フェンシングの全日本の大会までに腰の痛みと肩こりと右手首の痛みを改善したい患者さん

2015年12月18日 : 肩こり,腰の痛み

12月14日来院  Cさん 37歳  男性  教員   松阪市豊原町 

 

【主訴】

腰の痛み

肩こり

右手首の痛み

 

【Cさんの要望】

12月24日〜26日までフェンシングの全日本があるからそれまでに動けるようにしたい。

 

【既往歴】

・高校1年生の時に普段電車通学なのに30km先の学校に自転車で漕いで行った時から腰の痛みが発生した

  • 過去に3回頭痛:肩凝りからくる頭痛
  • 肩凝りは10年くらいある

 

【症状】

腰痛:ドーンという痛み

肩凝り:右肩のしびれ

右手首の痛み:日常動作で痛む

 

【過去の治療】

  • 高校1年の時は整形外科でレントゲンを撮ってもらい異常なし
  • 肩凝りと、腰の痛みの改善のために整骨院と鍼灸院に行った。施術してもらうとその時はましになる。

 

【検査】

血圧(124/68)

脈拍56

体温36.4

握力(46/36)

  • 坐位検査

骨盤後傾

仙腸関節の硬さ

脊椎の硬さ

脊椎の回旋不足

肩の外転

  • 上向きで寝た検査

仙腸関節の硬さ

脊椎の硬さ

 

・右手首の硬さ

 

【姿勢分析】・・・写真を3方向撮る

NO.2689大野幸太さん【平成27年12月14日】1回目

【Cさんに説明】

身体の機能はすぐに改善するが、クリスマスまでには痛みを消すことはできないこと。根本的に改善するために時間が必要ということを伝えて納得していただく。

【施術】

脳脊髄液の流れを良くする調整をすると検査時の硬さは改善し姿勢も良くなる。(施術時間20分)

 

 

【解説】

フェンシングの国体選手のために試合前は練習を追い込むようで、部活動でも身体を張って生徒に教え今までのフェンシング独特の動きによる身体の歪みと硬さは異常でしたがCさんがこれから身体を改善していく意識を持っていただけたのでサポートを続けていきます。

 

【まとめ】

今回は身体の機能を改善する施術だけさせて頂いたので2回目以降は構造的な施術もさせて頂きます。

機能だけの施術でも結構変化が出ました。

 

 

学生の時に身体を壊してお身体のケアをせずにどこに行ったら改善するのか分からなく迷っている方は一度【てらだ鍼灸整骨院】の施術を試してみませんか?

無料相談を遠慮なくお使いください。

0120−405−100

 

 

 

 

 

身体がしんどくなると整体院や整骨院でボキボキしても良くならなかった患者さん

2015年12月15日 : 肩こり

12月14日来院  Bさん 80歳  男性  農業 松阪市矢津町 

 

【主訴】

特に首と肩の凝り、腰の凝り、両膝の痛み

 

【既往歴】

・45歳の時に心臓に血栓、2回バルーンを入れた

  • 高血圧
  • 整形外科で首がズレてると言われた
  • 8年前に膝に水が溜まったので水を抜く注射をしてもらったらばい菌が入って腫れた。それ以降両膝が曲がらない。

 

【症状】

・右肩から首にかけて凝りが上ってくる

・膝は歩き始めが痛い、座っていて立つ時が痛い

 

【過去の治療】

  • 整形外科でレントゲンを撮ったら首がズレてると言われた。湿布だけもらう。

・整骨院や整体院でボキボキする矯正を首が凝って回らなくなったらしてもらう。

 

【検査】

血圧(142/72)

脈拍70

体温36.5

握力(24/23)

 

  • 坐位検査

骨盤後傾

仙腸関節の硬さ

脊椎の硬さ

脊椎の回旋不足

肩の外転

 

  • 上向きで寝た検査

仙腸関節の硬さ

脊椎の硬さ

 

  • 首の動き

伸展15°側屈(5°/17°)回旋(32°/25°)

 

膝屈曲 65°

 

 

【姿勢分析】・・・写真を3方向撮る

 

NO.2687長島孝一さん【平成27年12月14日】1回目

 

【Bさんに説明】

Bさんの1番の願いは首と右肩の凝りをスッキリさせて欲しい、2番目の願いは膝を曲げて農業をしたい。

首の凝りは、早く取れるけど膝の硬さは時間がかかるということを伝えて納得していただく。

 

