アイスクリームを食べて起きるあの頭痛、理由を知ってちょっとした話のネタに♪

2015年10月14日 : 頭痛

 

アイスクリームを食べておきる頭痛

 

 アイス

 

今回は身近な頭痛についてお話し致します。

今までの頭痛のお話しは

くも膜下出血だったり

気圧の変化による頭痛

体験された事が無いかたもいたと思いますが

今回のアイスクリームを食べておきる頭痛

経験した方も多いと思いますので

どんな頭痛なのかイメージがしやすいと思います。

 

 

頭痛はレッドゾーンに入る前の危険シグナルだったりしますが

今回はそんなに危ない話しではないので

気楽に見てみてください。

 

 

アイスクリームを食べておきる頭痛

 

最近は少し涼しくなりアイスクリームやかき氷を食べる機会が減ってきたと思います。

ですが

日中はまだ暑い日が続いていますね、少し涼しくなってきた季節の方が

実はアイスクリームの美味しい商品が出たり商品数が増えたりします。

季節限定の味、秋だとムラサキイモのアイスが美味しいですよね。

毎年このシーズンにしか発売しないシリーズもあります。

 

 

 

そんなアイスクリームをお風呂上がり

体がポカポカ温まった状態で

食べると美味しいですよね。

これから寒くなると暖房をつけてアイスを食べる人もいますが

そんな時につめたーいアイスを食べて

頭の横(側頭部)や後(後頭部)だったりと頭痛を起こした事がありませんか?

 

美味しいアイスやかき氷の味を思い浮かべるとあの痛みを思い出しやすいと思います。

 

かき氷

 

 

 

実は

医学的にも正式名称がありこれを

アイスクリーム頭痛」といいます。

そのままですがしっかりと正式名称があるんですよ。

 

医学用語と言えば

再生不良性貧血や

筋委縮性側窄硬化症など

難しい漢字や聞いても意味がわからない言葉が多いですが

このアイスクリーム頭痛という名前は

とても覚えやすく日常で目にする事も多いので

忘れにくいですね。

 

 

 

 

アイスクリーム頭痛の原因

 

 

それでは本題に入ります。

このアイスクリーム頭痛は

どうしておきるのか

 

それは

これもまたはっきりとは分かってはいないようですが

有力な説が2つあります。

 

まず1つ目が

前回の気圧の変化による頭痛でお話しさせて頂きました

血管が広がり周りの神経を刺激して頭痛がおきる

というのが1つ

これは冷たい物を一気に食べた時に口の中が急に冷やされて温度が一気に下がらないように

口の近くの血管から血液を集めるために脳の血管が広がって周りの神経などを刺激する事になります。

 

 

そしてもう1つ有力な説

一気に冷たい物を食べた時に

冷たいという感覚を痛みの刺激と脳が勘違いしてしまいます。

その事により頭痛が起きると言われています。

この神経が三叉神経と言います。

 

つまり脳が勘違いしちゃうというわけですね。

 

 

 

 

治療法

 

 

それでは

どうすればいいか

一気に食べなければいいだけですね(笑)

もしあまりの暑さで一気に食べてしまい頭痛が起きてしまった場合は

数分我慢してください(笑)

最初にも少し書きましたがそんなに危ない反応ではないので

夏の風物詩としてアイスクリームやかき氷の味だけでなく

このアイスクリーム頭痛の感覚も味わってください。

 

治療法というよりは

予防法になりますね。

 

 

どうしてもすぐ治したいと言う人は

治療法があります

それは

暖かいお茶を飲むと緩和されます。

そしてもう1つ

こめかみを冷やすのも効果的です

こういった対処法はありますが

おすすめはやはり一気に食べないのが1番です!

アイスクリームやかき氷など冷たい物を一気に食べれば胃にも負担がかかり

お腹を壊します。

 

 

 

冷たい物に限らず

なんでも一気になど食べ過ぎることは食道や胃など

体にもよくないので

なんでもやり過ぎは気をつけてください。

 

 

 

 

予断ですが

過ぎる」(すぎる)という漢字は

他にも違う読み方があります

それは何だと思いますか?

正解は

過ち(あやまち)です。

失敗という意味ですね。

 

 

食べ物に限らず

お仕事や運動、勉強も

一気にやり過ぎれば失敗につながりますので

なんでもほどほどにしてくださいね。

 

 


症状について詳しくはこちら

長年の頭痛でお悩みの方

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