2018年8月5日 : 未分類
腕の筋トレを始めてから肘の痛みが気になる方へ
体を鍛えようとダンベルを持ち、初日からはりきってトレーニングをした次の日に、肘が痛くてトレーニングができなくなった経験をした人もいるかと思います。日頃から体を鍛えている人ではなく、今回はこれからダンベルで腕の筋肉を鍛えようとしている人や、筋トレをして肘を痛めた人に向けて、肘の痛む原因や、トレーニングをするときの注意点などをお伝えしていきます。
目次
1、肘に痛みがでるもの
2、肘を動かす筋トレで考えられる痛み
3、トレーニングする時の注意点
4、痛みや違和感が出た時の対処法
5、最後に
1、肘に痛みがでるもの
外傷
打撲
腱鞘炎、関節炎
変形性肘関節症
肘部管症候群
肘内障
上腕骨外側(内側)上顆炎 (テニス肘・ゴルフ肘・肘野球肘)
関節リウマチ
痛風など
2、肘を動かす筋トレで考えられる痛み
肘を構成する部分には様々な筋肉が付いていたり、通っています。
それらは、肘の曲げ伸ばしや肘を内・外に捻る、手首や指を動かすなどに作用します。
ダンベルをもって肘の曲げ伸ばしや、捻る動作はそれらの筋肉、靱帯、肘関節に負担がかかります。
・筋肉痛・・・筋肉痛の場合は、痛みは数日でとれていき、トレーニングをすることにより同じ負荷をかけても筋肉痛にはならなくなります。
・腱鞘炎・・・痛む場所により内側上顆炎、外側上顆炎と言います。いわゆる野球肘、テニス肘、ゴルフ肘といわれるものです。
骨と筋肉を繋いでいる腱が炎症を起こしてしまいます。
・上腕二頭筋などの腱の損傷
3、トレーニングする時の注意点
・トレーニングを始める人は、いきなり重たいと感じる重さより、少し物足りないぐらいの重さのものを選ぶ
・回数を多くしようとせずに、ゆっくりと曲げ伸ばしをすることにポイントおき、10回から15回を1セットとしてそれを数セット行う
・毎日同じところのトレーニングはしない
・姿勢や手の持ち方、顔の向きなどフォームに気を付ける。
手の位置や持ち方などで、筋肉、関節にかかる負荷や、使う筋肉が変わってきます。
なるべく左右均等になるように腕の上げ方、ダンベルを持つ位置、持ち方など意識してください。
・肘周辺に痛みがでた時は痛みがでるトレーニングはしないようにする。
4、痛みや違和感が出た時の対処法
痛みがでる動作は避ける
痛みや違和感があればトレーニングの後にアイシングをする
サポーター、テーピングで関節、筋肉をサポートする
湿布や塗り薬
ストレッチ
マッサージ・カイロ・整体・鍼灸など
5、最後に
筋トレを始めようとして、いきなり重い重量でしたり、回数をした方がいいと思い、勢いをつけて早く動かそうとすると肘を痛める原因になります。
肘を痛めると筋肉痛の場合は数日で痛みはとれますが、腱や靱帯、関節を負傷すると数か月痛みがとれないこともあります。そうなると筋トレもできなくなります。
今は簡単に調べられるので、筋トレをするときは正しいやり方を確認してから始めて下さい。
痛みを出さずにトレーニングできればいいですが、慣れてくると、どんどん負荷をあげていくと思いますので、痛みがでることもあると思います。
痛みがでた場合はそのままにしておかずに、体を調整することで痛みの早期回復につながります。
痛みがとれてからトレーニングを再開しましょう。
松阪市のバキバキしない施術 てらだ鍼灸整骨院
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