3人に1人が慢性頭痛?人生で最強の頭痛「群発頭痛」別名を「自殺頭痛」を知っていますか?

2015年11月25日 : 頭痛

 

慢性頭痛

 

 

今回は

3人に1人が慢性頭痛といわれるくらい患者数の多い

慢性頭痛について紹介させて頂きます。

 

 

慢性頭痛は

「15歳以上の日本人の3人に1人は慢性頭痛持ち」言われております。

 

男性は20~30歳代

女性は30~40歳代

 

に多くみられています。

 

そして男女比は

男性<女性

女性の方が多く男性の3倍です。

 

 

 

 

慢性頭痛の種類

 

慢性頭痛の種類としては3種類あります

 

①片頭痛、偏頭痛(へんずつう)

②緊張型頭痛(きんちょうがたずつう)

③群発頭痛(ぐんぱつずつう)

 

 

 

では早速

片頭痛、偏頭痛から紹介していきます

 

 

片頭痛、偏頭痛

 

片頭痛と偏頭痛の意味は同じです、違いはありません

ただ

医学用語では片頭痛といいますので

実際に使う際は片頭痛で使ったほうがいいですね

 

偏頭痛は辞書や漢字変換で出ますが

正しくは片頭痛です

 

 

では片頭痛とはどのようなものか

 

【特徴として】

・頭のどこか片側もしくは後頭部や前頭部、側頭部など一箇所に痛みがある

・人によって、その時の原因によっては両側の時もあるがズキンズキンと脈打つような頭痛が特徴

・上記のように「拍動性」といって脈打つようなズキン、ズキンとした意味

 

 

【原因】

血管が拡張することにより周りの神経を刺激しておきる痛み

 

血管が拡張する理由は様々で人によって違いますが

例えば

 

・ストレス

・そのストレスから開放されて気が緩んだ時

・月経時のホルモンの影響

・お酒などのアルコールが原因

・生活リズムの乱れ、夜更かしや寝すぎなど

・暑い環境、例えばお風呂や暖房の効かせすぎた部屋

 

などがあげられます

 

 

【治療法】

 

原因がわかっているので簡単ですね

血管の拡張が原因なので

血管を収縮させればいいのです

 

 

 

・カフェインをとる(お茶やコーヒーが代表なものです)

・痛むところを冷やす(直接血管やその組織にアプローチ)

・コメカミを冷やす(ここには動脈が走っているため有効です)

・規則正しい生活習慣を繰り返す(体内時計、ホルモンの乱れを防ぐ)

・安静にしてリラックスする

・頭痛薬を飲む

 

などがあげられます

 

 

続いて

 

緊張型頭痛を紹介します

 

 

緊張型頭痛

 

【特徴】

 

肩周りの筋肉が影響するものです

 

・首、肩周りの筋肉がこっている、痛みがある

・ギューっと締め付けられるような痛み

・ヘルメットをかぶったような痛みとも言います

・重い感じがしばらく続く

 

 

【原因】

 

・目の疲れ

・肩、首周りの筋肉のこり

・仕事でパソコンをよく使う

・姿勢の悪さ(猫背)

・歯のかみ合わせ

・ストレス

・短気

 

 

【予防法、治療法】

原因は肩周りの筋肉の緊張なので緩めることですね

 

・姿勢が悪くならないように普段から意識する

・マッサージや電気

・運動(固まらないように動かす)

・運動(ストレッチ)

・入浴などで肩周りを温める

・姿勢矯正

 

 

 

では最後に

 

群発頭痛について紹介します

 

 

群発頭痛

 

こちらは片頭痛や緊張型頭痛とは違い患者数も少ないので聞きなれないと思います。

ですがこの頭痛は本当に恐ろしいのです

 

三大痛 と言って人生のなかで体感する最強の痛みのうちの1つです。

 

三大痛とは

 

群発頭痛

心筋梗塞

尿路結石

 

この3つが三大痛にあげられます

 

群発頭痛は

別名「自殺頭痛」とも言われています。

あまりの痛みに自殺をしたくなるといわれるほどの頭痛です 

 

この頭痛は男性に多く、女性の5倍

年齢は20歳~40歳代に多くみられますが群発頭痛が起きる確立は1000人に1人と稀です。

 

群発頭痛という名前の由来

群発地震のように、ある期間に集中して頭痛が起きるとこからつけられました

季節の変わり目によく発症し

1度起きると毎日痛みが起きて、この痛みが1~2ヶ月続くといわれています。

そして半年や2、3年後にまたこの頭痛を繰り返すため

慢性頭痛の1つにあげられます

 

 

緊張頭痛ヘルメットをかぶったような痛みと表現されていますが

群発頭痛目の奥がえぐられるような痛みと表現されています

 

 

【特徴】

 

・頭の片側だけが痛い

・目の奥がえぐられるような激しい痛み

・痛みが起きると2~3時間続く

・群発頭痛が起きた期間は毎日同じ時間になると痛みが起きる

・自律神経症状を伴う(目の充血、涙が出る)

 

 

【原因】

 

原因ははっきりとはわかってはいないようですが

こちらも血管の拡張が原因といわれています。

特にお酒などのアルコールを摂取すると起きると発症するといわれています。

目の後ろを通る血管が拡張するため

目の奥がえぐられるような痛み

そして神経症状で充血や涙が出るといった症状につながります。

 

 

 

【予防法、治療法】

 

・頭痛薬が効かないことが多く「純酸素吸入法」と言って病院で酸素濃度100%の酸素を吸入する治療が行われます。

・注射や薬

・群発頭痛が起きる時間は決まっているので予防として薬を飲む

・アルコールはとらない

 

 

 

最後に

 

 

以上が

慢性頭痛のまとめになります

片頭痛緊張性頭痛の方は本当に多くみられますが

群発頭痛とは聞きなれないですよね

 

ですが三大痛と言う最強の痛みの1つです

 

目をよく使う仕事の人も群発頭痛に襲われたりするようなので

日ごろから目は大切にしてあげてくださいね。

 

一口に慢性頭痛といっても

治療方法は様々です

偏頭痛の人が肩周りをほぐしたり、暖めると頭の血管に血液が一気に流れて

悪化します

逆に緊張頭痛の人が頭を冷やしたりカフェインを摂取しても

逆効果であったり、無意味になってしまいます。

 

自分がどの頭痛に当てはまっているか確認してから

正しいケアを行ってくださいね♪


症状について詳しくはこちら

長年の頭痛でお悩みの方

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