足底筋膜炎で病院へかかり、かかとの骨がでているといわれた女性の症例

2018年10月28日 : 足底腱膜炎,足底腱膜炎

足底筋膜炎で病院へかかり、かかとの骨がでているといわれた女性の症例

 

60歳女性

 

 

目次

1、痛みがでてから当院へ来院されるまでの経緯

2、当院へ来院時の状態

3、施術

4、経過

5、最後に

 

 

 

1、痛みがでてから当院へ来院されるまでの経緯

運動後や、歩行時に左足の裏に痛みがでて気にはなっていたが、時間とともに痛みがなくなると思い様子をみていた。良くなるどころか、起床時や立ち上がった時の痛みが強くなり、病院で検査をした結果、足底筋膜炎といわれ、画像検査でかかとの骨が突起しているといわれる。

足底板や湿布、マッサージなどで起床時の痛みが減り、楽なときもあるが、運動後や立ち上がった時に痛むことがあり、痛いところが足裏だけでなく、かかとにも痛みがでるようになり、痛みがでてから4ヶ月経っても痛みがとれないため、このまま痛みがとれないのかと不安になりHPで当院を検索して来院された。

 

 

 

2、当院へ来院時の状態

左足体重でかかとに体重をかけると痛む

歩行時の痛み

ひだり足の裏が右足に比べ少し腫れている

左足の裏、かかとの前方を押すと痛むところがある

左足の足底筋膜が硬い

身体の柔軟性がなく、下肢の筋肉の張りがある

 

かかとの骨の突起があるということは、足底筋膜の硬く本来の柔軟性がなくなり、骨膜を引っ張る状態が続いたことが考えられます。

左足だけ痛みがでるということは左右の体重のかけ方の違いや、運動時の負担のかけ方、左右の筋肉のバランスの崩れなども考えられます。

本来、人には疲れが溜まったり、怪我をした場合、自分で回復していく機能がありますが、姿勢の崩れや過度の疲労、睡眠不足や様々な原因で身体の血液やリンパ液などの水分の循環力が落ちてしまう部分がでてきます。

 

 

 

3、施術

身体の循環力を上げるための調整

患部の施術

患部に関係する下肢の筋肉の運動、ストレッチ

 

その日の状態によって施術内容の変化あり

 

自宅ケア

足底筋膜に対する運動法の指導

 

 

 

4、経過

施術の頻度は2回から4回目は1週間おきに来院し、その後は2週間おきに来院。

2回目来院時に起床時の痛みが楽になったといわれたが、歩行時や運動後の痛みがでる。

施術回数を重ねていくと痛みがでない時も増えたが、痛みが強い時も数日続くことがある。

11回目の来院時には痛みは運動後にでるが、歩行時の痛みが無いことが多い。

12回目の来院時には運動後の痛みがなくなり、違和感もなくなったため、本人もびっくりされていた。

13回目来院時は12回目来院時から痛みはでていなかったので、今回の足底筋膜炎の施術は終了。

 

 

 

5、最後に

足底筋膜炎はそのままにしていても良くなっていく人もいます。すぐに良くなる人もいますし、数年間苦しむ人もいます。病院や、当院のような施術院に通って1回でよくなる人もいれば、数回から数十回かかる人もいます。

今回ご紹介した方は、症状か出てから当院に来院されるまでに4ヶ月経過していました。施術を開始してから痛みが無くなるまでに、5か月かかりました。

本人も途中で痛みが完全にとれるか不安に思っていた時もありましたが、諦めずに当院に通って自宅でも伝えたケアをしっかりしていたことで痛みはなくなりました。

かかとの骨に突起があるからといって、痛みが無くならないということはありません。

今回ご紹介した例は回復までに回数、日にちがかかりましたが、足底筋膜炎は回復していきますので諦めないでください。

 

 

 

 

松阪市のバキバキしない施術 てらだ鍼灸整骨院

 

 

 

☎0120−405−100

 

 

 

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