オスグットによる膝の痛みは皿の下を正確に調整しないと絶対に回復しない。

2016年7月9日 : オスグット,膝の痛み

自動車のフォグランプをLEDに替えたら

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ちょ〜〜〜〜明るい!

雨の日の視界が全くちゃう!

 

 

 

ウヘヘ

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こんなことやったら早く変えればよかった〜

 

 

 

 

 

まいど
三重の整体、松阪市駅部田町の「てらだ鍼灸整骨院」、院長

「医者が認める 無痛整体集団」BOSSの寺田です。

 

今回のテーマは  

オスグットによる膝の痛みは皿の下を正確に調整しないと絶対に回復しない。

 

もしも今この記事を見ている君が

オスグットによる膝の痛みで

自分がしたい競技ができなくて

 

整形外科や整骨院や治療院に

3か所以上通っても良くならず

いつ競技に復活できるのか

 

不安な毎日を送っていて

そんな苛立ちを発散するところがなく

毎日、悶々とした日々を送ってるんやったら

 

この記事を最後まで読んでみてほしい

そないに気張って読む記事ではないんやけども

きっと君はこの記事を読んだ後は

勇気が湧いてくるはずや

 

どんなスポーツをしていても

どんな格闘技をしていても

膝の下が痛くなる子がいてる

 

それは

ジャンプすることも

ダッシュすることも

思いっきり踏ん張ることも

 

しゃがんだり

もちろん正座をすることも

できなくなる子がいてる

 

オスグットなんてゆーやつは

ほんまに厄介な痛みやねん

整形外科に行っても治してくれん

 

やってくれても電気当てたり

せーぜー温めたり

「ストレッチせー」

言われるぐらいちゃうやろか

 

よくやってくれる整形外科やったら

マッサージもしてくれるかもな

 

でも僕はストレッチしたり

マッサージや電気や温めで

すぐに痛み取れましたって言う子

今まで1人も見たことないわ

 

 

ここではっきりしとかなあかん事は

電気当てたり、温めたり

毎日ストレッチ頑張っても

すぐに痛みは取れんということやねん

 

君もそーやったんちゃう?

 

オスグットの痛みの原因として

ももの前の筋肉が伸ばされてとか

伸ばされて骨を引っ張ってとか

言われるやん?

 

これはほんまの事やねんけどね

 

さりとて

骨を引っ張ってんのに

さらにストレッチで引っ張るて・・・

おかしいと思わへん?

 

 

 

 

achilles_man

 

 

 

 

 

あっっ

さりとてが分からんかったら

おかーちゃんに聞きや!

 

なんせ

筋肉伸ばされて骨を引っ張って

筋肉がついてる骨の部分が痛くなってる訳やん?

 

ストレッチしたら

痛い骨のところ

余計に引っ張って痛み出そうやん?

 

何となく分かるやろ?

 

せやから

うちではそんな指導はしないし

そんな施術もしません

 

することは・・・

色々するんやけど〜

絶対にきっちりせなあかん

場所があんねん

 

それは

膝の皿の下の調整

 

膝の皿の下は筋肉に引っ張られてるから

空間が狭くなってるんやんか

だから空間を広げてやるだけ

 

この考えのある

整形外科や整骨院もあると思うけど

治しきれてないところを見ると

 

やり方を知らんねんな〜と思う

 

膝の下の調整をきっちりできる

それが普通の整形外科や他の整骨院で

できやん事やねん

 

てらだ鍼灸整骨院では痛みの出ている

膝の皿の下の調整を正確にできるところが

強みやねん

 

1回の施術で正座できる子や

ジャンプしても痛く無くなったり

ダッシュしても痛くなかったり

 

たった1回やで?

 

2回目には

走れる子が多数

ジャンプは余裕で出来る

 

ほとんどの子は

2回の施術で終わるから安心してほしい

 

教える自宅ケアをしてたら

再発はせーへん

 

1回目の施術料金は

11000円やけど

 

たった

2回で回復するんやったら

1回様子を見にきてもええんちゃう?

 

少しも変化でやんかったら

全額返金するシステムになってるから

 

君にとってリスクは何もないで

 

君がすることは

今から予約の電話をするだけ

 

0120−405−100

 

君からの電話を心から待ってるで。

 

感謝

 

 

 

 

 

病院で半月板損傷と言われ、2年以上も悩んでいた膝の痛みが5回の施術で改善した理由

2016年6月10日 : 膝の痛み

最近、仕事帰りにコンビニで甘いスイ~ツを買ってしまいます。

最近のマイブームはシュークリームでしたが、

今日は豪華です(*^^*)。ティラミス

 

 

 

 

 

 

 

 

三重の整体、松阪市駅部田町「てらだ鍼灸整骨院」副院長

「医者が認める 無痛整体集団」山口です。

 

今回のテーマは

 

病院で半月板損傷と言われ、2年以上も悩んでいた膝の痛みが5回の施術で改善した理由

 

 

もしあなたが2年以上も膝が痛く、そのために正座ができず、階段を下りるのが辛い、また痛めるのが怖くて走れないそんな症状で日々を過ごしているならぜひ最後まで読んでほしい。

 

52歳、女性

Tさんは2年前,走っていた時に膝に痛みが走りました。病院に行くと半月板損傷と言われました。半月板損傷といってもひどくはなく,手術はしなかったそうです。痛みは楽になったものの、2年経過してもまだ痛く、正座や走ることが怖くてできない、このまま痛みが残ってしまうのかと不安になって治療院を探していた時に当院のHPを見て電話をくれました。

 

膝の痛みと聞くとまず思い浮かぶのが、変形性膝関節症だと思います。あと膝の靱帯の損傷や、半月板損傷、棚障害などがあります。水が溜まるといったことも聞いたことがありますよね?

 

今回のTさんの場合は2年前の膝の半月板を損傷してから痛みが出ています。

痛みが出た原因には、もちろん膝自体に問題があります。

 

ではなぜ2年も悩んでいた膝の痛みがとれたのでしょうか?

半月板をもとの状態にもどしたの?       

