ご存知ですか? 冷え性を改善したら、ダイエットにも成功する!

2016年3月27日 : 肩こり,腰の痛み,頭痛

冷え性に悩む女性は少なくなく、約7割の女性が冷え性を抱えていると言われています。冷え性というと、寒い冬のイメージがありますが、最近では冷房による夏の冷えも問題になっています。冷え性を改善すると、効果良くダイエットだできるようになります。そんな冷え性の原因とは何か、また改善にはどのような対策が必要か紹介します。

冷え性の原因は大きく分けて3つ

大きく下記の3つが原因として考えられます

1血液量や筋肉量の不足による冷え性

女性に冷え性が多いのは、女性は男性に比べて筋肉量が少ないためだと言われています。筋肉は運動をすると熱を産生し、血液の流れを良くします。男性でもお年寄りに冷え性が多いのは加齢による筋力の低下があるからです。

また、貧血や低血圧など血管系の問題を抱えていると血液量の低下を招いて冷え性をおこします。

 

2自律神経の乱れによる冷え性

自律神経は、人間が生きていくうえで必要な生理機能を無意識にコントロールする大事な役割を持っています。体温調節もその一つです。生活習慣の乱れやストレスや睡眠不足などがあると自律神経が乱れて、体温の調節が上手くいかずに冷え性をおこします。

 

3女性ホルモンの乱れ

女性はもともと月経周期というものがあり、女性ホルモンが一定していません。そこに食生活の乱れや睡眠不足などが加わると、ホルモンの分泌は大きく乱れてしまいます。女性ホルモンの乱れが血行を悪くしてしまい冷え性となります。

 

冷え性の怖いところは内臓温度の低下を起こすこと

冷え性であるということは体温が低く、内臓温度にも影響が出ます。内臓がスムーズに機能する理想の温度は37度から38度だと言われています。内臓温度が1度低いと基礎代謝が12%下がってしまいます。基礎代謝とはじっとしていても消費するカロリーのことで、年齢や体形によっても違います。

基礎代謝が1200キロカロリーとすると、その12%は144キロカロリーにあたります。基礎代謝が1200キロカロリーの場合、内臓温度が1度低くなるだけで、144キロカロリーが身体に蓄積するという理屈になります。

内臓温度が低下すると、体重の増加を招くだけでなく、代謝が悪くなることで肌荒れの原因にもなり、美容と健康によくありません。

 

冷え性が起こす辛い症状

冷え性はさまざまな不快症状の原因にもなります。よくある症状に、頭痛や肩こり、手足のむくみ、便秘や下痢、腹痛、アレルギー肌荒れ、生理不順などがあります。

 

冷え性の改善には内から温めることが大切

手足が冷えるからと、外から体を温めても一時的に皮膚が温まるだけにすぎません。体の中から温めなければ、基礎代謝は低いまま、根本的に冷え性を改善したとは言えません。

体の中から温めることで、基礎代謝率をあげて、冷え性を治すと、冷え性が原因でおこっている他の症状も治まってくることが多いです。
体の中から冷え性を改善する自分でできる最も効果的な方法は、食事療法と運動療法でしょう。

 

食べ物には体を冷やすものと温めるものがある

食事とは体を作る基本です。自律神経やホルモンバランスを整えるために、1日3食バランスの良い食事をすることは欠かせませんが、冷え性の改善には、なるべく体を温める効果のある食べ物を摂取することが効果的です。

必ずしもではありませんが、大まかな目安としいて、

地上に育つものは体を冷やし、

地下に育つものはエネルギーを蓄えているので、体を温めることが多いです。

地上に育つものとは、キュウリやトマトで、地下とはジャガイモやニンジンです。

 

他にも

暖かい時期(土地)に実るものは体を冷やし、寒い時期(土地)に実るものは体を温めることが多いです。寒い地域で採れる食材は冷えた体を温めるようにできているのです。

 

暖かい時期に実るものとは、キャベツ、レタス、おくら、ナスなどで、

寒い時期に実る野菜は、春菊やほうれん草です。大根はサラダにして食べると体を冷やしますが、火を通すことで体を温める食材に変化します。調理法によっても変わってくるので、サラダよりも温野菜の方が体を温めることが多いのも目安の一つです。

 

飲み物は白っぽく発酵していない清涼飲料水や白ワイン、緑茶は体を冷やすと言われていて、
赤や黒っぽい濃い色である赤ワイン、黒豆茶、ほうじ茶などは体を温めます。

 

調味料では、甘酸っぱいものである、砂糖やマヨネーズ、酢、ドレッシングは体を冷やし、
塩辛いもの塩や胡椒、味噌は体を温める効果が期待できます。

 

冷え性に効く運動のポイント

1筋肉を柔らかくするストレッチで一日をスタート

体が柔らかいことは、血行を良くして疲れにくい体を作ります。まずは、朝、目が覚めたら、ストレッチで体の隅々まで血液を巡らせましょう

2有酸素運動で体に良いリズムを作る

呼吸法を取り入れたヨガやジョギング、ウォーキング、エアロビクスなどは有酸素運動です。自分のペースで、少し息が上がるというぐらいで十分です。無理のない運動を続けることで自律神経の調整にも役に立ちます。

3筋肉運動で筋力を強化しよう

筋肉は、肝臓と脳についで基礎代謝率の高い部位です。筋肉運動によって熱を生み出すので、筋肉量を増やすことは基礎代謝率を上げ、冷え性には効果的です。下半身が冷えることが多いので、下半身を強化する運動がより効果的でしょう。

スクワッドを継続して行うことは、筋肉量の増加を期待するだけでなく、血流がアップして下半身の冷えにもより効果的といえます。

 

 

 

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