2018年2月24日 : 未分類
日中、耐えられない眠気に襲われる方は、睡眠時無呼吸症候群かもしれません。
十分睡眠をとっているのに、日中耐えられない眠気があり、何をしても身体の疲れがとれない方は、もしかしたら睡眠時無呼吸症候群かもしれません。
目次
1、睡眠時無呼吸症候群とは?
2、自分でおもい当たること
3、主な症状
4、治療
5、予防法・生活習慣の改善
6、まとめ
1、睡眠時無呼吸症候群とは?
睡眠時無呼吸症候群とは、眠っている間に呼吸が止まる病気です。
10秒以上呼吸が止まってしまうことを無呼吸といい、無呼吸が一晩に30回以上、または1時間あたり5回以上あれば、睡眠時無呼吸症候群といいます。
自分では気付きにくい病気です。
2、自分でおもい当たること
毎晩大きないびきをかく
睡眠中に呼吸が止まっていたと指摘されたことがある
しっかり寝たのに、日中激しい睡魔に襲われる
起床時に疲れがとれていない、頭痛や頭が重い
体重が増えた
3、主な症状
睡眠中の酸素不足による脳や身体への負担
本来、睡眠は脳と身体を十分に休憩させるためのものです。
睡眠中に無呼吸が繰り返されることで、体の中の酸素が減っていきます。すると、その酸素を補おうと、身体は心拍数をあげます。その際、覚醒時の5~10倍以上の苦しい呼吸になっています。
寝ている本人は気付いていなくても、寝ている最中に脳や身体には、大きな負担がかかっているということです。
睡眠の役割は、脳や身体を休憩させるためですが、それができていないということになります。
その結果、日中に強い眠気や倦怠感、集中力低下などが起きます。
・睡眠時の症状
いびきをかく
いびきが止まり、大きな呼吸とともに再びいびきをかきはじめる
呼吸が止まる
何度も目が覚める
寝汗をかく
・起きた時の症状
口が渇いている
頭が痛い
熟睡感がない
体が重い
・起きているときの症状
強い眠気がある
だるさ、倦怠感がある
集中力が続かない
いつも疲労感がある
4、治療
CPAP療法
Continuous Positive Airway Pressureの頭文字をとってCPAP(シーパップ)と呼ばれます。
寝ている間の無呼吸を防ぐために気道に空気を送り続けて気道を開かせておくというものになります。
CPAP装置からエアチューブを伝い、鼻に装着したマスクから軌道へと空気が送り込まれます。
マウスピースの使用
重症でない方にされることが多い
スリープスプリントとも呼ばれ、下顎を上顎よりも前方に出すように固定させることで上気道を広く保ち、いびきや無呼吸の発生を防ぐ治療法です。
外科的手術
5、予防法・生活習慣の改善
体重管理
睡眠時無呼吸症候群は喉や首周りにも脂肪がつくため、大きく関わってきます。
お酒を控える
アルコールによって首や喉周り、気道を支える筋肉が弛緩するため、気道が狭くなり、普段いびきをかかない方が、お酒を飲んだ日にいびきをかいてしまうことがあります。
アルコールを摂取することで、無呼吸になるリスクが高まります。
口呼吸をしている方は鼻呼吸にする
寝る姿勢の工夫
あおむけで寝ている方は横向きで寝る
横向きが落ち着かない方は、抱き枕などを使用してみて下さい。
6、まとめ
睡眠時無呼吸症候群は自分では気づきにくい病気です。しっかり寝ているのに、日中激しい眠気に襲われたり、何をしても疲れが取れない方は、一度病院を受診してみてはいかがでしょうか。原因もわからずに、自分がだらしないからだと思ってしまう方は、ひどいストレスにもなっていると思います。まずは、日中の眠気や身体の怠さの原因が何なのかを見つけることで気持ちも変わってきます。
松阪市のバキバキしない施術 てらだ鍼灸整骨院
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