一度損傷した半月板が再生することは残念ながらできません。(>_<)

痛みがでた原因は膝にありましたが、痛みが続いている原因は,

それだけではなかったんですね。

 

 

それは、膝をかばっていたせいで、他のところに負担がかかり、それが原因で膝の痛みが長引いていました。

 

 

Tさんの場合は、股関節の動きに制限があり、太もも、ふくらはぎの筋肉も硬くなり、骨盤の歪みがありました。

この部分を調整することにより膝の痛みは引いていきました。

痛みがでている部分だけを見ていては良くなるものも良くならないんですね!

 

 

施術ってどんなことするの?

初めての方は不安ですよね。

当院の施術は触れる程度の強さで触っていきます。ですので、治療院へ行ったことがなく、痛いことされるのかと不安に思っている方、安心してくださいね(^-^)。

体のバランスを調整することにより自分で治していくという力を十分に発揮できる体に近づけていきます。

そして原因となっている部分の調整をしていきます。

 

これって何回ぐらい通えばいいの?って思いますよね。

これは何回とはいえません。実際に体の状態を見て検査してこれぐらい必要と判断します。

見立てより早かったり、長引くこともあります。

 

Tさんの場合は施術開始の3回は3日に1回のペースで来てもらい、その後は週に1回のペースで来てもらいました。

すぐには痛みはとれなかったけど、来院するたび痛みが楽になっていきました。違和感はたまに出るものの、5回目には正座もでき膝を気にすることもすくなくなったと喜ばれていました。

その後も体の調整のため月に2度来院されていました。

 

 

当院の施術はとても軽く触るので、マッサージやボキボキする整体を希望の方は当院の施術は合いません。

 

もし本当に膝の痛みに悩み、このまま膝の痛みと付き合っていくのかと不安に思っている日々から抜け出したいなら、今すぐ電話して下さい。

日々の不安から抜け出す一歩を踏み出しましょう。

膝の痛みの7つの治療法

2016年2月21日 : 膝の痛み

膝の治療は、手術を行わない保存的療法と、外科的な手術療法との大きく2つに分かれます。状態や病気の種類によって治療を決定しますが、治癒の具合をみて、薬物療法では症状改善が難しい場合に、手術に切り替える場合もあります。

 

保存療法の種類とは?

保存的な治療では、生活習慣がまず基本となります。それに加えて、次の4つの治療が行われます。

 

・薬物療法

・装具療法:サポーターや矯正器具など

・物理療法(温熱や冷却):お湯で温める温熱療法や氷で冷やす冷却療法など

・運動療法:リハビリや筋肉強化、ストレッチなど

 

通常、これらを組み合わせて治療が行われます。

 

生活習慣の改善としては、和式トイレを洋式にする、手すりを設置する、杖をつくといった工夫で、日常生活で膝に負担がかかる動作をなるべく回避します。正座の生活から椅子にするだけでも、膝への負担が大きく減ります。さらに、食生活の見直しや適度な運動で体重を減量することも大切です。

 

では、薬物治療について詳しくみていきましょう。

 

薬物療法〜内服薬、湿布

痛みを抑える鎮痛薬や炎症を抑える抗炎症薬が主に用いられます。アセトアミノフェンや非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)は、副作用が少ないためまず初めに用いられます。NSAIDsであっても高齢者では、胃潰瘍の原因になることもあり、胃薬も同時に処方されることが多いです。

 

容量を増やしても改善効果が少ない時には、ステロイド薬が用いられます。ステロイドは強い抗炎症作用、鎮痛作用があるため非常に有効な治療です。短期的に内服する場合は、一時的な頭痛や動悸、血糖上昇がみられることがありますが、内服をやめると元に戻るため心配はいりません。ステロイド薬は必ず胃薬と一緒に処方されます。しかし、長期的なステロイド内服では、高血圧、高血糖、うつといった精神症状、骨粗しょう症などの副作用が危惧されます。

 

日本では、湿布治療も広く用いられます。皮膚から吸収されるため、全身への副作用が少ないというメリットがあり、内服薬と同時に使用されることが多いです。海外では、湿布が一般的ではないため、ゲルなどの塗り薬が用いられます。

 

薬物療法〜関節内注射

関節内に直接、ステロイド薬、局所麻酔薬やヒアルロン酸を打つ治療があり、「関節内注射」と呼ばれています。

 

関節内に満たされている関節液(滑液)には、ヒアルロン酸が多く含まれており、粘稠度を高めることで、関節の動きをなめらかにしたり、クッション性を高める働きをしています。高齢者に多い変形性膝関節症ではこのヒアルロン酸が減少してしまうため、注射でヒアルロン酸を直接注入することで、関節の動きをなめらかにして、軟骨のすり減りの進行を予防し、痛みの改善を図ります。

 

注射は、毎週1回、約1ヶ月行います。改善が見られれば、症状に合わせて2週間〜1ヶ月程度空けて、この治療を繰り返します。毎回針で穿刺するために、軽度の痛みを伴う治療であることや、繰り返す穿刺によって細菌感染を起こすリスクがあります。

 

また、関節には血管が少ないため、内服薬の効果が効率的に発揮できないことがあります。そのため、炎症や痛みが非常に強い時には、ステロイドや局所麻酔薬を直接関節中に注射することがあります。ステロイド剤は繰り返し注射すると、軟骨に悪影響を及ぼすことが分かっており、ステロイドの関節内注射は慎重に判断されます。

 

外科手術

骨折や靭帯の損傷など、自然治癒が難しいケースや、軟骨の変性が進行している状態などで、主に次のような外科的な手術が選択されます。

 

・関節鏡視下手術

・高位脛骨骨切り術

・人工膝関節置換術

 

全身麻酔下での手術が基本となるため、高齢者の方では、糖尿病や心臓病などの合併症が問題となります。また、手術の後には、数ヶ月から数年のリハビリが必要となるため、ある程度の体力が必要となります。

 

さらに、術後の合併症として、出血、術後の疼痛、感染などがあります。

 

では、それぞれの治療を詳しく見ていきましょう。

 

関節鏡視下手術

関節鏡を使った手術は、硬膜外麻酔という腰椎麻酔(患者さんは起きた状態です)または全身麻酔で行われます。腰椎麻酔の場合は、患者さんは実際の治療している関節の画像を見せてもらえることもあります。靭帯の再建といった長時間に渡る手術の場合は、全身麻酔となります。

 

膝には、1cmから3cm程度の小さな切開線が数カ所残ります。再建する腱の採(通常、膝屈筋腱が用いられます)や、縫合などで傷が追加されることがありますが、いずれも3cm以下の小さな傷です。