【施術】

脳脊髄液の流れを良くしてから足と骨盤の調整をすると検査で硬かった動きを解除。(総時間20分)

 

  • 首の動き

伸展23°側屈(15°/32°)回旋(45°/37°)

  • 膝屈曲 90°

施術後にベッドから立ち上がる時の痛み消失。

 

 

【解説】

首と肩の凝りがなくなったのと姿勢分析のビフォー・アフターの写真でも明確に改善したのを確認され非常に喜んでいらっしゃいました。

 

ボキボキしないと改善しないと思っていたようで、ソフトな刺激で改善したことに異常に興奮され、帰りは受付で20分間話し続けていらっしゃいました。

 

Bさんは右の足首が原因で首と右肩に症状が出ていらしゃったので歩き方の指導もさせていただき次回の予約を取っていただきました。

 

【まとめ】

身体を変化させるのに必ずしも強い刺激をする必要はないです。

弱い刺激でも十分に解決する症例でした。

 

 

 

首凝り、肩凝りで悩んでいる方は今すぐお電話ください

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ストレスからくる自律神経の乱れが肩こりの原因なんですよ

2015年10月12日 : 肩こり

多くの現代人の悩みの種となっている肩こりですが、肩こりがストレスによって引き起こされる、という話をご存知でしょうか。筋肉の使い過ぎや運動不足も当然、肩こりの原因となりますが、それに加えて過度なストレスが自律神経を乱し、肩こりを招いてしまいます。

 

自律神経の乱れ

ストレスと肩こりの関係には、自律神経が重要な役割を担っています。自律神経というのは、交感神経と副交感神経の2種類に分けられ、この2つがバランスよく働くことで私たちの健康を作ってくれています。

 

自律神経のうちの交感神経は主に活動を司り、運動時より活性化したり、興奮や緊張にともなって活性化したりします。反対に副交感神経は安静を司るため、睡眠時や休息時に優位となり、リラックスした状態でより活性化します。

 

この交感神経と副交感神経が活動と安静をバランスよく作ってくれることで、私たちは普段の生活を健康的に送ることができています。しかし、過度なストレスはこの自律神経のバランスを乱す原因となってしまいます。

 

肩こりと自律神経の関係

仕事や家庭、人間関係など普段の生活で多大なストレスを抱えていると、ストレスの少ない人と比べて交感神経の活動が活発になってしまいます。休息時や睡眠時など副交感神経が優位となるべき場面であっても、強いストレスや不安を感じていると、十分にリラックスできなくなってしまうのです。

 

本来であれば身体を休める必要がある休息時にも交感神経が活動していては、身体は十分に休むことができずに筋肉の疲労回復にも支障をきたします。休息をとっても効率の良い筋疲労の回復はできずに筋肉はどんどん硬くこわばっていきます。硬くこわばった筋肉は筋血流を阻害し、筋肉の栄養が不十分となったり、乳酸のような疲労物質の代謝が悪くなったりします。

 

こうして、首周り、肩周りの筋肉の緊張が高まることで肩こりが生じるのです。

 

一時的なストレスによる筋肉のこわばりであれば、ストレスの解消とともに肩こりの改善も促されるでしょう。しかし、長期間にわたる慢性的なストレスは、長期間の筋肉の緊張を招き、慢性的な肩こりを作ってしまいます。

 

また、同様に過度のストレスによる交感神経の活性化が続くことで、睡眠時の副交感神経の働きが低下し、睡眠の質の低下や睡眠不足に陥ります。睡眠が不足していては身体を休めることはできませんし、疲労の蓄積や夜眠れないという焦りがさらなるストレスを引き起こす悪循環も招きかねません。

 

ストレスによる肩こりの対処法

対処法として最も効果的なのは、もちろんストレスの原因を突き止め、改善することです。慢性的なストレスとなっている原因を解明、解消することで、自律神経の乱れを治すことで、肩こりも解消されるでしょう。

 

しかし、ストレスの原因がわかったところで、仕事や人間関係についての問題はすぐに解決できないことの方が多いでしょう。そういう場合には体操やジョギングのような軽めの運動がオススメです。運動は全身の筋肉をほぐしてくれて、肩周りの筋肉の血行も改善してくれます。さらに、ストレスの解消にも効果的です。忙しくて運動する時間を作れない人でも、仕事の合間に腕の体操を行うことや、毎日の通勤で少しだけ歩く量を増やしてみるだけでも良いでしょう。

