肩こりが原因の頭痛の運動は腕を回すと楽になる?

2015年11月13日 : 頭痛

 

 

 

今まで頭痛の種類についてたくさん紹介させていただきました。

 

そのなかでも

慢性的な頭痛

に悩まされている方の割合は特に多いです。

 

そんなあなたのために今回は

肩の運動をピックアップして

具体的に紹介させていただきます。

 

今回の1番のポイントは

上腕骨を外旋させる

です。

是非最後までご覧ください

 

慢性頭痛というと

 

偏頭痛

緊張性頭痛

群発性頭痛

 などがあげられます

 

最近は

普段の姿勢で猫背になっている方が多いです。

それはパソコンや携帯電話、小さな小型ゲーム機の普及により

背中を丸めて下を見ることが多くなった事が原因です。

 

当院に「猫背が心配で」と小学生の子どもが来院することもあります。

 

 

慢性的な頭痛の原因として

肩周りの筋肉の硬さが大きく関係していますと紹介させていただきました。

 

 

 

 

頭痛の原因が肩こりの理由

 

 

よく言われているのが

肩の筋肉(僧帽筋、肩甲挙筋)が凝り固まって

脳に血液が流れない事が原因で頭痛につながります

このパターン以外に目をつけていただきたいのが

 

 

 

 

胸の筋肉(大胸筋、小胸筋)が縮まった状態が続き

胸の筋肉がその状態で固まり血流が脳にいかないことから起きる頭痛

 

そして

 

筋肉は一方が縮まれば反対側の筋肉はちぎれないように伸ばされるという仕組みになっています。

つまり反対側

 

後ろの筋肉(僧帽筋、肩甲挙筋)が伸ばされ続けて血行不良で起きる頭痛

 

というのもあります。

 

 

つまり

肩周りというのは

よく言われる

僧帽筋、肩甲挙筋という肩の後ろの筋肉だけでなく

胸の前の筋肉に目をつけないといけなくなります。

 

 今回は

あなたのしっている運動にワンポイント加えるだけで

いっそう効果を高める方法

腕を外旋(がいせん)させるというポイントを踏まえて

紹介させていただきます。

 

 

※注意事項※

 

運動は痛みがでない無理のない範囲で行いましょう。

運動に限らずいくらいいものでも

過剰で無理な使い方をすれば意味がありません

逆に壊してしまいます。

一口に肩こりと言っても

こり度合いなんかは人によって様々です

ぜんぜん動かないって人は

その動く範囲までで行ってください。

 

筋肉は温まった状態で行うのが1番緩みます

お風呂上りがベストです!

 

 

大胸筋、小胸筋をめいっぱい伸ばしましょう

 

1.仰向けで寝ましょう

2.肩、肘を顔の横に持ってきて90度ずつ曲げます

3.この時肩甲骨を引いておきましょう

そこで重要なポイントを紹介します

 

大胸筋は鎖骨(さこつ)胸骨(きょうこつ)肋骨(ろっこつ)から

上腕骨大結節(じょうわんこつだいけっせつ)という部分に付着しています。

 

ですので

今回の最重要ポイントは

上腕骨を外に捻ってあげれば

あなたの知っている大胸筋のストレッチからよりいっそう伸ばしてくれます。

 

この状態で10秒~20秒深呼吸を行いじわーっと伸ばしていきます。

 

秒数は個人差がありますので

痛みのない、肩に違和感の出ない範囲で行ってください

 

胸やお腹といった

体幹の筋肉はすべて呼吸補助筋です。

呼吸補助筋とは

簡単に言うと

呼吸をする際に手助けしてくれる筋肉のことです

 

わたしは運動やストレッチの時は呼吸を1番大切にしています。

どんなストレッチも深呼吸を意識してくださいね。

 

そして次に

手を楽にそのまま上に上げてまた10秒~20秒

深呼吸をして大胸筋が伸びていることを意識して行いましょう。

 

 

 

僧帽筋、肩甲挙筋を緩めましょう。

 

 

1.まず首を右に倒します

2.左肩の上に右の手のひらを置き右手でゆっくりと押し下げます

10秒~20秒行います

そしてこの時深呼吸を行えばさらに伸ばすことができます

今度は逆に首を左に倒し、

右肩の上に左の手のひらを置き左手でゆっくりと右肩を押し下げてください

 

個人差がありますが

一度この運動を試していただいてすっきりするかた

楽になる方は続けていただいても大丈夫ですが

 

首を大きく捻ったりする運動は反動も大きく

あとでだるさが出たり気分が悪くなる可能性もありますので

こちらは特に無理のない範囲で行ってください。

 

 

最後に

 

今回は

慢性的で頭痛の大きな原因である肩周りの筋肉の

ストレッチをピックアップして紹介させていただきました。

 

この他にも運動はたくさん存在しますが

呼吸を行うこと、そして上腕骨を外に回す(外旋)(がいせん)させる事がポイントとなります

 

かならず無理のない範囲で行うようにしてください。

 

肩こりがお悩みの方で

当院に来院される方はたくさんみえます

そして改善される方もたくさんみえます

運動を行っても改善が見込めない方はぜひ当院へのご連絡をお待ちしております。


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