 

手術直後〜術数日とう短期間で、松葉杖をついての歩行が可能です。手術2週間後からサポーターをつけての歩行が可能となり、その後徐々に段階をあげていき、約半年後にスポーツの復帰が可能となります。日々のリハビリが非常に大切であり、医師やリハビリ専門の理学療法士と一緒に状態に応じたリハビリを行います。

 

高位脛骨骨切り術

強いO脚では、内側の関節に負担がかかり、そのまま放置すると軟骨がどんどんすり減ってしまいます。この治療では、下腿(脚の下の部分)の2つの骨を一部切り取って、まっすぐに成形してあげる手術です。

 

骨を切断するため、回復にはある程度時間がかかりますが(入院期間は約1ヶ月)、術数日後から正座ができるなどのメリットが高い手術です。

 

人工膝関節置換術

高度な骨・軟骨の変形・変性がある場合は、関節自体を取り替える人工膝関節置換術が選択されることがあります。痛みのために全く歩けないといった歩行障害が高度な人でも、手術により痛みが軽減されて、スムーズな歩行が期待できる手術です。

 

しかし、約1ヶ月間の入院や、本人がリハビリに協力的といった条件も必要となるため、寝たきりの高齢者には実施が難しくなります。

 

 

 

身体を壊してお身体のケアをせずにどこに行ったら改善するのか分からなく迷っている方は一度【てらだ鍼灸整骨院】の施術を試してみませんか?

無料相談を遠慮なくお使いください。

0120−405−100

 

 

 

ご存知ですか?膝の痛みを診断するために行う検査方法

2016年2月20日 : 膝の痛み

膝の痛みで整形外科を受診すると、医師はまず診察(問診、視診、触診)で病気の当たりをつけて、検査に入ります。検査は、針で関節液を抜く検査や画像検査など多数あり、状態に応じて複数の検査を組み合わせて行います。

 

血液検査

一般的な採血項目(白血球、肝腎機能など)に加えて、炎症反応を見る項目を追加します(CRP、血沈など)。炎症があるかどうかや、通風で上昇する尿酸値などである程度病気が絞れます。

 

・炎症反応がある場合:化膿性膝関節炎、痛風性関節炎、偽痛風性関節炎、関節リウマチなどの可能性

・炎症反応がない:変形性膝関節症、筋肉・腱・靭帯などの損傷の可能性

 

関節液検査

膝に液体が溜まっている場合や、痛風性か偽痛風性かわからないとき、骨折の有無を確認するとき、膝関節を針で穿刺して、中の液体の性状を調べる事があります。

 

液体の見た目で診断するポイント

・黄色透明〜軽度の濁り:正常、変形性膝関節症など

・黄色で濁りがある:痛風性膝関節炎、偽痛風性膝関節炎、関節リウマチなど

・白く濁りがある:化膿性関節炎、炎症が強い関節炎など

・血性:骨折や靭帯損傷(膝蓋骨骨折、半月板損傷、前・後十字靭帯損傷など)

・油滴がみられる:骨折(膝蓋骨骨折など)

 

顕微鏡検査

・グラム染色:細菌の有無・種類、ピロリン酸カルシウム結晶の有無

 

関節液検査

 関節液を血液検査に出して、ピロリン酸カルシウムの有無を調べる

 

培養検査

 細菌による感染が疑われる場合、培養をして、細菌の種類、抗菌薬に耐性がないかなどをチェックする。

 

レントゲン検査

放射線を利用して行われる、最もベーシックな画像検査です。膝を正面や横から撮影して、骨・関節の状態を調べます。放射線を使ったCT検査やレントゲン検査では、靭帯や軟骨、筋肉といった軟部組織(やわらかい組織)はほとんどうつりません。

 

レントゲンで確認するポイント

・ひざ関節の隙間

・骨の肥厚や変形の程度

・骨折、骨破壊の有無

・結晶の有無

・骨の位置

 

例えば、高齢者に多い、変形性膝関節症では、軟骨がすり減るために大腿骨と脛骨の隙間が非常に狭くなり、骨と骨が接触するために、骨の肥厚や、もやもやしたヒダが見えることがあります。

 

交通事故では膝も含めた全体にダメージがあり、膝関節の診察が難しい場合があります。そんな時に、レントゲンは役立ちます。

 

CT検査

CT検査も放射線を使うため、レントゲンと原理は同じで、主に骨を見る検査です。レントゲンでは、細かい骨折線や関節の状態の評価が難しいため、さらにCT検査を行うことがあります。

 

CTで確認するポイント

・骨折線

・関節内の状態

 

特に、交通事故などの外傷で骨折が強く疑われる時には、すぐにCTが実施されることが多いです。現在は、3Dで骨の形を立体的に合成できるため、外科的治療が必要な場合には非常に有用な情報源となります。

 

さらに炎症の部位や腫瘍を詳しく調べるために、造影剤を使う検査が行われることもありますが、膝の場合は造影剤を使わない単純CT検査がほとんどです。

 

MRI検査

磁気を使用した検査で、放射線を使うレントゲンやCTと異なり、関節内の状態や軟部組織(靭帯、軟骨、筋肉、皮下組織など)を詳しく調べることができます。骨もうつりますが、骨に関してはCTの方が優れています。

 

MRIで確認するポイント

・軟骨のすり減り具合

・半月板・靭帯の損傷

・関節内の浮遊物

・神経・筋肉などその他の状態

・腫瘍性の場合は腫瘍の状態

 

関節鏡検査

局所麻酔と全身麻酔で行う方法があります。局所麻酔では、確認できる範囲が限られますが、2箇所5mmほど皮膚を切開して、約3mmの太さのカメラと処置の器具を入れます。関節内の状態確認及び簡単な治療を行うことがあります。

 

関節内の外科手術でも関節鏡が使われることがあります。半月板切除、十字靭帯の再建など関節内手術のほとんどが関節鏡で行われるようになりました。傷口が小さいため、創部の治りが早く、リハビリも早期に開始できるというメリットがあります。

 

PET検査

悪性腫瘍が疑われる場合には、転移の有無を調べるために、PET検査が行われることがあります。小さな腫瘍はうつらないという欠点がありますが、全身を調べることができるため、転移の確認には主要な検査の一つとなりました。

 

骨シンチグラフィー検査

悪性の骨腫瘍の広がり、転移の有無を調べるために有用な検査です。テクネチウムという特殊な放射線医薬品を用いて、体内から放出される放射線を検出して画像化する診断法です。

 

穿刺細胞診検査

腫瘍の場合、悪性か良性かを確認するために有用な検査です。細い針で腫瘍を穿刺して、中の細胞を一部取り出します。それを染色して、顕微鏡で確認する検査です。

 

後で説明する生検よりも、侵襲度は低いですが、細胞の量が少ないと検査正確にできないというデメリットがあります。

 

生体組織検査(生検)

組織をある程度の大きさでしっかり採取して、顕微鏡で確認する検査です。局所麻酔、または全身麻酔で治

療と診断を兼ねて行われます。

 

 

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整体師が教える膝の痛みに有効な対策方法とは?