 

ストレスも肩こりも気にしすぎることで、さらに症状が強くなっていきます。身体を動かす方法以外でも、自分なりのリラックス方法を見つけることが重要です。

 

 

リラックスしていても肩こりが改善しない方はてらだ鍼灸整骨院に来て頂いたら肩こり改善のお手伝いをさせていただきますね。

整骨院の先生が教える肩こりを改善する5つのストレッチ

2015年10月12日 : 肩こり

長時間の同じ姿勢や同じ作業の繰り返しが原因となって肩こりは生じています。これは特定の同じ筋肉を使い続けることで、筋肉中の酸素が欠乏し筋肉が硬く緊張してしまうためです。硬くなった筋肉はさらに、筋血流を阻害し、より一層凝り固まってしまいます。

 

この肩こりの改善には、ストレッチやマッサージなどによって筋肉の血行不良を改善してあげることが効果的です。

 

肩こりを改善するストレッチ

ストレッチによって硬くなった筋肉を伸ばし、ほぐしてあげることで筋血流の改善につながります。

 

肩がこったなと思ったときは、こまめにストレッチを行いましょう。ストレッチによる結構改善は肩こりの改善だけでなく、作業効率のアップにもつながります。

 

では具体的に肩こり改善に効果的なストレッチをご紹介します。ストレッチといっても、無理に筋肉を引っ張る必要はありません。反動をつけたり、力を加えすぎたりせずに、気持ちがいいと感じる程度で筋肉を伸ばしていきます。

 

①肩甲骨周りの筋肉のストレッチ

  1. 腕は脱力してダランと垂らしたまま、肩をすくめるようにまっすぐ上に持ち上げます。肩甲骨から持ち上げる意識で、肩全体を大きく上げていきます。肩を上げきったら、そこで一気に力を抜きます。腕の重みで肩をストンと落とすように、持ち上げて脱力を繰り返します。

 

  1. 両手を組んで、まっすぐ上に伸ばします。身体全体で伸びをすることで、脇の下の部分の筋肉が伸ばされます。まずは上方向にゆっくりと息を吐きながら伸びをしましょう。それが済んだら、両手を組んだまま両腕を右へと倒します。これもゆっくり息を吐きながら、左の脇の下の筋肉を伸ばしていきます。最後は左へ、ゆっくりと右脇の下の筋肉を伸ばしましょう。

 

  1. 両手を身体の後ろで組みます。そして、お尻の前で組んだ手をゆっくりと、上に持ち上げていきます。左右の肩甲骨を内側に寄せる意識で、ゆっくりと息を吐きながら腕を上げましょう。

 

②首周りの筋肉のストレッチ

  1. 首を左右前後と各方向にゆっくりと倒します。ゆっくりと息を吐きながら、各方向5〜10秒ほどかけて、じっくりと筋肉を伸ばしましょう。

 

  1. 両手を後頭部の後ろで組みます。そのまま下を覗く様に頭を前に倒し、組んだ両手で後頭部を下向きに押さえます。首の後ろの筋を背中までまっすぐ伸ばしていきます。

 

入浴とマッサージ

このようなストレッチは仕事や作業の合間以外に、入浴後に行うことも効果的です。入浴は身体を温めることで、全身の血行を良くしてくれます。筋血流も同様に促進されているため、より効率のよいストレッチを行うことができます。

 

また、筋肉への直接のマッサージも凝り固まった筋肉をほぐして筋血流を改善してくれます。マッサージについても同様に、入浴後のように筋肉があったまった状態で行うと効果的です。あまり強く揉みすぎても、揉み返しによる痛みが出てしまうので、軽く気持ちよさを感じる程度の強さが良いでしょう。

 

しっかりストレッチしたのに肩こりが取れない方はてらだ鍼灸整骨院に来て頂いたら肩こりを改善するお手伝いをさせていただきますね。

トリガーポイントを押すと肩こりが治るって知ってました?

