2018年9月9日 : 未分類
踵の痛みセーバー病の症状を長引かせないためには!!
10歳から15歳の成長期のお子さんで、特に運動をしている子に多くみられる踵の痛みにセーバー病というものがあります。セーバー病は成長痛とも呼ばれ、大人になるとともに痛みもとれていきます。しかし、スポーツをしている子は痛みが引くのを待っている間に大事な試合に間に合わなかったり、中学、高校を卒業してしまいます。痛みを早くとるためにはどのようなことをしていけばいいのかをご紹介していきます。
目次
1、セーバー病とは?
2、症状
3、原因
4、対処
5、診断
6、セーバー病の症状を長引かせないための当院の考え
7、最後に
1、セーバー病とは?
セーバー病はスポーツをしている成長期の10代の少年少女に好発する踵の痛みのことをいい、踵骨骨端症ともいいます。
いわゆる成長痛といわれている症状の一つです。
2、症状
走ると痛む
ジャンプをすると痛い
腫れがある
押すと痛む
3、原因
アキレス腱が踵の端(踵骨骨端部)に付着しています。成長期の子どもは大人の骨と違い、骨端軟骨(成長線)と骨端核というものが存在します。
セーバー病は運動をしている子に多くみられます。セーバー病の場合は下腿三頭筋(ふくらはぎ)の柔軟性が低下していたり、足首の可動域の低下、歩行時に足の指がうまく使えていないなどの様々な原因で踵骨骨端部が腱に引っ張られて炎症を起こし痛みがでます。運動をしている子は、より踵骨骨端部に負荷がかかり、痛みがでやすくなります。
4、対処
運動の中止
湿布を貼る
アイシング
マッサージ
ストレッチ
温熱療法
電気治療
インソール
5、診断
X線で診断
アキレス腱炎との鑑別できる
6、セーバー病の症状を長引かせないための当院の考え
上記の対処法で痛みがとれていく方もいます。しかし、それだけでは、なかなか痛みがとれずに運動が思うようにできない子もいます。
当院では施術だけではなく、自宅でのケア、食生活も大切だという考えがあります。
施術では、姿勢や、身体の柔軟性や、可動域を検査し、身体の調整をして身体全体の循環力をあげていきます。
そのあとに、踵の痛みがでている部分に影響が出ているところを探し、施術をしいていきます。筋肉や、筋膜、皮膚がそれにあたります。
早く痛みをとるためには自宅でのケアも必要になってきます。自宅でのケアを毎日することで、筋肉の柔軟性を取り戻していき、皮膚とツッパリ感を和らげていきます。
食生活でも身体には影響していきますので、それについても指導をしていきます。
そうすることで、当院での施術回数も少なくて済み、早く痛みがとれていきます。
7、最後に
踵の痛みがでたら病院で検査を受けましょう。
セーバー病の場合は、痛みを我慢して運動を続けていると症状が悪化することがあります。
セーバー病は、経過とともに完治する予後良好の病気ですが、身体の調整をすることで痛みが早くとれます。
痛みを我慢せずに早めに対象をすることで、早期に運動復帰ができるようになります。
松阪市のバキバキしない施術 てらだ鍼灸整骨院
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