2016年2月18日 : 膝の痛み

快適な日常生活を送るためにも、スポーツを長く続けるためにも、膝のトラブルをなるべく避けることが大切です。膝の痛みを感じた時はまず、医師の診察を受けることはもちろんですが、膝をいたわる対処法を知っておいて損はありません。

 

今回は、膝の痛みに対する対策をお伝えします。

 

筋トレとストレッチが大事

スポーツに怪我は付きものです。スポーツを真剣にやる以上、身体のトラブルを避けて通ることはできません。

 

膝の関節は、前後に曲げ伸ばし(屈曲・伸展)するのは得意ですが、ひねる動作や左右の力には弱いという特徴があります。サッカー、バレボールやバスケットボール、マラソンなどの陸上競技では、「ひざのひねり」「急停止」「急な方向転換」「ジャンプ」などにより膝に大きな負荷がかかるため、膝の故障を起こしやすいスポーツです。

 

痛みを感じたときは、すぐに指導者に異常を伝えることが大切です。また、休息をとり、患部を冷やす、テーピングを行うといった応急処置をとりましょう。十分な休息を取らずに、そのまま練習し続けると、痛みが増悪し、腱や靭帯の断裂を起こしやすくなります。

 

毎日出来る対策としては、筋力強化とストレッチです。下半身の筋肉の強化により膝周りの筋肉が強化されるため、膝関節にかかる負担をある程度筋肉で支えることができます。また、ストレッチは、膝関節だけでなく、アキレス腱、股関節、それを支える筋肉全てをストレッチすることが大切です。全体を柔らかく保つことで、バネのようにしなやかな動きで負荷を分散することができます。

 

体重のコントロール

階段の昇降、歩行などの普段の活動でも、膝関節には自分の体重の3倍〜10倍程度の負荷がかかっているため、なるべく標準体重まで体重を落とすことが大切です。

 

どの膝の痛みに関しても、体重減量は効果的であるため、特に高齢者の方で膝の痛みにお悩みの方は、まず、体重を落とすことから始めてみましょう。太り過ぎの方が、無理に運動をすると逆に膝関節に大きな負担がかかり、痛みが増悪することがあります。食生活などの生活スタイルを見直しつつ、まずは、座りながらできる筋トレやストレッチなどから始めてみてはいかがでしょうか。

 

O脚やX脚の矯正方法はある?

鏡の前に立って、太もも、膝、くるぶしがくっついていない場合は、O脚、くるぶしのみくっついていない場合はX脚です。

 

日本人に多いO脚の場合、立った状態で内側に負担がかかります。その状態で体重をささえられるようにと、骨や筋肉が変形するためにどんどんO脚はひどくなります。生まれながらにして、なりやすい人もいますが、ある程度の矯正は大人になってからでも可能です。

 

まずは、以下のような癖はありませんか?

・立つ時に片足立ちをする

・椅子を座る時に脚を組む

・横座りをする

・猫背になる

・長時間正座をする

 

こういった行動を続けることで、O脚はどんどん進行します。さらに、女性の場合は、下半身の脂肪を落とすために、筋トレ行っている人もいますが、O脚のまま下半身の筋トレをすると、膝の内側に大きな負担がかかるほか、外側のふくらはぎや太ももに筋肉がついて、見た目も太く、いびつな形になってしまうことが少なくありません。

 

こんな時には、簡単な筋トレがあります。それは、座っている時に太ももにタオルなどを挟み、落ちないように内側にキュっとしめる筋トレです。太ももだけでなく、膝、くるぶしもくっつけるように意識しましょう。こうすることで、まっすぐな脚に近づきます。

 

幼児の病的なO脚の場合は矯正器具を使った治療を行うことがありますが、成人の場合は病的でないものがほとんどであり経過観察が多いのが現状です。痛みが強く、骨変形が進行した例では手術が行われることがあります。

 

日々のウォーキングから見直しを 靴選びも重要

膝関節に負担をかけないために、正しい靴を履いて正しく歩くことは非常に大切です。一度自分の靴の底を見てください。内側か外側、どちらかだけがすり減ってはいませんか?すり減っている分だけ、歩くたびにどちらか一方だけに負担がかかっているということです。

 

ミュールやフラットシューズ、サンダルは足の支えが不十分で、脱げやすいため、脱げないように無意識のうちにつま先に力をいれて不自然に歩いています。高いヒールを慣れない人が履いて歩くと、脚を伸ばして足を接地できないために、膝を曲げてカクカク歩いてしまう人が多く、膝に大きな負担がかかっています。

 

長時間履く靴はできるだけ、固定がしっかりできる安定感のよい靴を選ぶことが大切です。ヒールやフラットシューズでも、自分のサイズに合う中敷をしくだけで脱げにくくなり、自然に歩けるようになります。

 

 

 

身体を壊してお身体のケアをせずにどこに行ったら改善するのか分からなく迷っている方は一度【てらだ鍼灸整骨院】の施術を試してみませんか?

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膝の前の痛み、靭帯が関与していますよ

2015年12月31日 : 未分類

膝の前面が痛いあなた「前十字靭帯」という靭帯をご存知ですか?