2015年10月12日 : 肩こり

肩周りや首回りの重だるさやハリなどの症状が一般的な“肩こり”。そんな肩こりに加えて、肩にコリコリしたしこりができている。そんな経験はありませんか?圧迫すると、強い痛みを発するこのしこりは一体なんなのでしょうか。

 

肩のしこり

首周りや肩周りの筋肉は、毎日のデスクワークや家事などによって疲労していきます。この使い過ぎによる疲労によって、筋肉はどんどん緊張が高まっていきます。こうして、筋肉が硬くなった状態が、肩こりと呼ばれる、いわゆる“こっている”状態となります。

 

このように硬くなった筋肉は、筋内の血流が阻害され、十分な酸素や栄養が供給されなくなってしまいます。こうして酸素欠乏に陥ることで、筋肉の中にしこりができます。このコリコリとしたしこりを“筋硬結”といい、血液循環が障害されることで、筋肉の中に老廃物が溜まってしまっています。

 

そのため、このしこり部分を圧迫することで強い痛みが生じます。

 

肩のしこりとトリガーポイント

このようなしこりは押圧することで強い痛みを発し、“トリガーポイント”とも呼ばれています。トリガーとは引き金を意味し、痛みの引き金となることからトリガーポイントという名がついています。このトリガーポイントである筋硬結部位は離れた部位の痛みやしびれを引き起こすことがあるのです。

 

例えば、ひどい肩こりや首のこりに伴って頭痛が生じることがあります。これは肩や首にできた筋硬結部位がトリガーポイントとなって頭痛を引き起こしている場合があります。この頭痛のような、トリガーポイントが原因となる離れた部位の痛みを“関連痛”と呼びます。このような関連痛に悩んでいるケースでは、直接の痛みの出ている部位でなく、トリガーポイントとなる筋硬結部位をほぐすことで痛みが治まることがあります。

 

では、肩の筋硬結、トリガーポイントはどのような部位にできやすいのでしょうか。以下に具体的な例を示します。

 

  1. 後頭部の真下(首の付け根)

  2. 肩甲骨の上側

  3. 肩甲骨の内側(背骨に沿って)

  4. 肩の付け根と胸のくぼみ

 

これらの部位を実際に押してみましょう。コリコリとしたしこり(筋硬結)がある、強い痛みが生じる、離れた部位に痛みが広がる、といった場合にはそこにトリガーポイントがある可能性があります。この時は、力を入れて強く押す必要はありません。血流が滞り、筋硬結ができている場合には軽い圧迫でも強い痛みが生じます。

 

これらの部位はあくまでも、トリガーポイントとなりやすい部位の一例であるため、この上記の部位を中心に周囲を軽く押していきましょう。強い痛みを発する、筋血流の悪いところを見つけたら、そこが治療のターゲットとなります。

 

筋硬結、トリガーポイントの対処法

筋硬結部位を見つけたら、しこりをほぐして筋肉の血流を良くする必要があります。

 

しこりの真ん中に指の腹を押し当て、垂直にゆっくりと力を加えていきます。強く惜しすぎず、30秒ほどかけながら、ゆっくりと硬くなったしこりをほぐすように押圧します。また、筋硬結部位の血流を改善するためには、入浴後などの筋肉の暖まった状態で行うとより効果的でしょう。

 

 

それでも肩こりが治らない方はてらだ鍼灸整骨院に来て頂いたら改善のお手伝いをさせていただきますね。

整体師が教える肩こりがおこる3つの原因

2015年10月12日 : 肩こり

パソコンやスマートフォンの普及に伴い現代人の多くが頭を悩ませている肩こり、その生活習慣の特徴から“同一姿勢”や“眼精疲労”“運動不足”が原因となって肩こりを引き起こしてしまうことが多いです。その他にも頸椎症や頸椎椎間板ヘルニアといった疾病に伴う肩こりも存在しますが、まずはこの3つの原因について見ていきましょう。

 

1.同一姿勢

長時間のデスクワークや運転など、同じ姿勢をとり続けることが肩こりの原因となります。

 

私たちの頭の重さはだいたい5〜6kg程度であり、この頭を首と肩で支えています。この重さの頭を長時間同じ位置で保持し続けるには、首周り、肩周りは同じ筋肉を収縮させ続ける必要があります。特に日本人の骨格は肩幅が狭い華奢な体型であるため、筋肉への負担も大きくなりやすいとされています。

 

筋肉は収縮をし続けることによって、どんどん緊張が高まり硬くなってしまいます。そうして硬くなった筋肉は血流が阻害されやすく、新鮮な血液が行き渡らないことによって筋肉に十分な酸素が供給されずに肩こりを招いてしまいます。

