2018年3月11日 : 腱鞘炎
仕事で手先を使うことが多く、最近指が痛い方は、腱鞘炎かもしれません!
仕事で手先をよく使う方で、最近指が痛い、こわばる、左右の指を比べるとしわの見え方が違う(腫れている)方は、腱鞘炎かもしれません。
症状が進行するとばね指の症状が出てくる方もいます。
ばね指になってしまうと日常生活に支障がでたり、指が引っかからないように意識してしまいます。
個人差もありますが、症状がなくなるのに時間がかかります。
そうならないためにも、早めに対策をしなければなりません。
いきなりばね指になるわけではないので、早めに対策をすればひどくなる前に症状を抑えることができます。
目次
1.腱と腱鞘
2.腱鞘炎
3.腱鞘炎の初期症状
4.対策
5.当院での施術
6.最後に
1.腱と腱鞘
腱は骨と筋肉をつなげ腱によって骨が動きます。
腱鞘とは腱が骨から離れないように覆っています。
トンネル状の腱鞘の中を腱が通り、指を動かすことにより腱が腱鞘の中を行ったり来たりと通過します。
2.腱鞘炎
本来、腱は腱鞘の中をスムーズに動いています。
しかし、指に力を入れながら動かしたり、同じ動作を何度も繰り返していると、腱と腱鞘のこすれ合い、腱や腱鞘が炎症を起こし、腱は太くなり、腱鞘はトンネルが狭くなり、動きにくくなります。
この状態で同じような動作を続けていると、悪化してしまい、痛みや、腫れが出てきます。
腱鞘炎は指以外にも手首や、肘、足にも起こります。
指では、親指と中指に多くみられます。
3.腱鞘炎の初期症状
このような症状があれば、腱鞘炎の初期症状かもしれません。
・指を動かしたときの不快感
・左右の指と比べて腫れている
・動かしたとき痛みがでるが毎回ではない
・朝指が動かしにくい
4.対策
まずは手にかかる負担を少なくすることが大事になります。
テーピングやサポーターで固定したり、病院ではステロイド注射や、ひどい場合は手術をするケースもあります。
5.当院での施術
姿勢や動きの検査をして身体がどのような状態かを確認し、痛いところだけ触るのではなく、まずは全身の調整をします。
身体の循環力をあげることにより、身体が自分で回復する力を高めます。
仕事で指を酷使し、指に痛みがでる方には、肩や腕の筋肉が硬くなっている方が多く見られます。指だけではなく、この部分も調整します。
日常生活でのアドバイスや自宅でできるケアなど、お伝えします。
6.最後に
手をよく使う仕事で、指に違和感がでたら、早めの対策をしましょう。
まずは、手に負荷がかかりすぎないように、適度に手を休める時間をとってください。
軽い腱鞘炎であれば、過度の負荷をかけなければ自分の力で症状も落ちついてきます。
進行してしまい、ばね指の症状が出てしまうと、日常生活にも支障が出てきます。
そうなると、自分ではなかなか症状をとるのは難しくなっています。
身体が疲れていたり、肩こりや、慢性腰痛がある方は、体を回復する力がおちている可能性があるので、体の調整をすることも考えてみてはいかがでしょうか。
松阪市のバキバキしない施術 てらだ鍼灸整骨院
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