 

 

前回、膝には膝を安定させるために必要不可欠な4つの靭帯、「内側側副靭帯」「外側側副靭帯」「前十字靭帯」「後十字靭帯」があるというのをご説明させていただきました。

そのうち、内側側副靭帯が最も損傷する頻度が高いのですが次に多いのは前十字靭帯なのです。

 

今回はその前十字靭帯について詳しく述べていこうと思います。

 

 

膝・前十字靭帯

 

前十字靭帯とは、膝関節内の大腿骨外カ内壁(太ももの骨)から脛骨カ間部中央前方に扇状に広がりながら付着する靭帯で、膝が前後に揺れるのを制御して安定性を確保しています。

前十字靭帯の主な機能は下腿が内側に過度にひねらないようにすることと脛骨の前方移動の制御、つまり脛骨が前に飛び出すのを防ぐこと、そして膝をひねる・回旋させる「回旋動作」のコントロールをしています。

 

 

どのようにして前十字靭帯が損傷されるのか

 

前十字靭帯損傷が起こるケースは、非接触型接触型の大きく二つがあります。

単独損傷では、スポーツ活動時や日常生活でのジャンプの着地時や急停止、急な方向転換、急停止・急な切り返しなど、すばやく身体の向きを変えたときに膝が大きくひねられて起こる非接触時の機序で発生することが多いです。

 

それの多くは大腿四頭筋(太もも前面の筋肉)の自家筋力が発生に関与していると考えられています。

そしてスポーツの場で発症しやすい例をあげていくと野球・サッカー・バレーボール・バスケットボール・スキー・格闘技・ラグビー・柔道などです。

 

膝の前後方向への力「旋断力」とひねる動作「回旋力」のコントロールをする前十字靭帯は歩く・走る・ジャンプ・方向転換・瞬発力といった動作で負荷がおおいにかかるので、特に柔道やラグビーのタックルなどで膝関節に物がぶつかる、あるいは転倒した際に膝の前面を強く地面に打ち付けるなどの衝撃で靭帯が損傷する接触型や、事故の他に膝が内側に曲がったり、膝が伸びきった状態から更に伸ばされるといった外力が加わる接触型もあり、非接触型に比べて接触型のほうが割合的に多いといわれています

 

一方、柔道やラグビーのタックルなどで膝関節に外反・回旋力が加わり発生する接触型では、内側側副靭帯をはじめとする他の靭帯損傷を合併することが多いのです。

 

 

特徴的な症状とはどういうものなのか。

 

受傷時には膝がずれた感覚や膝がぬけるような感覚があり、「ブチッ」「ゴキッ」「バチッ」などの断裂音(pop音)が聞こえることがあり自覚するかたが多いです。受傷直後から痛みと膝の不安定感を訴えて、スポーツ活動などの続行は困難となります。

 

受傷数時間後、時間経過とともに関節内に血液がたまり関節血腫による膝の腫脹を認め、腫脹の増大とともに膝関節を曲げることが著しく制限されます

急性期の症状が落ち着いたあとには、急停止や方向転換など膝を使う際に不安定感を感じてぐらつくことや、歩いている際に膝がガクッとくずれるような膝崩れがみとめられます

 

受傷時に痛みは大きく感じますが、その後は膝を曲げたり体重をかけたりなどの運動時痛がみられます。

 

 

 

徒手検査方法

 

 

①前方引き出しテスト

 

患者側は上向きに寝てもらい、股関節45度・膝関節90度曲げ、検者は足部中間位の前足部に臀部を乗せて固定します。

次に脛骨中枢端を両手でつかみ、ゆっくり前方方向に引いたり押したりして膝関節の動揺性を確認します。

 

②ラックマンテスト

 

患者側は上向きに寝てもらい、患者の大腿遠位端部をもち一方の手を下腿の近位をもって膝関節軽度屈曲で下腿の方から前方へ引き出します。その際に健側に比べて抵抗感や前方に引き出されるのが著名であれば陽性とします。

 

 

 

治療方法

 

断裂した靭帯は保存では癒合が望めないので、手術を行うほかありません。ただし切れていなければ、固定やサポーターなど安静を保つ保存療法をとり患部の固定を行いながら膝周りの筋肉を鍛えることでも十分膝の機能を回復させることができます

膝の内側の痛み、何が原因かご存知ですか

2015年12月31日 : 未分類

膝の痛みで特に多い内側の痛み、何が原因か知りたくありませんか?

 

 

膝には内側と外側・また前・後ろと膝を安定させるための重要な靭帯があります。

そこで今回はその4つの靭帯のうち、一番多い内側の靭帯「内側側副靭帯」について説明していこうと思います。

 

 

側副靭帯について

 

まず、靭帯とはなんのかをご説明しようと思います。

 

靭帯とは、骨と骨を繋ぐもので骨同士が離れていかないようにする為のスジ状になっている結合組織です。筋肉とは別で硬く膝を安定させるだけでなく、動きを制御するなどの働きをもち、これらは膝の周りにあります。膝のみならず、あらゆる骨と骨をつなぐ大事な役割をしています。

 

そして内側側副靭帯は大腿骨内側上カ(太ももの骨の内側)から脛骨内カ部(すねの内側)に付着する靭帯で、膝関節が過度に外側にいかないように制御をしてくれている役割をしています。その逆が外側側副靭帯で膝が過度に内側にいかないように制御する役割をしている靭帯となります。

 

 

なぜ内側側副靭帯の損傷が多いのか。

 

膝関節は脛骨の上に大腿骨が乗っているような構造上、安定性を保つには各靭帯に支えてもらわなければなりません。なかでも内側側副靭帯は側方動揺性を保つので、すばやく動くスポーツや急な方向転換をするなどの動きに深く関わり重要となってきます。

 

つま先が外側に向いた状態で踏ん張ったり、膝を伸ばしたり、ジャンプして着地した時に一番大きな内側側副靭帯が損傷を受けるのです。

 

 

次に発生機序について詳しく述べます。

スポーツ時や日常生活で、膝の外側から内側に向かって強い力が加わり、内側側副靭帯が伸びることで損傷が発生します。また、内側側副靭帯には損傷の程度がありその程度によりⅠ~Ⅲ度に分類されています。

 

Ⅰ度…靭帯組織の小範囲の線維の損傷で、痛みや腫脹(出血)も少なく、圧痛や機能障害も軽く、膝の不安定性を認めません。

 

Ⅱ度靭帯の部分断裂であり、軽・中等度の膝の不安定性を認められますが靭帯は完全断裂はしていなく機能障害はみとめられる。

 

