五十肩の症状と自宅でできるケア

2017年9月10日 : 肩こり

五十肩の症状と自宅でできるケア

 

肩が痛くて髪を結ぶのが辛い、服を脱ぐ時に肩が痛む、夜寝る時に肩がうづく、このような症状がある方は、もしかしたら五十肩かもしれません。

 

目次

1、五十肩とは

2、肩こりと五十肩の違い

3、五十肩の経過

4、五十肩の主な症状

5、五十肩と間違えやすい疾患

6、自宅でできるケア

7、まとめ

 

 

1、五十肩とは

 

五十肩とは医学的には肩関節周囲炎と呼ばれる病気です。発症する年齢により四十肩や五十肩と呼ばれます。

五十肩になる原因は、明確に解明されていませんが、加齢による肩関節周囲の筋肉、関節の変性や血液循環の悪化、肩関節を動かしやすくするための肩峰下滑液包、関節を包む滑液包という袋が癒着することが考えられます。

肩関節周囲の炎症、癒着が起こることにより、肩の痛みとともに肩関節の可動域制限がでたり、ひどい方では肩から腕にかけての痛みがでます。

 

 

2、肩こりと五十肩の違い

 

肩こりは首、肩、背中の筋肉に問題があることが多いですが、五十肩は肩関節周囲の問題で起こります。

 

 

3、五十肩の経過

 

肩に違和感がでる

肩関節の可動域が狭くなり、激しく肩が痛む(急性期)

痛みが和らぐ

可動域制限があるが痛みが治まる(慢性期)

肩が動く(回復期)

 

 

4、五十肩の主な症状

 

急性期では安静時痛、夜間痛、肩だけでなく腕の痛みがでる場合もあります。

服を脱いだり、エプロンを結ぶ、洗濯物を干すなどの運動時痛がでて、可動域制限がでます。

 

 

5、五十肩と間違えやすい疾患

 

肩に痛みがでて肩関節の可動域制限がある場合、五十肩と思ってしまう方が多いですが、実はよく似た症状で、五十肩と間違えやすい症状があります。

腱板断裂、腱板炎、石灰化腱炎、上腕二頭筋長頭炎などがあります。

診断は病院でしかできません。激しい痛みがでた場合はまずは病院で検査をしてみて下さい。

 

 

6、自宅でできるケア

 

アイロン体操

五十肩に有効と言われている体操にアイロン体操というものがあります。

前かがみができるぐらいの高さのテーブルに、痛くないほうの手をついて、体を前かがみにします。

痛いほうの手で、アイロンぐらいの重さのものを持ちます。持つものはアイロンでなくてもいいです。

アイロンは持ち手が付いていて体操をしやすいですが、水を入れて500mlのペットボトルや軽めの鉄アレーなど、少し重量があるものを持ちます。

前かがみの状態で、重りを持ったほうの手を前後、左右、円を描くように右回り、左回りにそれぞれ10回行います。

痛みが強い急性期は安静にして、痛みが和らいでくる慢性期に行います。

 

ポイントは、重りを持った腕の力を抜いて、腕が少し伸びるような感じにして、腕を使って動かすのではなく、重りの重さを利用して動かすようにします。

 

お風呂上りは血行が良くなっているので動かしやすく、痛みが出にくので、この体操で痛みがでる方はお風呂上りにしてみて下さい。

 

 

7、まとめ

 

肩関節に激しい痛みが出た時はそのままにしておくのではなく病院で検査をして下さい。疾患によって治療方法も変わってきます。

五十肩の場合は自然に痛みが消えていきますが、症状が長引いたり、可動域が戻らない場合もあります。

治療、自宅でのケアをすることが、痛みの早期改善、可動域の改善の近道になります。

五十肩の症状で日常生活に支障が出ている方は当院の施術を受けてみて下さい。

 

 

 

松阪市のバキバキしない施術 てらだ鍼灸整骨院

☎0120−405−100

 

 

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