歩くときに足の親指が上がらずに歩きにくい、その原因とは?

2018年7月8日 : 未分類

歩くときに足の親指が上がらずに歩きにくい、その原因とは?

 

足の親指を上にあげようとしても自分では動かせない、又は動いても力が入りにくく、歩くときに違和感がでるという人がいます。これを読んでいるということは、あなたもそうかもしれませんね。このような症状がでる疾患にはどのようなものが考えられるのかを、ご紹介していきます。

 

 

目次

1、足の親指(母趾)を上にあげる(伸展)筋肉

2、足の親指が上がらなくなる又は、力が入りにくくなる疾患とは?

3、腓骨神経麻痺とは?

4、下腿コンパートメント症候群とは

5、椎間板ヘルニア

6、最後に

 

 

 

1、足の親指(母趾)を上にあげる(伸展)筋肉

長母趾伸筋

腓骨前面の中央および下腿骨間膜から母趾の末節骨底につきます。

作用・・・母趾の伸展、足関節の背屈(足首を曲げ、足の甲を上にあげる)、内反(足を内側に反らせる)

神経・・・腓骨神経が作用します。

 

 

 

2、足の親指が上がらなくなる又は、力が入りにくくなる疾患とは?

母趾の伸展には長母趾伸筋が関係してきます。

この筋肉自体の問題、腱の問題、支配している神経の障害により、機能低下を引き起こします。

腓骨神経麻痺、長母趾伸筋腱断裂、コンパートメント症候群、椎間板ヘルニアなど

 

 

 

3、腓骨神経麻痺とは?

腓骨神経麻痺についてはこちらを参考にして下さい。

 

 

 

4、下腿コンパートメント症候群とは

腕や足の筋肉など複数の筋肉があるところでは、いくつかの筋肉ごとに、骨、筋膜、骨間膜などで囲まれています。これをコンパートメントと呼びます。

下腿には4つのコンパートメントがあります。

前部・・・前脛骨筋、長母趾伸筋、長趾伸筋

外側・・・長腓骨筋、短腓骨筋

浅後部・・・腓腹筋、ヒラメ筋、足底筋

深後部・・・後脛骨筋、長母趾屈筋、長趾屈筋

 

コンパートメント症候群とは、スポーツや交通事故などによる打撲、骨折、などによる出血などで下腿のコンパートメントの内圧が上昇して、筋肉内細動脈の血行障害を引き起こします。

最悪の場合は、筋や腱、神経組織が壊死して障害が残ってしまうことがあります。

いったん組織が壊死すると、機能障害が残るため初期の迅速な判断が重要になります。

下腿は筋膜などで4つの小さい区画に分けられているため、内圧が上昇しやすくなります。

 

症状

疼痛、腫れ、圧痛、硬結、運動時痛、神経麻痺による知覚麻痺、筋力低下、他動的運動時痛など

 

 

 

5、椎間板ヘルニア

腰の椎間板ヘルニアにより、神経が圧迫されると足に力が入らない、入りづらくなることがあります。

 

 

 

6、最後に

症状がひどくなり、日常生活に支障が出る場合は、手術が必要になることもあります。

椎間板ヘルニア、腓骨神経麻痺で、症状がそれほどひどくない場合は、リハビリや、施術で回復することもあります。

足の親指が上がりにくく、歩くときに違和感がでたら、早めに病院で検査を受けて下さい。

 

 

 

松阪市のバキバキしない施術 てらだ鍼灸整骨院

 

 

0120405100

 

 

 

 


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