股関節に痛みが出る病気とは?

2017年10月28日 : 腰の痛み

股関節に痛みが出る病気とは?

 

股関節の痛みで日常生活に支障をきたしている方は多いと思います。

外傷によるもの、原因がわからずに痛みが出てきたものなど股関節の痛みの原因は様々あります。今回は股関節に痛みが出る病気について、いくつかご紹介していきます。

 

 

 

 

 

目次

1、股関節に痛みが出る病気

1-2、変形性股関節症

1-3、グロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)

1-4、股関節唇損傷

2、治療法

3、最後に

 

 

 

1、股関節に痛みが出る病気

 

1-2、変形性股関節症

関節軟骨が様々な原因ですり減ったり、骨の変形が生じる病気です。

 

原因

股関節の疾患で臼蓋形成不全、発育性股関節脱臼、大腿骨頭すべり症、ペルテス病といった小児の股関節の病気がある方に発症しやすい傾向があります。

加齢に伴い発症することもあります。

 

症状

症状は初期、進行期、末期に分類されます。

初期

長時間の歩行時や運動後の股関の痛みや臀部、太もも、膝の痛み

進行期

痛みが慢性化し、歩行時の痛みや股関節の可動域が狭くなり、足の筋力も落ちてくる

末期

安静時でも痛みが出る、股関節が硬くなる。痛みがある側の足が細くなる。左右の足の長さが違う

 

 

1-3、グロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)

内転筋や腱の障害、腸腰筋の機能障害、スポーツヘルニア、恥骨に対する過度なストレスなどが原因で起こる障害や痛みの総称になります。

特にサッカーをしている方に多く見られます。

 

症状

動作時に鼠径部が痛む、太ももの内側から足の付け根が痛む、片足立ちで靴下を履こうとすると痛む、くしゃみや咳で痛む、睾丸の後方が痛む、子宮が付近が痛む

 

 

1-4、股関節唇損傷

股関節唇とは、骨盤側の寛骨臼を覆う軟骨で大腿骨を包み込む受け皿の部分のことを言います。股関節唇損傷とはこの部分に損傷を受けることを言います。股関節唇には神経が存在しているため痛みを生じます。

 

症状

靴下を履いたり、胡坐をかく、車の乗り降り、足を組むなど日常生活で股関節を深く曲げる動作の時に痛みや引っ掛かり感などの異常感覚がある

 

 

 

2、治療法

大きく分けて保存療法と手術療法があります。

まず保存療法から行います。保存療法には痛み止め、湿布、体操、理学療法、などを行います。

保存療法で効果がでない場合や日常生活に大きく支障が出る場合は手術療法を考えます。

 

 

 

 

 

 

3、最後に

股関節の痛みの原因には今回ご紹介した以外にもたくさんあります。股関節自体に問題があるものが多いですが、すべての方が手術をするわけではありません。股関節の痛みが出た場合は病院で検査をしてみて下さい。

まずは股関節自体に問題があり痛みが出ているのか、自分の体の状態を知ることも大事になります。

状態がわかれば対処法などもわかってきます。

股関節になるべく負荷をかけないことも痛みの緩和には大切です。体の歪み、歩き方、体の疲れ、体重管理なども股関節の負担にかかわってきます。

 

病院の保存療法と合わせて体の歪みやバランスなど、痛いところだけでなく体全体を調整してくれる治療院に行くことで股関節への負担を減し、痛みの緩和にもつながりますので利用することも考えてみてはいかかでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

松阪市のバキバキしない施術 てらだ鍼灸整骨院

0120405100

 

 

 

 


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