整骨院の先生が教える肩こりを改善する5つのストレッチ

2015年10月12日 : 肩こり

長時間の同じ姿勢や同じ作業の繰り返しが原因となって肩こりは生じています。これは特定の同じ筋肉を使い続けることで、筋肉中の酸素が欠乏し筋肉が硬く緊張してしまうためです。硬くなった筋肉はさらに、筋血流を阻害し、より一層凝り固まってしまいます。

 

この肩こりの改善には、ストレッチやマッサージなどによって筋肉の血行不良を改善してあげることが効果的です。

 

肩こりを改善するストレッチ

ストレッチによって硬くなった筋肉を伸ばし、ほぐしてあげることで筋血流の改善につながります。

 

肩がこったなと思ったときは、こまめにストレッチを行いましょう。ストレッチによる結構改善は肩こりの改善だけでなく、作業効率のアップにもつながります。

 

では具体的に肩こり改善に効果的なストレッチをご紹介します。ストレッチといっても、無理に筋肉を引っ張る必要はありません。反動をつけたり、力を加えすぎたりせずに、気持ちがいいと感じる程度で筋肉を伸ばしていきます。

 

①肩甲骨周りの筋肉のストレッチ

  1. 腕は脱力してダランと垂らしたまま、肩をすくめるようにまっすぐ上に持ち上げます。肩甲骨から持ち上げる意識で、肩全体を大きく上げていきます。肩を上げきったら、そこで一気に力を抜きます。腕の重みで肩をストンと落とすように、持ち上げて脱力を繰り返します。

 

  1. 両手を組んで、まっすぐ上に伸ばします。身体全体で伸びをすることで、脇の下の部分の筋肉が伸ばされます。まずは上方向にゆっくりと息を吐きながら伸びをしましょう。それが済んだら、両手を組んだまま両腕を右へと倒します。これもゆっくり息を吐きながら、左の脇の下の筋肉を伸ばしていきます。最後は左へ、ゆっくりと右脇の下の筋肉を伸ばしましょう。

 

  1. 両手を身体の後ろで組みます。そして、お尻の前で組んだ手をゆっくりと、上に持ち上げていきます。左右の肩甲骨を内側に寄せる意識で、ゆっくりと息を吐きながら腕を上げましょう。

 

②首周りの筋肉のストレッチ

  1. 首を左右前後と各方向にゆっくりと倒します。ゆっくりと息を吐きながら、各方向5〜10秒ほどかけて、じっくりと筋肉を伸ばしましょう。

 

  1. 両手を後頭部の後ろで組みます。そのまま下を覗く様に頭を前に倒し、組んだ両手で後頭部を下向きに押さえます。首の後ろの筋を背中までまっすぐ伸ばしていきます。

 

入浴とマッサージ

このようなストレッチは仕事や作業の合間以外に、入浴後に行うことも効果的です。入浴は身体を温めることで、全身の血行を良くしてくれます。筋血流も同様に促進されているため、より効率のよいストレッチを行うことができます。

 

また、筋肉への直接のマッサージも凝り固まった筋肉をほぐして筋血流を改善してくれます。マッサージについても同様に、入浴後のように筋肉があったまった状態で行うと効果的です。あまり強く揉みすぎても、揉み返しによる痛みが出てしまうので、軽く気持ちよさを感じる程度の強さが良いでしょう。

 

しっかりストレッチしたのに肩こりが取れない方はてらだ鍼灸整骨院に来て頂いたら肩こりを改善するお手伝いをさせていただきますね。


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