くなったり擦れて痛かったりするので肌に直接つけるのではなく薄い肌着などの上から付けるようにして下さい。

 

ポイント③付けたまま動いているとどうしてもズレてきますのでその都度付け直すようにして下さい。

 

いつ付ければいいの?

動作をする時に付けます。痛む動作がある場合やその動作をしなければいけないと時には付けておくとよいでしょう。

痛みがでるから腰痛ベルトをするというわけではありません。慢性の腰痛があり重いものを持つ時に腰を気にしている人には腰痛予防にもなります。

 

値段は?

ドラッグストアや通販でかうことができます。値段は安いものでは2000円ぐらいで買えるものから10,000円近くするものもありますが、目安としては3,000円~5,000円の間で選ばれるといいと思います。

 

最後に

腰痛ベルトは腰をサポートするものになります。腰痛ベルトを付けると痛み緩和され動きやすくなりますが、腰痛ベルトに頼ってばかりいると姿勢を維持する筋肉が弱っていく恐れがあるため家で安静にしている時などは外すようにして下さい。

腰痛ベルトは腰痛を治すものではありません。腰痛を治すには病院や整骨院、鍼灸院、整体院、カイロなどの治療院でしっかり治療するようにしましょう。


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