Ⅲ度靭帯組織が完全に断裂しており、関節の不安定性が著名にみられ機能障害も高度である。関節形態や外力の種類にもよりますが、靭帯の完全断裂が発生すれば脱臼にいたることもあります。

 

 

次に症状です。

 

膝関節の損傷側に運動時痛や限局した圧痛・腫脹をみとめます。

怪我の度合いが強いほど痛みも強く、膝を外側にひねった際の不安定感も感じます。

また、重症例では受傷時に断裂音(POP音)を聞くこともあります。

 

 

損傷しているのか確かめる検査方法について

 

膝の内側側副靭帯損傷を調べるのに「側方動揺性テスト」というものがあります。

その方法は、患者側は上向きで寝てもらい股関節を軽く外側に開きます。

下腿をベッドの外側に出し膝を30度曲げて検査側は手を膝の外方にあて

他方の手は足部をもち膝関節をゆっくり外側に抵抗を加えます。

その際に股関節を軽度に曲げて行うことでハムストリングスの緊張がとれて

操作しやすく健側と比べて側方動揺性が認められれば

内側側副靭帯損傷であるとわかります。

 

 

では最後に治療方法です

 

膝の単独損傷であれば、基本的に手術せずに治療を行います。

まず急性期には、RICE治療を行います。

受傷直後は腫脹や関節の動揺性を認める場合があるので

膝関節軽度屈曲位で副子固定を施し免荷を指示するなど、固定を一週間から

10日間程度行います。

 

また、痛みなどの症状が軽減すれば副子固定を除去して

物理療法・大腿四頭筋(太ももの前面の筋肉)

ハムストリングス(太ももの後ろの筋肉)を中心とした運動療法を行い、

膝関節機能の回復に努めます。その際に、装具やテーピングなどを施して

膝が受傷肢位を取らないように注意しておこないます。

 

 

基本的に膝の内側側副靭帯は手術せずに治せる疾患ですが、合併症を伴っている場合は

治療方針が変わってきますので、膝の内側を痛めた際には早期に病院を受診しましょう。

その膝のお皿の痛み、半月板損傷ではないですか?

2015年12月31日 : 未分類

その膝のお皿の痛み、半月板損傷ではないですか?

 

 

 

膝のお皿の痛みを感じたことがある人は、そのお皿の部分をさすったりシップを貼ったりなどの治療方法をしているかと思います。安静にしていると一時的には良くなったりするかもしれませんが、その繰り返しをしていませんか?

 

 

しっかりとその原因と正しい治療方法を知ることで快適な日常生活をおくる第一歩になると思うのでまず、半月版損傷とはどんなものなのか説明していきます。

 

 

 

半月板とはなにか

 

半月板とは、大腿骨(太ももの骨)と脛骨(足のすねにあたる骨)の関節両間に存在する線維軟骨性からできている三日月形の組織でその大腿骨と脛骨の内側と外側の関節のすきまにあります。不安定な関節面に適合性を与えるだけでなく、衝撃や荷重を分散・吸収し円滑な動きをさせる・スムーズな動きをさせるクッションとローラーベアリングの働きがあります。

そして、滑液(滑りをよくさせる液)の関節腔内への拡散を助けるなど多面的な機能を持っています。なので、外傷により半月板を損傷すると膝関節の機能に多大なる障害をきたすことになります

 

 

 

半月板損傷はどのように起きるか

 

この半月版は主にスポーツ活動により損傷が生じることが多く膝関節の屈伸に下腿の回線(ひねり)が加わった際に損傷を生じることがあります。多くは内側半月版がスポーツ活動により損傷を生じ、外側半月板は生まれつき半月板の形態が大きい場合(円板状半月板)に損傷が自然発症します。

高齢者では変性を基盤として損傷することがあり、この場合には外傷の機転が明らかではないことが多いです。また、膝の捻挫に伴う発症では、半月板だけの損傷のみならず、内側側副靭帯や前十時靭帯など、他の損傷に合併して生じる損傷があります。

 

 

症状の現れ方

 

初回の受傷の際は半月版に亀裂が生じていてもその亀裂が小さなものであれば、無症状あるいは多少の痛みで特徴的な症状は感じません。ですが、その受傷を繰り返したり、ひねりが強くなったり衝撃が大きくなると亀裂が進行して初期症状として、損傷側の関節裂隙を中心とした荷重時痛や引っかかり感を伴った運動時痛を訴えます

 

圧痛もあり、損傷側の関節裂隙にみられます。また、膝のなかでこりっという音(クリック音)がしたり半月板が亀裂したことによって生じる断片がはさまって膝が伸びなくなる(ロッキング)などの症状が現れます。

 

その他、関節に水がたまったり(水腫)血がたまったり(関節血腫)などもあり経過の長い症例では大腿四頭筋(太もも前面の筋肉)の萎縮を生じます。

 

 

 

徒手検査や診断方法

 

徒手検査として「マックマレーテスト」と「圧迫アプライテスト」というものがあります。

マックマレーテストとは、患者側は上向きで寝て踵を臀部に接する程度まで曲げていき、一方の手で膝関節の内外側をもち他方の手で足部をつかんで膝にひねりを加えていきます。また足を伸ばすなど行った際にクリック音や痛みの有無をみる検査法です。

 

 

圧迫アプライテストとは、患者側はうつ伏せで寝てもらい負傷側の膝を90度曲げ検者はその太もも後面に膝を乗せて固定し両手で足部をもちます。そのまま大腿骨カ(太ももと膝の境目)に向けて圧迫しまたひねりをいれて痛みの有無を確認します。内側に痛みがあれば内側半月、外側に痛みがあれば外側半月の損傷を意味します。

 

その他に単純X線検査では特徴的な所見はないので超音波検査やMRI検査が有効的で、半月版の変化や形態の異常を確認することができます。

 

 

 

最後に治療方法です。

 

スポーツ活動や日常生活に支障がある場合は保存療法は無効なことが多いので手術療法を行うのが有効的かもしれません。ただ初期には安静や冷却など行い、大腿四頭筋やハムストリングスを中心とした運動療法やストレッチを行い膝関節機能の回復に努めます

ですが、関節水症やロッキングを繰り返すもの・靭帯も及ぶ複合損傷・小児の円板状半月には手術が望ましいので早期に整形外科医を受診することをおすすめします。

バレーボールやバスケットボールなどスポーツ選手に多い膝の痛みジャンパー膝について

2015年12月31日 : 未分類

スポーツ選手に多いジャンパー膝について、

なぜ多いのかその仕組みを詳しく知りましょう。

 