 

特に猫背の姿勢の人や、机と椅子の高さが身体にマッチしていない人はデスクワークの際などに、首を前に突き出した姿勢をとりやすくなります。この姿勢は特に首や肩の筋肉を緊張させやすく、長時間この姿勢をとり続けることで肩こりを誘発します。

 

対処法としては、やはりこまめに肩や首を動かすことでしょう。首を大きく回してみたり、肩をぐるぐると回してみたり、軽い体操で筋肉への血流を良くしましょう。

 

2.眼精疲労

細かい文字やパソコンの画面を見続けると、眼の周りの筋肉が緊張し、それに伴い首回りの筋肉も緊張していきます。特に、パソコンの場合は光源を見続けることになるので、さらに眼とその周りの筋肉への負担は大きくなります。実際、毎分15〜20回とされている人の瞬きは、パソコン作業中は毎分1〜2回にまで減少するといわれていることからも、特に眼精疲労を招きやすいことがわかります。

 

この眼精疲労からくる肩こりの対処法としては、眼を休めることが大切です。少しの間、眼を閉じて休ませることや、こめかみのあたりを指の腹で軽くマッサージすることなどが効果的です。また、ずっと近くを見続けている場合には、窓の外などの遠くを眺めるのも良いでしょう。

 

3.運動不足

デスクワークや車通勤などの同一姿勢、眼精疲労を招く生活習慣は同時に、運動不足の原因ともなります。

 

運動不足の筋肉では、血流が低下してしまい老廃物も溜まりやすくなってしまいます。また、筋肉は使わないとすぐにやせ細ってしまうため、運動不足は首周り、肩周りの筋力低下も引き起こします。首周り、肩周りの筋力が低下すると、当然日常生活による負担は大きくなるため、身体の姿勢を維持するだけでも筋肉が硬くなっていきます。

 

運動不足の対処法はもちろん運動をすることです。ジョギングや体操といった軽めの負荷の運動で構いません。それが難しいということであれば、毎日の通勤で少しだけ階段を使ってみましょう。

 

肩こりの原因の多くは私たちの普段の生活習慣の中に隠れています。自らの生活習慣を見直し、肩こりの原因を考えてみましょう。

注意!あなたの肩こりは実は手のこりを取らないと治らないかもしれません

2015年10月12日 : 肩こり

一言に肩こりと言っても、その症状を訴える部位は人によって微妙に異なります。肩や首、背中などの様々な肩こり、さらには腕や手先のこりの症状とも関連し合います。

 

肩こりの症状を感じる部位

まずは肩こりを感じる部位について考えてみましょう。

 

一般的に肩といえば、腕の付け根である上肢を動かす根元となる関節を指します。しかし、私たちが肩こりという言葉を使う時、実はその症状を感じているのは首であったり背中であったりと、とても広い部分の症状を含んでいます。

 

肩こりの訴えのある部位として最も多いのは首の付け根から肩の関節へと向かう筋肉の膨隆部です。ここの筋肉は僧帽筋と呼ばれ、肩こりの原因となる筋肉としてとてもメジャーなものです。肩たたきをイメージしてみても、この首と肩関節の間の僧帽筋をトントンと叩くイメージが一般的でしょう。

 

これに対して、同じ肩こりという症状を訴えながら、主に首筋、後頭部から首の付け根にかけてのこりを訴えるケースもあります。また、背中部分、肩甲骨と背骨の間に走っている筋肉のこりを訴える方もいます。このように同じ肩こりであっても、その部位は人によって異なります。

 

私たちの身体は骨や靭帯、筋肉がそれぞれ繊細に協調し合って動いていることから、その不調は一カ所に留まらずに全体へと波及していきます。これは筋肉のこりであっても同じであり、僧帽筋のこりが首や背中のこりを誘発することや、またその逆もあります。

 

大切なのは、首周り、肩周りのこりの大元となっている最も負担がかかっている部分を突き止めることです。首のこりが原因となって僧帽筋もこってきている場合に、僧帽筋をマッサージしたとしても、その症状の改善は一時的なものにしかなりません。僧帽筋のこりを引き起こしている首のこりを先にほぐしてあげることで、より効率的に肩こりを解消することができます。

 

自分の肩こりに対して、具体的な部位を考えてみるだけでも、その症状の捉え方が変わってくるでしょう。

 

