そのぎっくり腰、筋肉の疲労だけではなく内臓の疲労が原因かも

2015年10月5日 : 腰の痛み

このような経験した事ありませんか?

 

重いものを中腰で持ったときに腰を痛めた、座っていて後ろにあるリモコンを取ろうとして腰を捻った時に痛めた、立ったまま靴下を履こうとして腰を痛めた、くしゃみがでた時に腰を痛めたというように何か動作をした時に腰に強い痛みや、腰が「ピキッ」としたり、その時は違和感だけで、時間をおいて強い痛みがでてきたという経験をしたり、家族や、周りの知人がこの様な経験をしたと聞いた事がある方は多いのではないでしょうか?

これは急性腰痛症、いわゆるぎっくり腰と言われるものです。そもそも中腰で作業したり、腰を捻ったりする動作は日常でよくやりますよね?

ではなぜ痛める時があるのでしょうか?

男ぎっくり腰

 

 

 

考えられる事

 

筋肉の疲労が考えられます。日常の生活で腰に負担がかかる事をすると疲労が溜まります。本来溜まった疲労は、ケガをした時に傷が治っていくように疲労も回復していきます。しかし、腰に負担がかかる作業が多かったり、睡眠があまりとれていなかったり、寝るのが遅かったり、食事をしてすぐに眠ってしまうという事が日常になっていると、回復が追い付かずに、どんどん疲労が溜まっていきます。そうすると今までは、何ともなかった動作が、たえきれずに痛みとしてできます。

疲労が溜まってくると何となく腰の動きが硬かったりしませんか?血流が良く疲労が少ない状態を弾力性がある枝だとしたら、血流が悪く疲労が溜まった状態が枯れ枝だと想像してみてください。負荷がかかるとポキンと折れるイメージが湧くかと思います。

 

姿勢の問題

骨盤の歪みにより、体のバランスが崩れ同じところに負荷がかかってしまうことで痛みがでることもあります。

 

強い負荷がかかった時

強い負荷により筋肉を負傷してしまうこともあります。

 

内臓の疲労

内臓も疲労することをご存知でしょうか?睡眠不足や暴飲暴食や飲酒などいろいろな要因がありますが、内臓も疲労します。内臓が疲労してきて働きが悪くなってくると生存にかかわってきますので、それを補おうとして反射で疲労している内臓の近くの筋肉が硬くなってきます。(内臓体制反射)

痛みがでる原因は上記以外にもありますが、様々な要因が重なり合って出てきます。内臓

 

 

 

日頃気を付ける事

物を持つ時

下にあるものを持つ時は、片膝をついて膝をつかって持ち上げる、この動作は特に慢性の腰痛がある方や、以前腰を痛めて病院でヘルニアなどの診断をされて今は痛みがでていなくてもこの動作を心掛けると腰への負担が減ります。忙しい時や、いちいち膝をつくのは面倒だとは思います。疲労は日常の癖や習慣が関係してきます。疲労をなるべく溜めない為にも意識することをお勧めします。

椅子に座ったまま下にある重いものを持つ時は、一度椅子から降りる。座ったままで腰を捻って下にあるものを持つという動作は、とても腰に負担がかかります。

 

睡眠時間をしっかりとる

 寝てる間に疲労は回復していきます。質の良い睡眠をとることで疲労の回復度合いも違ってきます。寝つきが悪い、起きたら痛みがある、途中で起きてしまう、疲れがとれないこのような方は、布団や枕が合っていないのかもしれません。一度見直してみるのもよいでしょう。

 

お風呂にゆっくりつかる

血行が良くなるということもありますが、心身をリラックスもできますのであまりにも熱いと心臓に負担がかかりますので、適度な温度で10分から15分を目安にするといいでしょう。

 

まとめ

ぎっくり腰になる原因は様々ですが、大事なことは今の自分の体の状態をつくっているのは、日常生活の積み重ねです。腰に不安がある方は一度生活習慣を見直してみると体の負担を減らせたり、疲労が溜まりにくくできるので実行してみてください。


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