 

 

ジャンパー膝はその名のとおりバレーボールやバスケットボールなどジャンプを頻回に繰り返すスポーツ選手に多くみられる膝伸展機構のスポーツ障害であり、大腿四頭筋腱炎やオスグッドシュラッダー病を含みますが、ジャンパー膝(膝蓋骨下極に生じる膝蓋靭帯炎)について述べていきます。

 

 

まずどのようにして発症するのかというと、日常生活やスポーツをする場での急な加速減速ジャンプ着地などのスポーツ動作の繰り返しにより、膝関節伸展機構に過度の張力が加わり発症するオーバーユースシンドロームです。

 

大腿四頭筋をはじめとする膝伸展機構への繰り返しのストレスによって微細断裂を起こし、好発部位膝蓋骨下端の膝蓋腱接合部脛骨粗面膝蓋腱接合部膝蓋骨上端の大腿四頭筋の付着部になります。

 

 

症状として、初期には膝蓋骨下端部(膝蓋腱)あたりに違和感を感じる程度なのですが、進行するにつれて圧通運動した際の疼痛を感じるようになります。たまに患部が腫れたり、熱くなったりもします。また、特に太もも前面の筋肉(大腿四頭筋)が縮んで硬くなることもあり、脛骨結節が隆起することもあります。

 

他動的に膝を深く屈曲すると疼痛が誘発されやすく、尻上がり現象がみられることが多いです。

 

この障害は主にジャンプ動作をよくするスポーツに多いですが、マラソンランナーなどにも起こります。

なぜなら、走るという行為はジャンプの着地を繰り返す跳躍動作にあたるからです跳躍の繰り返しの際に膝蓋腱がすごい力で引っ張られたり伸ばされたりすることが原因なのでランニングで発症するのは、ジャンプと着地の繰り返し動作をしているためと考えられています

 

 

 

また、ジャンパー膝は10歳から20歳くらいの年齢層によくみられ、これは成長期に骨の成長に筋肉の成長がおいつくことができなかったために、腱が無理に伸ばされた状態になりそして筋肉もまた柔軟性をなくし硬くなってしまい結果的に膝の衝撃の吸収力が低下するためにおこる症状なのです

 

 

 

次に治療方法・予防について述べていきます

まず症状がまだ軽い第一段階であれば練習前のウォーミングアップストレッチング練習後のアイシングを徹底的することが大事です。

 

第二段階は運動の量や強度・頻度を制限していくようにしてそれに加えてテーピングや装具で部分的に患部(膝蓋腱)の圧迫を行います。最終段階としては、基本的に運動を休止させ患部の安静を保ち治療に専念していただく必要があります。

 

また、大腿四頭筋・太ももの後ろの筋肉(ハムストリングス)の筋力訓練、ストレッチングを十分に行っていきます。これは、膝を痛めないために筋力トレーニングやストレッチングで膝を支える筋肉を柔軟・強化を高めることによって予防や緩和につながるからです

ではどのようなストレッチングを行えば良いのかご紹介していきましょう

 

 

まず筋肉を温めることからはじめます。例えばお風呂に浸かってる際に太もも前面の筋肉(大腿四頭筋)や後面(ハムストリングス)などを揉みほぐしてあげます。

 

 

次にストレッチングです。

①腸脛靭帯のストレッチ

両足をクロスさせて直立し、上半身を前屈させて手を地面に近づけるようにゆっくり伸ばしていきます。その際に後ろにある脚のほうに上半身を向けて後ろにある脚の膝の外側部分を意識して伸ばしていきます。

 

②腸脛靭帯のストレッチ

まず床に座りながら片足を前方に伸ばし、もう片方の足は膝を立てて、伸ばした足の外側に足をもっていきます。上半身はなるべく前かがみにならないように起こした状態で伸ばした足の膝の外側部分を伸ばすように意識します。

 

 

 

筋力トレーニングにはスクワットやレッグランジなどがありますが、痛みが強かったりした場合は無理のない程度に日々の積み重ねが大事ですので徐々に行っていきましょうね。

子どもの膝の痛み成長痛と決め付けていませんか

2015年12月31日 : 未分類

成長痛とオスグッドシュラッダー病の違いについて

 

 

 

成長痛は前回の記事でご紹介したように明確な原因・予防などがはっきりとせず、子どもの成長期特有にみられる症状で、疲労の蓄積や子どもならではの筋肉の未発達、そして心因的な問題と原因は不確定に沢山あると述べました。

 

 

では、オスグッドシュラッダー病はどうでしょう。

 

子どもの頃になった・または自分の子どもがそうだという方もいらっしゃると思います。

そしてオスグッドシュラッダー病もまた子どもたちの成長期にちょうど発症し、成長期が終わる頃には治るといったことから成長痛のひとつとしてくくられている感じを受けます。

 

痛む場所も膝であり、オスグッドシュラッダー病を知らない方は成長痛だと判断して放っておくかもしれません。

 

 

では実際のところ本当に成長痛とオスグッドシュラッダー病は同じものなのか、深い関連性があるのでしょうか。

 

 

 

オスグッドシュラッダー病について詳しく述べていきます。

 

 

オスグッドシュラッダー病は10歳代前半の脛骨粗面部(膝のお皿のすぐ下にある、骨が出っ張った部分)に疼痛と腫脹を生じる骨端症のひとつです。スポーツをしている男児に多く発症します。

 

発生機序として成長期の骨や筋肉が完成する以前の力学的に弱い時期に日常生活動作やスポーツ活動で膝の伸展機構(太ももの前面にある大腿四頭筋)の使いすぎが主な原因であると考えられています。

 

 

それは大腿四頭筋の収縮によって反復して脛骨粗面部を牽引することで脛骨粗面部の裂離損傷が起きるのがオスグッドシュラッダー病の発生機序です。

 

症状としては、ランニングや階段の昇降などの大腿四頭筋を強く収縮させる動きによって膝蓋靭帯付着部に限局して疼痛が認められる。症状が進行するにあたって脛骨粗面部の骨性の膨隆が著しくなりまた、骨性に硬くなることもあり運動痛・圧痛なども重症度によって異なるが認められる。

 

