2017年12月16日 : 肩こり
急な背中の痛み!考えられる原因とは?
座っていて横のものを取ろうとした時や、顔を洗っている時に体を捻る、何かの拍子に背中に激痛が走り、動かすのも痛い、深呼吸することも痛いそんな経験をしたことはありませんか?
今回は、考えられる原因と、背中に痛みが出る疾患をご紹介していきます。
目次
1、なぜ、ふとした拍子に背中、脇腹に激痛が走り、痛くなるのか?
2、予防
3、他に背中、脇腹に痛みが出るケースとは?
3-1、ゴルフをされる方
3-2、内臓疾患
4、最後に
1、なぜ、ふとした拍子に背中、脇腹に激痛が走り、痛くなるのか?
筋繊維の損傷が考えられます。筋肉痛やひどい場合は肉離れのようなものです。
考えられる原因
・運動不足
・疲労が溜まって筋肉が緊張している
・暴飲暴食
・睡眠不足
・姿勢が悪い
何が言いたいかというと、体が良い状態なら体を捻ったり、無理な態勢をしても痛めないということです。
首、背中は姿勢を保つためにとても重要な働きをしています。人は疲れたり、怪我をすると自分で回復しようとします。しかし、これがうまく機能しなくなると体に疲労が溜まり、筋肉も硬くなり、普段同じ体勢をしても何ともないのに、痛めてしまうわけです。
2、予防
疲れをため込まないことが重要になります。仕事で体を酷使することもありますし、肩がこったり、腕が疲れたりします。これは仕方がないと思います。ただこの生活を続けていては、いづれ同じことを繰り返すことになります。
何かしら痛みが出ても、何日かしたら痛みがとれるから、様子をみるという人がほとんどだと思います。ただこれを繰り返していると痛みがひどくなったり、長引いたりしてくる恐れがあります。
そのためには、日頃から気を付けていかなければいけません。
シャワーだけの方は、週に2回は湯船につかる、寝る2時間前には食事を済ませる、休肝日をつくる、睡眠をしっかりとる、水分を十分にとる、姿勢が崩れていると思ったら少しの間でもいいので姿勢を正す。
少しのことでも気を付けることが予防につながり、ふとしたことで痛めることを減らせます。
3、他に背中、脇腹に痛みが出るケースとは?
3-1、ゴルフをされる方
ゴルフをされる方は経験があるかもしれませんが、よくあるのが左の肩甲骨周囲、左脇腹の痛み(右利きの方)
初心者の方によく見られるようですが、スイングフォームが崩れていたり、過度の使いすぎで筋肉を損傷します。ひどい方では肋骨にひびがはいることもあります。
背中、脇腹の痛む場所や、痛み方によって考えられる疾患も異なります。
帯状疱疹(ヘルペス)
神経に沿ってピリピリとした痛みが出て、水泡が背中や脇、神経に沿ってできます。
3-2、内臓疾患
原因が思い当たらないのに背中に痛みがでた場合は内臓の疾患からくる痛みかもしれません。
左の背中
狭心症、心筋梗塞、
解離性大動脈瘤、大動脈瘤(引き裂かれるような激痛が突然起こる)
胃、膵臓、腎臓疾患
右の背中
十二指腸潰瘍、肝臓、胆嚢、腎臓疾患
4、最後に
原因がはっきりしている場合は、時間の経過とともに回復していきます。体の状態が良くないと痛みが長引いたり、同じことを繰り返すこともあります。早く回復したい場合は、体の調整をしてくれる治療院へ行くといいでしょう。
原因がわからず、痛みが続くようであれば、我慢せずに早めの病院への受診をお勧めします。
松阪市のバキバキしない施術 てらだ鍼灸整骨院
☎0120−405−100