頭痛の原因があごから?そのセルフケアを紹介します

2015年11月1日 : 頭痛

 

 

顎関節症からくる頭痛のセルフケアについて

 

 

 

 

今回は

前回に引き続き

顎関節症からくる頭痛のセルフケアについて

ご紹介させて頂きます。

 

 

 

 

ではまず

前回の復習を少しさせて頂きます。

 

 

アゴの開け閉めで音や痛みが出る、開閉しない原因として

 

Ⅰ型:筋肉が原因

Ⅱ型:関節包、靭帯が原因

Ⅲ型:関節円板という軟骨が原因

Ⅳ型:変形性関節症

Ⅴ型:上記に該当しないもの

 

 

という分類分けがありましたね

 

そしてこれらの症状や痛みが悪化しないように

咀嚼筋(アゴの筋肉)が補うというお話しでしたね

 

 

それでは今回は

自身で行えるケアについて紹介させて頂きます。

 

 

あらかじめ注意事項をお伝えします。

 

顎を動かす運動がありますが

音がでる人は音がでないまでの顎の開閉で行ってください

同じように痛みを伴う人も痛みがでない範囲で行ってください。

 

 

 

 

まず

覚えておいてくださいといった筋肉を覚えていますか?

 

咬筋(こうきん)

側頭筋(そくとうきん)

 

ですね

 

 

ではイメージがつくように

イラストで紹介させて頂きます

 

 

IMG_0924

 

①が咬筋(こうきん)

②が側頭筋(そくとうきん)

 

になります

 

 

耳を基準の位置とするアプローチもあるので

骨のイラストですが耳もつけさせていただきました。

 

 

 

 

①の咬筋(こうきん)

はとても強力な筋肉です

 

顎の脱臼を治す時に

親指を口の中にいれて治すという手法があるのですが

下手に行うと

指を食いちぎられるといったケースもあります

 

 

 

まず

咬筋(こうきん)

頬骨(きょうこつ)(ほほぼね)

から

下顎骨(かがくこつ)の斜め下の部分についています

 

 

この

咬筋(こうきん)

を軽くマッサージしてあげてください

 

特に

骨のきわのところが大切になります

 

 

咬筋(こうきん)に対してのアプローチ

 

 

1.頬骨(ほほぼね)の下に親指の内側をあてます(内側とは人差し指側です)

2.頬骨(ほほぼね)に向かって親指を下からグリッと押し込むように当ててください

この時に左右どちらかのほうがもりあがって感じる人は普段から咬筋(こうきん)に負担がかかっているのでこのアプローチを継続すると効果が大きく期待できます!

3.これをジワーっと押し当ててたり、ぐりぐりと押したり刺激を変えて行ってください。

 

 

これがまず咬筋(こうきん)のアプローチになります

 

 

以上の方法を継続していくと

痛みが減ったり

顎の開けれる範囲が広がると思います

 

 

このマッサージを行いながら

音がでない、痛みがでない範囲で

顎を開けたり閉めたりしながら行ってください。

あけすぎると筋肉が張りすぎて効果がないので

少しの開閉で行ってください。

 

 

 

そして

咬筋(こうきん)の下部のアプローチは

下顎骨の下の角(かど)に人差し指、中指、薬指をおき指の平で少し大きめに円を書きながら

マッサージを行ってください

 

 

以上が咬筋(こうきん)のアプローチです

 

 

 

続いて

 

側頭筋(そくとうきん)

のアプローチです

 

 

 

まずは

顎の力を抜きます

そうすると自然と少し口があくはずです

 

力を抜くことができたら

 

左右の耳の上の頭の横部分に

人差し指、中指、薬指、小指の指の平をおいてください

見た目は耳を覆いかぶすような形になると思います。

そのまま顎を開けたり横にスライドすると

筋肉が動いているのを感じることができるはずです

 

 

頭を触るときは防御反応が働きやすく頭の刺激が強くなってしまうため

すごくソフトに触るようにしてください

 

そこで円をかくように大きく手を動かしてください。

 

 

側頭筋(そくとうきん)は大きい筋肉ですので

耳の上だけでなく

その前後左右でも同じように行ってください。

 

 

 

 

以上が

自身で行うケアになります

 

 

指で行うのは気持ちいいものがありますが

これだけではなく

普段の食生活でも気をつけなくてはいけません

 

 

 

では今から

固いせんべいを噛むことをイメージしてください

 

この時

あなたはどちらの歯でかみますか?

 

 

右?左?

 

 

そこで

右!

左!

と答えれる人は

 

噛み癖があります

 

 

そういった人は

次口にものをいれる時は反対の歯でかむようにしてください

 

このように食事中にも噛む方を意識して食べるのが大切になってきます。

 

 

 

最後に

 

頭痛についてですが

根本的な治療のため

その前の顎に注目をおいた内容になりました。

 

一口に頭痛といっても

たくさんの原因が考えられます。

 

 

もし顎の開閉時音がでる

痛みがあるという人は

是非試してみてくださいね。


症状について詳しくはこちら

長年の頭痛でお悩みの方

関連記事


ページトップへ戻る

ページを閉じる