子どもの膝変形についてご存知ですか?

2015年12月31日 : 未分類

小児の膝変形についてご存知ですか?

 

 

 

以前の変形性膝関節症では50歳代から筋力の低下によって外反膝・内反膝に変形していくと述べましたが、小さい小児にも膝の変形は起こるのです。

 

 

 

新生児から思春期にいたる時期は筋肉・骨格系の発達障害に伴う膝関節疾患がみられ、親が幼児の膝変形を心配して来院する場合は生理的範囲のものが多いのですが、成長軟骨(骨端線のことで、骨の両端にある軟骨部分が膨張・成長することで骨が大きくなり結果的に身長が高くなる、骨端線は平均的に男子の場合17歳前後・女子の場合15歳前後で固まってしまうもの)の損傷による骨の部分的成長障害が疑われる場合はその変形が成長とともに進行してしまうので注意が必要になります。

 

 

そして、幼児が突然夜中に泣き叫ぶという事態が起きた際に考えられる要因は、夜泣きなのかどこかの痛みによるものなのか、病気なのかという分からない状況はとても不安になると思います。

ですが、朝になると何事も無かったように元気だと考えられる中で可能性が高いのは成長痛です。

 

 

しかし、100%成長痛だと言い切れないのはまれにがんなどの重病が隠れているかもしれないので、安易に考えないほうが良いです

 

 

 

ではまず、幼児に多い成長痛とはどういうものなのか詳しく述べていきたいと思いますので聞いたことやなんとなく知っている方も自分の子どもと照らし合わせたり、知識のひとつとして見て頂ければ幸いです。

 

 

 

 

成長痛とは

2歳3歳から11歳に期間の幼児や子どもにみられる、片足あるいは両方の足の膝やかかと・足首やふくらはぎなどの痛みが夕方から夜・夜中にかけて痛みだす症状のことをいいます。

 

数十分間にわたって歩けないほどの痛みをこどもが訴えるのですが、訴えている部位を見ても腫れていたり傷ができていたり熱をもっているわけでもなく、昼間の様子から思い当たる痛みの原因が見つからないのが成長痛の特徴のひとつになります

 

30分から1時間痛みが続いたあとに止まり、朝方になったり日中になると元気に歩いたり遊んだりしているため時期を過ぎれば治ると考えられることが多いです。

 

そのため、成長痛は医学的にもはっきりとした成長痛の定義が存在しなく、成長期の子どもたちに共通してこのような症状の訴えが多いので成長期特有の痛みとして一般的に知られているのだと思います。

 

 

痛みがなぜおきるのか・予防をするためにはどうしたらいいのかなどのメカニズムは実際確定されていないのです。

 

 

推測のひとつとされているものが、子どもは大人に比べて筋肉の疲労や日々の変化に順応しておらず、昼間に沢山遊んだために起こる筋肉痛や疲労感を痛みとして訴えている場合があるのではという説もあります。

 

また子どもにも親がそばに居ないなどの不安から精神的ストレスで痛みを生んでいるというのもあります

 

成長痛の対処法として、疲労を蓄積しないことが大事でまた十分な休息や足などの関節に無理な負担がかかるような運動を控える、筋肉を温かくしてストレッチをするのも効果があるようです。

 

精神面としては、親が子どもに対してかまってあげる・抱きしめてあげたり、子どもの訴えていることに関心をもって優しく受け取ってあげるなど、子どもを不安にさせないことからはじめてみましょう

 

医療機関に受診すると成長痛で時期が過ぎれば治るという風に言われるかもしれないが、子どもにとっては辛い痛みです。

少しでも痛みの軽減を図るために家族や周りの人が子どもに対して不安や混乱からのストレスを和らげてあげることが一番の特効薬になると思います。

 

 

また、冒頭で述べたように成長痛だと勝手に判断しないことも大事で重大な病気・スポーツ障害を見逃すことになるので、まずその痛みの原因をしっかり医療機関で診断してもらいましょう。

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