スマホばっかりしていたらヘルニアになってシビレが出るってご存知でしたか?

2015年10月23日 : ヘルニア

パソコンやスマートフォンの普及が進み、現代人の生活習慣は大きく変化してきています。さらに、デスクワークや長時間の運転、それに伴う運動不足などによって肩こりや首の痛み、腰痛などは現代人のほとんどが抱える悩みとなっています。

 

このような生活習慣の変化、生活習慣の乱れは実は椎間板ヘルニアとも関連しているのです。

 

スマートフォンと頸椎椎間板ヘルニア

まずは、2000年代前半に始まり、近年急速に広がっているスマートフォンです。多くの人がスマートフォンを電車の中や街中など様々な場所で使用しており、若年者を中心にその依存傾向が問題ともなっています。

 

このスマートフォンの使用が頸椎椎間板ヘルニアと関係している可能性があることが示されたのは、スマートフォンの普及率は世界でもトップクラスであるお隣の国、韓国です。青少年の女子の8.3%、男子の2.8%がスマートフォン中毒者であるとされる韓国では、近年20代の若年層を中心として頸椎椎間板ヘルニアの罹患率が急増しているとの調査結果が得られました。そして、その理由としてスマートフォンの使用によるうつむいた姿勢が原因の1つではないかと言われているのです。

 

実際に、日本においてもスマートフォンやパソコンの使用による“ストレートネック”と呼ばれる問題が、以前より指摘されていました。私たちの脊椎(背骨)は本来、ゆるやかなS字状のカーブを描いており、前方および後方への軽いカーブを繰り返すことで身体を支えたり、衝撃を吸収したりしています。頸椎に関しても緩やかに前方へのカーブしており、この彎曲が重い頭を支え、頭と首の柔軟な動きをサポートしています。しかし、スマートフォンを操作するために、下を向いて頭を前に突き出した姿勢は、この頸椎のゆるやかな前方カーブを打ち消し、真っすぐにしてしまいます。この状態がストレートネックと呼ばれる状態であり、頸椎や椎間板への負担を増加させてしまいます。

 

人の頭部の重さは一般に体重の約10%と言われており、体重60kgの人では6kgもあります。ストレートネックになり、頸椎や椎間板への負担が増強した状態で、重たい頭を支え、動かすことで、やがて椎間板から髄核が脱出してしまい、頸椎椎間板ヘルニアを招き腕や手先にシビレが出たりするのです。

 

肥満と腰椎椎間板ヘルニア

デスクワークや長時間ずっと座ったままの運転などによる運動不足も現代人にとって重大な問題です。また、食生活の乱れや寝不足、不規則な睡眠時間なども私たちの健康状態に悪影響を及ぼします。そして、このような生活習慣の乱れが顕著に現れるのが肥満です。

 

この肥満は腰にかかる負担を増加させ、腰椎椎間板ヘルニアになるリスクを高めます。

 

中年太り、という言葉があるように人は年を取るにつれ肥満傾向に陥りやすくなるのが一般的です。そこに運動不足や生活習慣の乱れが合わさることで、下っ腹が出てしまったような肥満体型を作ります。さらに椎間板は加齢に伴い、その強度や弾力性が低下していくため、ヘルニアのような変性疾患を引き起こしやすくなっています。この加齢に伴う椎間板自体の変化と肥満による影響が組合わさることによって、さらに椎間板ヘルニアにかかりやすくなってしまうのです。

 

私たちの日常生活において、普段から行っているような、立つ、座る、荷物を持つといった動作は、それぞれ腰に対して体重の約2.5倍程度の負荷を与えるとされています。そのため、体重60kgの方では150kgもの負荷が腰にかかっていることにあり、体重10kgの増加は腰への負担を25kgも増加させてしまいます。

 

また、肥満による体型変化は重心を前方へと引き出すため、バランスをとろうとして人は無意識のうちに身体を後方へと反らせます。前述の通り脊椎はゆるやかにS字状のカーブを作っており、腰椎も頸椎と同様に前方カーブを作ることで、衝撃吸収やなめらかな動きを助けています。しかし、肥満による体型変化に伴い、腰を反らせてしまうことで、この腰椎の前方カーブは過度に増強されてしまいます。腰椎の前方カーブの増強は腰椎や椎間板にかかる負荷を一点へと集中させることになり、結果として椎間板ヘルニアにかかるリスクを高めます。

 

ストレスと椎間板ヘルニア

心理的状態と痛みというのも密接な関係にあります。椎間板ヘルニアは神経の圧迫によって、首周りや腰周り、手先、足先などの様々な部位の痛みやしびれを主な症状としています。しかし、ある調査の結果からは、神経の圧迫だけが痛みの原因ではなく、仕事などによる強いストレスやうつ、不安などが痛みを引き起こすということが明らかとなっています。また、日常生活における頻回な痛みは、それ自体が慢性的なストレスとなって、さらなる痛みを引き起こすという悪循環にもつながります。椎間板ヘルニアの発症自体に関しても、不安や抑うつ、さらには結婚生活や仕事に対するストレス、満足感などの因子が関連していることが指摘されており、ストレスの管理も椎間板ヘルニアの予防、管理の上では重要であると言えます。

 

 

 

 

スマホを触りすぎていませんか?それが頭痛に繋がります!

