あなたの頭痛の種類はどのタイプ?
日常的に起こる頭痛から、いつもと違う頭痛、急な頭痛など頭痛と言っても色々な種類があります。今回はどのような頭痛があるのかを紹介していきます。
目次
1、頭痛の分類
2.一次性頭痛
2-1片頭痛
2-2.緊張型頭痛
2-3.群発性頭痛
3.二次性頭痛
3-1.脳に病気を伴う頭痛
3-2.後頭神経痛
3-3.精神的なもの(精神疾患)
3-4.緑内障
3-5.副鼻腔炎(蓄膿症)
3-6.中耳炎
4.まとめ
1.頭痛の分類
頭痛には大きく2つに分けられます。
病気が原因でない繰り返し起こる頭痛(一次性頭痛)
病気が原因で起こる頭痛(二次性頭痛)
2.一次性頭痛
2-1.片頭痛
こめかみからズキズキと脈を打つような痛みがでます。光や音に敏感になったり、吐き気を伴う方もいます。頭を動かすと頭に響く方もいます。
頭痛の前兆として、太陽を直視した後のようなキラキラした光が見えたり、視野の一部がゆらゆら動き出したりして、視野が見えにくくなる⦅閃輝暗点(せんきあんてん)⦆場合があります。
ストレスや疲労、睡眠不足のほかに、女性ホルモン(エストロゲン)の影響などもあります。。
頭蓋骨内の血管が広がり周りの神経を圧迫することで炎症が起き頭痛がでます。
2-2.緊張型頭痛
頭全体が締め付けられるような痛み。長時間同じ姿勢での作業といった肉体低ストレス、精神的ストレスが原因になります。
首、肩のこりがある方が多く、肉体的、精神的ストレスにより血流が悪くなり、酸素や栄養分が十分に行きわたらなくなり、首、肩の筋肉が緊張し頭痛が起こります。
2-3.群発性頭痛
身がえぐられるような激しい痛み。1~2ヶ月、毎日痛みが出る。痛みは個人差にもよりますが15分から1時間続くこともあります。
目の後ろを通っている内頚動脈が拡張して炎症が起きるためだと言われています。
3.二次性頭痛
3-1.脳に病気を伴う頭痛
・くも膜下出血
・脳出血
・脳腫瘍
・髄膜炎
特徴・・・急激な痛みが起こることが多く、生命にかかわることもあります。このような頭痛が起きた時は早めに病院を受診してください。
3-2.後頭神経痛
後頭部を支配する神経には、大後頭神経と小後頭神経、大耳介神経の3つがあり、これらが刺激されることにより頭痛が起きます。
特徴・・・後頭部から側頭部、頭頂部にピリッとした痛みがあるのが特徴です。髪を触るだけで痛むことがあり、痛みの持続時間は数秒で、痛みが長い時間続くことはありません。刺激される神経によって痛む個所が違います。
3-3.精神的なもの(精神疾患)
3-4.緑内障
主に眼圧が上がることで、視神経が圧迫され障害されることが原因です。
しかし、眼圧が正常でもなる場合もあります。
慢性緑内障と急性緑内障があります。
慢性緑内障
症状が自覚しにくく、自覚した時にはかなり進行していることもあります。症状としては視野の一部が見えにくくなる視野欠損があります。初期では気づかなほどですが症状が進むにつれ、視野の欠ける部分が広がっていきます。一度失われた視野は元に戻ることはできないので早期発見、早期治療が重要になります。
急性緑内障
急激に眼圧が上昇することにより、激しい頭痛や吐き気、目の痛み、結膜の充血などの症状が見られます。
3-5.副鼻腔炎(蓄膿症)
頭蓋骨には目や鼻の周囲にある4つの骨の空洞があり、その空洞内の粘膜にウイルスや細菌が感染して、炎症が起こり頭痛や目、鼻の痛み、鼻水、鼻づまりなどの症状がでます。
3-6.中耳炎
細菌が中耳に入ることにより膿が溜まり、炎症を引き起こす病気です。
※中耳とは鼓膜の奥にある部分のことを言います。
中耳炎には急性中耳炎と滲出性中耳炎の2種類があります。
急性中耳炎
痛みを伴うことが多く症状としては、頭痛、耳の痛み、耳鳴り、耳垂れ、鼻づまり、めまいなどの症状があります。
中耳炎で頭痛が起こるのは、中耳炎による痛みを伝える神経と頭痛を伝える神経が共通しているためです。
滲出性中耳炎
耳が聞こえにくい、詰まった感じがするなどの症状がり、痛みは出ません。
4.まとめ
頭痛には様々な種類があり、原因も違います。今悩んでいる頭痛がどのような頭痛かを知ることが改善の近道になります。
頭痛をなくすには原因を知り、適切な対処をする必要があります。
頭痛には重篤な病気が隠れていることもあるので、気になることがあるなら、検査を受けられてみてはいかがでしょうか?
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