2018年12月2日 : 未分類
股関節が痛くて靴下が履きにくい、その症状は変形性股関節症かもしれません!
あぐらがかけなくなり、左右で開き方に差がある、靴下を履こうとすると股関節が曲げにくく痛み、靴下が履きにくくなったなどの気になる股関節の痛みがある人は、変形性股関節症かもしれません。今回は変形性股関節症についてご紹介していきます。
目次
1、変形性股関節症とは?
2、原因
3、症状
4、診断
5、予防
6、治療
7、最後に
1、変形性股関節症とは?
関節軟骨が様々な原因ですり減ったり、骨の変形が生じる病気です。
2、原因
股関節の疾患で臼蓋形成不全、発育性股関節脱臼、大腿骨頭すべり症、ペルテス病といった小児の股関節の病気がある方に発症しやすい傾向があります。
このような病気にかかったことがない人でも、加齢に伴い発症することもあります。
3、症状
症状は初期、進行期、末期に分類されます。主な症状としては関節の痛みと機能障害です。
初期
長時間の立ち上がりや歩行時、運動後の股関の痛みや臀部、太もも、膝の痛み
進行期
痛みが慢性化し、歩行時の痛みや股関節の可動域が狭くなり、足の筋力も落ちてくる
末期
安静時でも痛みが出る、股関節が硬くなる。痛みがある側の足が細くなる。左右の足の長さが違う
日常生活では、靴下が履きにくくなる、あぐらがかけない、足の爪切りがやりにくい、和式トイレが使用できない、歩き方がぎこちなくなる、階段の上り下りが辛いなどの支障がでてきます。
4、診断
問診や診察
X線、CT、MRIなどの検査
関節の変形、関節の隙間が狭くなっている、軟骨の骨化、骨棘の形成、関節軟骨の消失など
5、予防
日常動作の改善
股関節に負担がかかることは避ける
自分に合った靴を選ぶ
布団で寝ている方はベッドを使用すると無理なく起き上がることができます。
地べたで生活している方は、椅子やソファでの生活に切るかえることで股関節への負担を減らすことができます。
体重管理
標準体重より重い方は体重の管理をすることで股関節の負担を減らすことができます。
食生活
暴飲暴食、睡眠不足、水分摂取が足りない、糖質過多、寝る直前に飲食をするなどこのような行為が日常的になっている方は、体の柔軟性が落ち、姿勢も悪くなりやすく、疲れやすくなります。その結果、体に様々な支障をきたすことになります。
インソールを使用する
自分に合うインソールを使うことで踏ん張りがきき歩きやすくなります。そのことで股関節への負担も軽減されます。
6、治療
大きく分けて保存療法と手術療法があります。
まず保存療法から行います。保存療法には痛み止め、湿布、体操、理学療法、などを行います。運動療法としては貧乏ゆすりが股関節の痛みの緩和に期待できるといわれています。
保存療法で効果がでない場合や日常生活に大きく支障が出る場合は手術療法を考えます。
7、最後に
股関節の痛みが続く場合は病院で検査をしてみて下さい。
まずは股関節自体に問題があり痛みが出ているのか、自分の体の状態を知ることも大事になります。
状態がわかれば対処法などもわかってきます。
股関節になるべく負荷をかけないことも痛みの緩和には大切です。体の歪み、歩き方、体の疲れ、体重管理なども股関節の負担にかかわってきます。
病院の保存療法と合わせて体の歪みやバランスなど、痛いところだけでなく体全体を調整してくれる治療院に行くことで股関節への負担を減し、痛みの緩和にもつながりますので利用することも考えてみてはいかかでしょうか。
松阪市のバキバキしない施術 てらだ鍼灸整骨院
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