血圧の薬安心して飲んでませんか?そのままでは認知症が早まるかもしれません

2015年10月24日 : 頭痛

 

 

 

脳卒中と血圧について

 

 

 

前回は脳卒中について説明させていただきました。

言葉は聞いたことがあるけど

具体的にどんなのかわからなかった人は

少し理解して頂いて

話せるようになっていただけましたら嬉しいです

 

 

 

今回は

脳卒中にならないための

血圧のお話し

血圧のお薬について

ピックアップして説明させて頂きます。

 

 

そもそも

高血圧とは体でどのような事がおきている状態か

ご存知でしょうか?

 

数値が高いから高血圧

とだけ理解している人もいると思いますので

 

難しい医療用語などはあまり出さないように

とてもわかりやすいように

まず高血圧について説明させて頂きますね

 

 

 

以前の復習ですが

脳卒中にならないために1番大切なのは何か覚えていますか?

 

 

 

最後にキーワードとして赤い字で記入させていただきましたね

正解は

血圧のコントロールです

 

 

血圧のコントロールで大切なのは

高血圧にならないことですね

 

 

 

高齢者の方は高血圧の方がほとんどだと思います。

高齢者であれば多少の高血圧はしょうがない

なんていわれる方もいますが

確かに血管の弾力性も失われていくのである程度の

高血圧はしょうがないのかもしれません。

ですが自身で改善できるなら取り組んでみたいものですよね?

 

 

 

 

まず

高血圧

とは

 

血液が血管の中で水分やさまざまな物質などでいっぱいなることによって

血管の壁にかかる圧力が高い状態

高血圧といいます

 

 

血液の量がぱんぱんで多くても

血管の弾力性があれば

血液の流れに対して柔軟に耐えれるのですが

 

この血管の弾力性がなくて

耐えれない状態でも高血圧になります

 

 

つまり高血圧とは

血液の量が多いパターン

血管の弾力性(柔軟性)がないパターン

2種類となります。

 

 

ようは

まとめると

血液によって血管の壁にどれくらいの負担がかかっているか

というのが血圧になります

 

検査では腕に巻きつけて

以上の事を調べているということですね

 

 

そして血圧をあげるホルモンがあります

それは

アドレナリン

 

というホルモンです

 

アドレナリンという名前は

きっと聞いたことがある方もいると思います

 

よく興奮した時やストレスを受けた時

スポーツの時

危ない思いをした時などに

にアドレナリンが出た

といいますが

このアドレナリンが出ることによって

 

そういった危ない場面から体をフル回転させて活発に

動けるようにしてくれるホルモンです

 

 

アドレナリンが出ると

交感神経が優位になり

心臓が血液を一気に体中に送り出します。

 

 

そうなると血圧があがるのはイメージしやすいですね

 

 

 

以上が高血圧

といわれる状態です

 

 

 

 

 

そして

高血圧を病院で診てもらったという人は

お薬を処方されたと思います

 

ではそのお薬が

体にどのような効果をもたらして

血圧のコントロールをしてくれているか知っていますか?

 

 

 

 

いわゆる

 

降圧剤ですね

 

 

・カルシウム拮抗薬

・アンギオテンシンⅡ受容体拮抗薬

・ACE阻害薬

・利尿薬

 

などなど

名前を見てもわけのわからないものばかり

だと思いますが

 

 

とてもわかりやすいようにざっくり説明すると

こういったお薬は

血圧をあげる原因のもの

例えば筋肉や先ほど説明させていただきましたホルモン

などの

活動をおさえる薬になります

 

 

 

利尿薬は名前のとおり

尿を出やすくする薬ですね

逆にどんどん

体から出して血管の負担を減らしましょう

というお薬になります。

 

 

この薬

皆さん当たり前のように飲んでいると思います

実際に院にこられる患者さんの

血圧を測らせていただくのですが

血圧の薬を飲んでいるから大丈夫

という声をよく聞きます。

 

ですが

残念ながら

 大丈夫ではありません

副作用も必ず存在します

 

薬を使って血圧を下げ続けると

脳にも血液が届きにくくなり

 

血圧の薬で特に怖いのは

認知症が早まるということです。

 

そして目への負担も大きくなり

白内障緑内障にもなりやすくなります

 

 

 

最後に

 

 

脳卒中にならないために

血圧を抑えるとはいえ

薬に頼ると

こういった副作用もあるので怖いですよね

 

 

これをふまえて

前回予防について説明させていただきましたので

改めて読んでみてください

 

そして

ぜひ行動に移してみてください

 

 

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