慢性の経過をたどり、再発を繰り返すが、骨端成長軟骨板が骨化を完了する18歳頃には症状はほぼ消失する。脛骨粗面部が膨隆したまま治癒するものもあります。

診断は容易でX線診断で脛骨結節の骨化核の不整・分離・遊離などを認めます。

 

 

 

治療法は

 

①保存療法として局所の安静を中心として症状に即した運動の制限や休止が適応となります。また、運動前には十分なウォーミングアップを行わせて運動後自発痛(外からの刺激によってではなく、関節や筋肉を使っていないにもかかわらず痛みを感じること)のある場合はアイシングを行って炎症の鎮静を図ります。

 

アイシングの仕方は、アイスマッサージ用の袋などの袋に氷をいれ平らな場所で氷をごろごろと動かし、損傷部位に氷が当たる部位を平面にしておきます。そうすることで氷が袋の中で重なることを防ぎ、それにより損傷部位の他にその周囲にもアイシングを行うことができアイシング効果の範囲を広げることが可能になります。

 

また、均衡に氷が溶けていくので凍傷につながることもありません

そして、アイシングは冷たいのを我慢し最低20分は冷やし続けて離すというのを繰り返し行い、血行をよくしてあげます。

氷を当てる場所は膝のお皿の下や周囲で、痛みの強いときには湿布などをします。まれに、剥離した骨が遊離してしまい、膝をついたときの痛みが強いときは手術をすることもあります。

 

 

それに加え特に大腿四頭筋のストレッチングが非常に大事になってきます。また、膝蓋靭帯を押さえる装具の使用も有効で、除痛には膝蓋靭帯の中央部を圧迫する「シュラッテル・バンド」が有効なことが多いです。

 

 

最後に、成長痛とは違いオスグッドシュラッダー病は激しい運動が原因となってきますので、小学校高学年から中学校の成長期の子どもが十分な休息を取れるように、生活面でも気をつけてあげましょう。

もしオスグッドシュラッダー病が疑われる症状を子どもが訴えてきた場合は安静にして早めに医療機関を受診してくださいね。

あなたは大丈夫?50歳代から多い膝の痛み変形性膝関節症について

2015年12月21日 : 未分類

 

 

膝の痛みについて

まず

50代からが一番多い

 

変形性膝関節症について述べていきます。

 

膝関節はもっとも変形性膝関節症が発生しやすい関節です。

 

その変形性関節症の定義は

「病理学的に関節軟骨の変性、磨耗による荒廃と、軟骨および骨の新生と増殖、つまり摩耗相と増殖相の混在(変形性変化)によって特徴づけられる慢性・進行性の変形性関節疾患」と定義されます。

 

先ほどのべた、50歳代に発症しやすく

男女比はほぼ1:3で数字からみて女性に多いことがわかります。

 

変形性膝関節症の85%以上が内反変形(両膝が外を向いていきO脚のような変形)を呈し、外反変形(両膝が内側に入っていきX脚のような変形)は少ないそうです。

 

まず、どのような症状から始まるかと言うと

初期には動作開始時の疼痛訴える例が多いです。

 

膝など下肢の上体を支えるための荷重関節においては立ち上がり動作や歩行など起居移動動作障害、しゃがんだ姿勢での活動(和式トイレやものを拾う動作・掃除)の障害が主な問題で、病期が進行するにあたって動作中の疼痛を訴えるようになり、日常生活のなかでは階段の昇降、特に階段を降りるときに荷重がかかり痛みが強くなるのが特徴的です。

 

あと、寒い時期や湿潤な時期に症状が悪化するので注意が必要です。

 

では、なぜ変形性膝関節症になるのかという原因の大きなひとつは筋力の低下です。

 

膝関節を構成している組織が変性に伴い関節痛や筋力が退行していき痛みや関節拘縮(靭帯・筋・皮膚などの軟部組織が萎縮を起こし、収縮し関節面の癒着はないが関節の可動域が制限されること)などが生じます。

これらの変化がさらに関節症を悪化させてしまうことになります。

そして軟骨の破壊も進行し悪循環が生まれてしまうのです。

 

では変形性膝関節症の治療アプローチ予防はどのようにして行うのか、筋力の低下が特に原因だが発症しやすい50歳代から筋力トレーニングをしなければならないと思うと苦痛に感じる方が大半だと思います。

ですが、第一の治療方法として安静と体重の減量を積極的に行うことが重要になってきます。

 

体重の減量は上半身の重さが膝に負担をかけてしまうのを助長するので必要不可欠なのです。

まず、安静ですがただじっとしているわけではなんの解決にもなりません。

温熱療法といって、ホットパックや極超短波などの温熱療法は筋緊張の緩和につながり、こう原繊維(結合組織を構成する繊維のひとつのこと)の伸張・鎮痛などを目的とし、なにもせず行う運動療法よりも温熱療法という補助を施してからの運動療法では効果が変わり前処置として必要です。

 

次に運動療法についてです。

 

関節可動域訓練や姿勢制御能改善を目的とした訓練の重要性強調してきました。

関節可動域訓練では自分自身で筋肉を動かし可動域を広げる動作を中心に行いますが、すでに拘縮がある場合は施術者に補助してもらいながら行います。

 

次に筋力増強訓練を行います。

 

膝の周りの筋肉を強化することで関節の安定性を獲得し、関節軟骨を保護する役割になるのです。

 

特に太ももの筋肉(大腿四頭筋)を中心とした筋力増強訓練を行うのがですが膝に痛みがある場合には膝関節の屈伸(くっしん)(曲げる伸ばす)は避けて行うようにします。

自転車のペダル漕ぎや、水中歩行など膝への負担が少ない状況での運動は疼痛を誘発することなくまた、下肢全体の筋肉が連動して働き効率のよい筋力トレーニングとなります。

姿勢制御能運動は身体がよろめいた際に敏速に反応できるためのトレーニングで、不安定板を用いてバランス訓練を行います。それは姿勢制御能の低下がおこると関節への負担が下肢の関節症の進行を助長させてしまう観点から重要であるとされています。

 

 

最後に

 

 

日常生活での注意する点は食べすぎなど体重管理、頻繁なしゃがみこみ動作は関節への負担が多いので避けなければなりません。

このように、普段の生活から意識することは痛みの緩和や新たな関節症の予防に繋がるのでしょう。

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