2015年10月9日 : 頭痛

 

目の疲労からくる頭痛

 

 

 パソコン操作

 

 

今回は

目の疲労からくる頭痛について説明させて頂きます。

 

 

皆さんのお仕事内容にもよりますが

例えば

お仕事でよくパソコンを使う方

首や肩がこるのは勿論

長時間の使用で体中は硬くなり

目も疲れます。

そこから更に頭痛につながってきます

 

 

 

パソコンや細かい物の見すぎでおきる頭痛

 

最近はパソコンや携帯電話、持ち運びが便利な大きめの端末など

どんどん電子機器が皆さんの生活に浸透して

当たり前のように一家庭に一つはあると思います。

 

家族の人数分だけ携帯電話がある家庭も多いと思いますが

思い返してみてください

 

 

お昼休憩など暇な時間や

電車での移動中

就寝前に

メール

Twitter

Facebook

Lineなどの確認

思い返してみると

空いた時間に触っている事が多いと思います。

 

 

携帯電話を手放せない依存傾向のある人は

食事中。

朝起きてすぐ。

睡眠時間を削って。

ずっと携帯を見ている人もいます。

 

 

その間ずっと目には負担をかけているわけですが

その生活リズムが当たり前になっているので

目の負担は考えず、ずっと使用していると思います。

 

 

 

目の疲れからくる疲労に対してのケア

 

それではよく目を使う人に対していくつかのケアを説明します。

 

1.こまめな目の休息

1時間使用した場合は15分~20分は目を休めましょう。

まず簡単なこちらから行ってください。

こまめな休憩が大切になってきます。

 

 

2.目の運動

遠くを見る、近くを見る時、目の中では

筋肉が緩む縮むを繰り返してピントを調整する事によって

見る事ができるわけです。

この筋肉の名前を毛様体筋と言います。

 

 毛様体筋 イラスト

 

 

長時間使用していると縮んだままの毛様体筋がそのままどんどん固まってきます。

 

例えば

肩こりでも同じです。

 

肩こりを経験されている方はイメージがしやすいと思いますが。

力が入ったままどんどん固まってきてマッサージや電気

シップを貼ったりとほぐしていくわけですよね?

 

 

毛様体筋も同じです。

 

ただ眼の中の筋肉をマッサージしたり電気流したりシップを貼るわけにもいきません。

 

毛様体筋が固まるともう戻す事はできないと言う説もあります。

(一度落ちた視力は戻らない)

 

こうならないために毎日緩める、縮めるを繰り返して

しっかりストレッチを行ってあげてください。

 

 

毛様体筋の運動のやり方

 

まず右肘を伸ばして目の高さに来る位置まで上げてください

そのまま親指か人差し指を立てます。(やりやすい方でかまいません)

次に左手を右肘関節の隣にもってきます。

こぶし1つ分くらい感覚を空けてください。

こちらも親指か人差し指を立ててください。

 

これで両腕の指が近い方と遠い方と準備できたと思いますが。

さらに遠く5M~10M先に何か目標物を決めてください

3つの目印が約一列に並んだら

近くから順番に視点を集めてください。

 

左手の指を3秒見つめる→右手の指を3秒見つめる→遠くの目標物を3秒見つめる

 

という順番で行ってください。

集中しすぎて瞬き(まばたき)を忘れないようにしてください。

 

 毛様体筋 運動

 

 

 

3.瞬き(まばたき)を意識的に行う

 

続いてのケアは

瞬きを意識的に行う

ということです。

2.の目の運動でも少しお伝えさせて頂きましたが

集中しすぎると瞬きを忘れる事が多いです。

瞬きは無意識に体が行う運動ですが

ご自身では瞬きをしていない事になかなか気づきません。

 

 

試しに

お子様がいる方は

ゲームに集中しているお子様の目を見てください。

集中している時は10秒でも20秒でも30秒でも瞬きをしない時があります。

その様なお子様は確実に視力が低下します!

必ず注意をしてあげてください。

目の疲労からくる頭痛や視力低下だけではなく

ドライアイにもなるので瞬きは大切です。

 

 

4.眼球運動

毛様体筋以外にも目を動かす筋肉はたくさんあります。

ですのでたくさんの筋肉を動かす必要があります。

 

目だけを動かす運動になります

まず

基本のやり方です

前を見ます。

目だけを動かして上を見ましょう。

そのまま5秒止めてください。

もう一度前を見ます

5秒目を閉じてください。

 

今度は下を同じやり方で行います

次に右、左と合計4方向行いましょう。

最後にグルっと右に1回転

左に1回転

5秒目を閉じて

眼球の運動はおしまいです。

パソコンの画面を閉じた後は

この運動を習慣づけるようにしてください。

 

 

 

5.温める

最後に目の周りを温めてあげてください。

僕はパソコンを毎日10時間はしている時がありました。

この時は寝る前に蒸しタオルを作って目の上に置いたまま

眠る習慣をつけていました。

その結果

習慣づけている時は確かに目がスッキリして頭痛の頻度も減りました。

ただし、朝起きた時に冷たく湿ったタオルがベッドに落ちているので

不快感はありましたが、目の事を思うと頑張って続けれました。

 

 

 

最後に

今回は

目の疲労からくる頭痛について説明させて頂きましたので

目のケアがメインにはなりましたが

頭痛の根本的な改善につながりますので

是非試してみてください。

どのケアや運動も

継続する事が大切!

ですので必ず続けてみてください。

きっと変化がおきます。

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