二日酔いによる頭痛 それは胃液が原因かも!?

2015年10月27日 : 頭痛

 

二日酔いによる頭痛それは胃液が原因かも!?

 

 

 

 

 

今回も前回に引き続き

二日酔いが原因の頭痛(胃液過多)について紹介させて頂きます。

 

前回お伝えさせていただきました

アセトアルデヒドが原因の二日酔い頭痛

脱水症状が原因の二日酔い頭痛

対処法を行ってもだるさや頭痛がとれない方に試していただきたい内容になっております。

 

 

その前に

メカニズムを知っていないと内容を読んでも

イメージがつきませんので

また少し前回の復習をさせて頂きますね

 

 

 

飲んだお酒がどのように体を流れていくか

もうおわかりだとは思いますがぜひ思い出して記憶に残してください

 

 

お酒を飲む

胃と小腸で吸収され

血管に入り

血液に乗り

○○(臓器)に到着し分解される

○と○○○○○になり

体外に出ていく

 

答え合わせは前回の記事を読んでみてくださいね

 

 

 

 

そして以上のことをふまえた上で

今回は

胃酸がですぎの二日酔い頭痛について紹介させていただきます

 

 

 

二日酔いによる頭痛(胃酸過多)

 

 

アルコールには

胃酸の分泌を促す効果があります

 

利尿作用と似ていますね

 

 

胃酸が出過ぎることによって

胸焼けや吐き気が主な症状となります

 

頭痛もありますが

胃酸が原因の二日酔いに関しては

胸焼けや吐き気のほうが強くなります

 

そして

次の日は食欲がないなどの食欲不振

さらには

下痢などといったお腹に関する症状がたくさんでます

 

 

胃液とは

(さん)です

 

 

子供のときに理科の実験で

硫酸(りゅうさん)を使って雑巾を溶かすなどの実験も

あったと思いますが

あの酸ほど強烈ではありませんが

硫酸より弱い酸と思っていただいて結構です

 

 

少し汚い話になりますが

とある先生が言っておりました

「嘔吐物に手をいれると

酸の力でピリピリとした感覚がしますので

是非手をいれてみてください」

 

 

つまり

胃液も皮膚をピリピリさせるほど

酸性です

 

 

では

この胃液

胃の中で

胃は溶けてしまわないのか

疑問に思うかたもいると思います

 

 

でも

胃は粘膜で守られているので

 

大丈夫なのです

代表的なものとして

主細胞

副細胞

壁細胞

という細胞があり

それぞれが役割を果たしております

主細胞→ペプシノゲン

副細胞→胃液

壁細胞→粘液

 

を分泌しています

 

この壁細胞がだす粘液のおかげで溶けることなく

胃は守られています

 

 

 

ですが

アルコールを飲みすぎた時は

先ほどお伝えしたとおり

胃酸の分泌を促進します

その結果

守るための粘液よりも

酸が強すぎて

粘液が負けてしまうのです

 

 

そうなると

もちろん

胃に負担がかかります

 

 

これが

胃酸過多による

二日酔いの原因です

 

 

そして胃酸についてですが

 

アルコールだけではなく

お仕事のストレスなどでも

このバランスが崩れます

 

仕事のストレスが重なりすぎて

胃炎

そのままストレスを受け続けると

胃潰瘍

胃が溶けて

胃酸が他の臓器にかかり

死に至る

なんてこともあります

 

 

 

 

ですので

あまりにもストレスが多いお仕事は無理をしないでください

 

 

 

 

それでは

話を戻しまして

対処法について紹介させて頂きます。

 

 

 

対処法

 

まずは

胃が炎症を起こしている可能性もありますので

胃の炎症を抑える市販の飲み薬は即効性もあり効果が高いですが

お薬はあまりお勧めはしません

即効性を求める場合はお薬です

 

 

お薬は飲みたくないという人は

重曹がおすすめです

 

重曹は

アルカリ性にしてくれます

胃酸で胃の中は酸性に傾いています

これを重曹でアルカリに傾けると

胃の負担は軽減されていきます

飲み方としては

重曹は小さじ1~2杯にたいし水200ml程度が適量になります

 

 

そして胸やけには生姜もお勧めです

生姜汁にして飲むなどするととても効果的です

 

 

こういったものがなければやはり水を飲むのが無難になります

 

 

最後に

 

今回の二日酔い頭痛は

頭痛もあるが

吐き気やだるさ、下痢、食欲がない

 

といった症状のほうが強く出た場合の紹介になります

 

こういった症状の場合には

是非お試しください。


症状について詳しくはこちら

長年の頭痛でお悩みの方

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