すべり症になる4つのタイプについて

2015年12月12日 : 腰の痛み

すべり症と言う言葉を聞いたことがありますか?すべり症とは腰の骨(腰椎)が腰本来のカーブを何らかの異常で支えれなくなりすべる(ずれる)状態のことです。

すべり症になると繰り返す腰痛、慢性的な腰痛、足のしびれなどを引き起こします。高齢者に限らず、子どもも起こしやすいすべり症。どのようなタイプの人がこのすべり症になりやすいのでしょうか?

 

⒈「高齢者に多く発症」

すべり症は高齢者に多く発症しています。腰椎を支える靭帯の組織や椎間板が年齢とともに衰えていく事により腰椎を支える力が弱くなってきてしまうからです。

若い人でも腰椎がすべることはありますが、若ければ靭帯も柔軟性があるので腰椎がすべってしまってもすぐに元に戻ることが出来るのです。

しかし年齢を重ねていくと若い頃と変わらない動きをすると靭帯が衰えているので柔軟性がなくなり、腰椎がすべってしまって元に戻る力がなく、すべったままになり腰痛を引き起こしてしまうのです。

そして「変形性腰椎症」がもとになり、その変形によりすべり症となる場合があります。

変形腰椎症は女性が起こりやすい事から特に女性の高齢者の方にすべり症は多く見受けられます。

 

2.「腰に負担をかける仕事」

腰に負担をかけ続ける仕事をしている人もすべり症に注意が必要です。

配送など重い荷物を何回も上げ下ろししている人や医療や介護関係など患者さんを支えたり抱えたりなどを繰り返している人は毎日、腰に負担をかけ続けています。

この様に腰の負担が大きい仕事の人は若いひとでもすべり症になることがあります。また意外かもしれませんがデスクワークの仕事中心の方も起きやすいのです。

猫背の姿勢を保って作業を行ったり、足を組んで長く机に座っていたりすると背骨に負担が大きくかかりすべり症を引き起こしてしまいます。

長い間同じ姿勢でいる事も腰には大きな負担になります。トラックの運転手、タクシードライバーも同じ姿勢を何時間も繰り返したままの運転になるのですべり症を引き起こす可能性があります。毎日忙しく時間がないかもしれませんがストレッチなどを心がけるようにしましょう。

 

3.「激しいスポーツをする人」

激しいスポーツをする人も起こりやすいといえます。

スキーやスノーボードの転倒によって腰の骨に大きな力が加わり骨折する。この場合は外傷性のすべり症になることもあります。他にもまだ筋力がついていない時期に無理な負担をかけるようなスポーツを行う。

一度に大きな負担をかけてしまうと負担が大きいのもわかりますが、毎日部活などで練習を行うと小さい負担を何度も重ねてしまいます。野球のピッチャーなどもこれにあたり、一日に何球も球を投げていたら腰が痛くなってしまったという人も。

毎日の腰のひねりなどの小さな負担が腰には大きく影響し、すべり症を引き起こす原因になります。しっかりと準備体操や筋力をつけてから行う必要があります。

 

4.「子どもにも多いすべり症」

 

小さいお子さんにもすべり症は注意が必要です。今は様々な運動も小さい頃から本格的に習っている子どもも多く見受けられます。まだ体がちゃんと出来上がっていない状態だと筋力も未だ付いていません。

そんな時に本格的なスポーツを始めてしまうと小さい体はその負担に耐えることが出来ません。「子どもが腰痛なんて…」と腰の痛みを子どもが訴えていても「そのまま寝たら治るわよ」と簡単に考えてしまいがちです。が、若い頃から腰痛持ちになれば様々な意欲が消されてしまうことも起こりかねません。子どもの将来に後悔しないよう、何日も腰の痛みを訴えるようなことがあれば早めに診察を受けたほうが良いでしょう。

 

まとめ

いかかでしたでしょうか?すべり症とだけ聞くと何の病気なのかわかりにくかったと思いますが、腰の骨がすべっている状態になることにより痛みがでてくるのです。

小さい子供からお年寄りまで様々な人がなり得る可能性がすべり症にはあります。その中でもなりやすいタイプはやはり腰椎が衰え始める高齢者の方になります。次に腰に大きな負担を毎日かけ続けている人。又は腰への1回の負担は大きくないが、日々少しずつ負担をかけている人。

そしてもうひとつのタイプの方は姿勢が悪い人。この3つのタイプの人がすべり症になるタイプといえるでしょう。仕事で負担をかけてしまう人は避けようがありません。

高齢者の方も歳と共に訪れてしまうので避けられません。部活などもなかなか休むことは難しいでしょう。この場合はストレッチや運動を行って筋力などをつけると良いでしょう。

小さいお子さんの場合は体の負担の少ない運動から始めることによって防ぐ事は出来ると思います。腰痛は歩くのもおっくうになり外に出て何かをやろうと思う意欲まで奪い取ってしまいます。しかも症状によっては頻尿や残尿感、便秘まで引き起こすことがあるすべり症。腰痛があればそのままにせずに早めに治療を行うとよいでしょう。

 

 

 


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