2018年9月2日 : 未分類
踵の痛みで運動ができない成長期のお子さんはセーバー病かもしれません!!
10歳から15歳の成長期のお子さんで、特に運動をしている子に多くみられる踵の痛みにセーバー病というものがあります。今回はセーバー病についてご紹介していきます。
目次
1、セーバー病とは?
2、症状
3、原因
4、対処
5、診断
6、最後に
1、セーバー病とは?
セーバー病はスポーツをしている成長期の10代の少年少女に好発する踵の痛みのことをいい、踵骨骨端症ともいいます。
いわゆる成長痛といわれている症状の一つです。
2、症状
走ると痛む
ジャンプをすると痛い
腫れがある
押すと痛む
3、原因
アキレス腱が踵の端(踵骨骨端部)に付着しています。成長期の子どもは大人の骨と違い、骨端軟骨(成長線)と骨端核というものが存在します。
セーバー病は運動をしている子に多くみられます。セーバー病の場合は下腿三頭筋(ふくらはぎ)の柔軟性が低下していたり、足首の可動域の低下、歩行時に足の指がうまく使えていないなどの様々な原因で踵骨骨端部が腱に引っ張られて炎症を起こし痛みがでます。運動をしている子は、より踵骨骨端部に負荷がかかり痛みがでやすくなります。
4、対処
運動の中止
湿布を貼る
アイシング
マッサージ
ストレッチ
温熱療法
電気治療
インソール
5、診断
X線で診断
アキレス腱炎との鑑別できる
6、最後に
踵の痛みがでたら病院で検査を受けましょう。
セーバー病の場合は、痛みを我慢して運動を続けていると症状が悪化することがあります。
セーバー病は、経過とともに完治する予後良好の病気ですが、身体の調整をすることで痛みが早くとれます。
痛みを我慢せずに早めに対象をすることで、早期に運動復帰ができるようになります。
松阪市のバキバキしない施術 てらだ鍼灸整骨院
☎0120−405−100