手先のこりと肩こり

また、パソコン作業や文章を書く仕事の多い方は、肩から肘にかけてや、肘から先、手の平や指先にも疲れが溜まっていることが多いです。肩こりばかりに意識が集中し、気づきにくいこともありますが、このような手先の疲れ・こりが元となって肩こりが起こっていることもあります。

 

パソコンやスマートフォンが普及した現代では、多くの人が日常生活において指先出の動きを強いられています。この時、肘から手首にかけての前腕と呼ばれる部分の筋肉に負担がかかっています。先程も述べた通り、私たちの身体は互いに協調し合って動いているため、この前腕部分の筋肉の疲労によるパフォーマンスの低下は確実に肩周りの負担を高めています。

 

しかし、肩こりの症状に対して肩を回してみたり、肩をもむ人はいても、前腕の疲労感への対応をとる人は非常に少ないです。あなたの肩こりも実は、手先の疲れからきているのかもしれません。一度、手先の疲れにも着目してみるもの良いかもしれません。

 

もし、手先や腕を揉んでも肩こりが取れない場合はてらだ鍼灸整骨院にお越し頂いたら解決できるので安心してください。

 

 

 

 

 

 

肩こりが出たら行くべき4つの病院

2015年10月12日 : 肩こり

私たちが不調を訴える身体症状として、肩こりは女性の第1位、男性の第2位であるとされています。そんな肩こりの症状がひどい時はどのような病院を受診したら良いのでしょうか。

 

肩こりで病院に行くなんて、と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、肩こりおよび付随症状(頚肩腕部の痛み)を主な訴えとして病院を受診する方は全体の21%程度もいると言われています。

 

ご自分の健康を守るためにも、いつもの肩こりと違うな?と違和感があれば、病院を受診することは間違っていません。一応でも、念のためでも、その受診によって健康が作られていくのです。

 

整形外科

肩こりに悩んでいる場合はまず整形外科を受診するのが一般的でしょう。

 

整形外科は骨折や捻挫などをはじめとする整形疾患の専門科であり、筋肉の過緊張やそれに伴う異常についても適切な見解を示してくれます。医師による症状および経過の問診や整形外科的テスト、レントゲン撮影、MRI検査などによって肩こりの原因を探ります。

 

また、頸椎ヘルニアや頸椎症性脊椎症といった整形疾患が肩こりに似たような肩の違和感をもたらす可能性もあります。そういった場合にも整形外科の適応例となります。このようなケースであっても、早期の受診、診断によって症状の改善が期待されます。

 

整形外科を受診し、症状についての問診や検査結果から、他の診療科を紹介される場合もありますが、やはり最初に訪れるのは整形外科であることが多いです。

 

脳神経外科・神経内科

肩こりという症状では、脳神経外科や神経内科とはすぐには結びつかないかもしれません。

 

これは肩こりだけでなく、首の痛みや頭痛、手のしびれなどの症状を伴うことで受診するケースが多いとされています。肩こり、肩周りの異常だけでなくめまいや頭痛、吐き気、呂律が回らないなどの症状を伴う場合はやはり脳神経外科や神経内科を受診するのが良いでしょう。

 

首の痛みや手のしびれは上述のような頚椎の整形疾患によって生じることもあります。そのため、まず整形外科を受診した後に、頚に異常がないということで脳神経外科・神経内科を紹介されることもあります。

 

肩こり外来

また、最近では肩こり外来、という外来診療科を設けている病院もあります。まだまだ、その数は多くありませんが、近くに肩こり外来を行っている病院があるのであれば、そちらを受診するのも良いでしょう。

 

肩こり外来はその名の通り、肩こりを専門として扱っている外来診療科になります。肩こり外来も他の診療科と同様に、問診やレントゲン検査、血液検査などの検査結果、骨格の歪みや乱れの評価結果をもとに医学的な側面から肩こりの原因を探っていきます。

 

どちらかというと個人クリニックに多く見受けられる肩こり外来ですが、プラセンタ注射やトリガーポイント注射などの処置、さらには神経ブロックや電気療法、温熱療法などを取り入れている医療機関もあります。

 

ひどい肩こりに悩ませれている場合は、一度病院を受診してみるのも良いでしょう。

 

もし病院などで解決できないことがあれば当院の無痛整体があなたの悩みを解消できるかもしれません。

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