お仕事での肉体的な疲れ、そのままにしておくと頭痛になります

2015年10月10日 : 頭痛

 

肉体疲労からくる頭痛

 

 

 

荷物配達

 

 

 

前回の目の疲労からくる頭痛に続いて

 

肉体的疲労からくる頭痛について説明させて頂きます。

 

 

肉体労働をされる方は

重いものを運び首や肩、肉体的に疲れがたまり

ひどい方では吐き気や頭痛が出た事はないですか?

あまりにもだるくなると仕事を休みたくなる時もあると思います。

 

 

そんな肉体的な疲労から起きる頭痛の方に

今回はストレッチのケアを紹介させて頂きます。

 

 

肉体疲労というと

お仕事の内容にもよりますが

重い物を持たれる方は

腰や膝

肩や首、腕にも

全体的に負担がかかるわけですが

特に

腕や膝など末端の方が疲れてくるとそれをかばって

腰や肩など大きな筋肉に負担がかかってきます。

 

 

肩の筋肉が硬くなると勿論脳に行く血流が悪くなり

酸素不足などが起き頭痛につながっていきます

 

 

肩の筋肉に力が入ってしまうのは

肉体労働をされる方だけに限りません。

 

細かい作業をされる方も同じです

 

パソコンのしすぎで腕や指、目が疲れてくると無意識に肩に力が入っているはずです。

 

精神的に疲れている方も同じで

無意識に肩に力が入っているはずです。

 

 

そして外部刺激、気温などからも

肩には力が入るようになってます。

寒い時にも無意識に肩には力が入ってしまいます。

これからの時期どんどん寒くなってきます。

こういう季節の変わり目は

体への負担も大きいので

特に要注意です。

 

 

 

このように肉体労働に限らず

いろんな方が

頭痛につながってきますので

今回はストレッチをお伝えいたしますので

しっかり行ってみてください。

肩こりが気になる方も勿論効果がありますので

疲れがたまっていると実感した時や

お風呂あがりに行ってみてください。

特にお風呂あがりは温度で筋肉が緩んでいるので効果が大きいです。

 

もうすでに肩の筋肉が固まり思うように動かない方は

無理のない範囲でお願いします。

 

 

まず

右肘を後頭部の後に持ってきます。

手は脱力すると肩甲骨の後ろにくると思います。

反対の手で右肘を左側に寄せてください。

この時に重要なのが息を吐きながら行う事です。

息を吐きながら左側に寄せてください。

 

この時に固まっている人は肩甲骨の内側や首の付け根あたりに違和感や

だるさが出る方もいますので

かならず最初は無理のない範囲で行ってください。

 

継続して続ける事でどんどん可動域が広がっていきます。

イメージとしましては

わきの下が伸ばされて血流がそこから流れるイメージで行ってください。

これを5秒~10秒かけてゆっくり行います。

 

右側が終わりましたら

反対の左側も同じように行ってください。

 

 わきの下ストレッチ

 

 

そして

「先生自身は自分のケアはどうやっているんですか?」

と聞かれる事がありますので

僕が自分で行っています

ストレッチのケアを伝えさせて頂きます。

ですが僕自身の体に合ったハードなストレッチになりますので

必ず痛みがある方は無理のないように自己責任でお願いします。

 

 

まず両腕を伸ばして体の後ろで手を組みます。

そして腰を無理にそらさず胸を開きます。

首を後ろにそらしてください。

この時注意があり

首はそらしすぎると気分が悪くなるので

軽く又は数秒で行ってください。

そしてポイントは息を吐きながら伸ばす事です。

これを5秒かけて行いますが

首を後ろにするのが長いと気分が悪くなるので

自分のスッキリ終われる秒数を見つけて行ってください。

 胸周りのストレッチ

最後に

 

 

僕はストレッチをするうえで大切だと思うのが

呼吸をしながら行うという事です。

大胸筋や小胸筋など

体幹の筋肉はほとんどが呼吸補助筋になります。

大きく呼吸をする際に肋骨を動かす働きをします。

普段動かす事の難しい筋肉や骨まで大きく呼吸をおこなう事で

動かす事が出来るので大きく呼吸をするのが大切だと

考えています。

 

 

 

 

頭痛についてですが

今回も肩の運動のケアがメインになりましたが

根本的な治療を行おうとすると

頭につながっていく部分から治していく必要がありますので

肩のストレッチか、と思わず試しに続けてみてください。

継続して行う事できっと変化がでます。

 

 


症状について詳しくはこちら

長年の頭痛でお悩みの方

関連記事


ページトップへ戻る

ページを閉じる