頭痛に使うツボ押し対処法

2017年11月20日 : 頭痛

頭痛に使うツボ押し対処法

 

頭痛が起こりそうになった時や、起きた時に薬を飲む方は多いと思います。薬を飲むと頭痛が治まるけど、なるべく飲みたくないという方もいるのではないのでしょうか。

今回は、自分でできる頭痛が出そうなときや、出た時にできるツボ押し対処法をお伝えします。これを行うことで頭痛が楽になる方もいますので、試してみて下さい。

 

目次

1、頭痛の分類

2、一次性頭痛

3、二次性頭痛

4、頭痛に使うツボ

5、最後に

 

 

 

1、頭痛の分類

自分がどのようなタイプ頭痛か知ることが大事になります。

頭痛の分類として大きく2つに分けられます。

病気が原因でない繰り返し起こる頭痛(一次性頭痛)

病気が原因で起こる頭痛(二次性頭痛)

 

 

2、一次性頭痛

 

片頭痛

こめかみからズキズキと脈を打つような痛みがでます。光や音に敏感になったり、吐き気を伴う方もいます。頭を動かすと頭に響く方もいます。

頭痛の前兆として、太陽を直視した後のようなキラキラした光が見えたり、視野の一部がゆらゆら動き出したりして、視野が見えにくくなる⦅閃輝暗点(せんきあんてん)⦆場合があります。

ストレスや疲労、睡眠不足のほかに、女性ホルモン(エストロゲン)の影響などもあります。。

頭蓋骨内の血管が広がり周りの神経を圧迫することで炎症が起き頭痛がでます。

 

 

緊張型頭痛

頭全体が締め付けられるような痛み。長時間同じ姿勢での作業といった肉体低ストレス、精神的ストレスが原因になります。

首、肩のこりがある方が多く、肉体的、精神的ストレスにより血流が悪くなり、酸素や栄養分が十分に行きわたらなくなり、首、肩の筋肉が緊張し頭痛が起こります。

 

群発性頭痛

身がえぐられるような激しい痛み。1~2ヶ月、毎日痛みが出る。痛みは個人差にもよりますが15分から1時間続くこともあります。

 

目の後ろを通っている内頚動脈が拡張して炎症が起きるためだと言われています。

 

 

 

3、二次性頭痛

脳に病気を伴う頭痛

くも膜下出血

脳出血

脳腫瘍

髄膜炎

特徴・・・急激な痛みが起こることが多く、生命にかかわることもあります。このような頭痛が起きた時は早めに病院を受診してください。

 

 

後頭神経痛

後頭部を支配する神経には、大後頭神経と小後頭神経、大耳介神経の3つがあり、これらが刺激されることにより頭痛が起きます。

特徴・・・後頭部から側頭部、頭頂部にピリッとした痛みがあるのが特徴です。髪を触るだけで痛むことがあり、痛みの持続時間は数秒で、痛みが長い時間続くことはありません。刺激される神経によって痛む個所が違います。

 

 

精神的なもの(精神疾患)

 

緑内障

主に眼圧が上がることで、視神経が圧迫され障害されることが原因です。

しかし、眼圧が正常でもなる場合もあります。

慢性緑内障と急性緑内障があります。

慢性緑内障

症状が自覚しにくく、自覚した時にはかなり進行していることもあります。症状としては視野の一部が見えにくくなる視野欠損があります。初期では気づかなほどですが症状が進むにつれ、視野の欠ける部分が広がっていきます。一度失われた視野は元に戻ることはできないので早期発見、早期治療が重要になります。

急性緑内障

急激に眼圧が上昇することにより、激しい頭痛や吐き気、目の痛み、結膜の充血などの症状が見られます。

 

副鼻腔炎(蓄膿症)

頭蓋骨には目や鼻の周囲にある4つの骨の空洞があり、その空洞内の粘膜にウイルスや細菌が感染して、炎症が起こり頭痛や目、鼻の痛み、鼻水、鼻づまりなどの症状がでます。

 

中耳炎

細菌が中耳に入ることにより膿が溜まり、炎症を引き起こす病気です。

※中耳とは鼓膜の奥にある部分のことを言います。

中耳炎には急性中耳炎と滲出性中耳炎の2種類があります。

 急性中耳炎

痛みを伴うことが多く症状としては、頭痛、耳の痛み、耳鳴り、耳垂れ、鼻づまり、めまいなどの症状があります。

中耳炎で頭痛が起こるのは、中耳炎による痛みを伝える神経と頭痛を伝える神経が共通しているためです。

 滲出性中耳炎

耳が聞こえにくい、詰まった感じがするなどの症状がり、痛みは出ません。

 

このように、頭痛には様々な原因があります。

今回は一次性頭痛の緊張型頭痛の症状の時に行うものを紹介していきます。

 

 

 

4、頭痛に使うツボ

百会【ひゃくえ】

場所・・・頭頂部の正中線上にあります。

両耳の穴を結んだ線と、体の真ん中を通る線が交わる少し凹んだ感じがする頭のてっぺんにあります。

 

触り方・・・指圧、もしくは束ねた爪楊枝で軽く刺激してください。

 

肩こりで紹介したツボも一緒にすることをお勧めします。

 

※片頭痛の場合は、血行を良くすると逆に頭痛がひどくなることがあるのでツボを押すなら百会だけにして下さい。

 

 

 

5、最後に

あくまで対処法になります。頭痛を起きにくくするためには、自分の頭痛がどのタイプで、原因と考えられるものは何かを知り、そこを改善していくことが頭痛を減らす近道になります。

 

 

松阪市のバキバキしない施術 てらだ鍼灸整骨院

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